俺の想い出格納庫


最終更新日:2003.08.24

愛ある暴言(社会人は辛いよ)
 
江戸っ子気質 
 
 
 
 隣近所は皆兄弟!此処で出逢ったのも何かの縁!


 コレが全てでは無いが、俺(-_-)y-~が思い描く江戸っ子像の一部である。
 こういう気質の善し悪しは別の議論として、コレには「楽しい会話」「転がる会話」が付き物だと思う。皆さんにも概ね同意して頂けるのではないだろうか?


 先日、I田と回転寿司を食してた時の事である。
 後に江戸っ子と判明する見ず知らずの男(推定年齢42歳)が隣に座っていた。



 以下、交わされた会話を羅列していく。


(鴨肉の寿司を食してる俺(-_-)y-~に対して突然)

江戸っ子(以下「江」):「あのぉ、ちょっとイイですか?」

俺(-_-)y-~(以下「俺」):「(少々驚く)ハイ?」

江:「それは、鴨の肉ですか?」

俺:「ええ、そうですよ」

江:「オイシイですか?」

俺:「ええ、オイシイですよ」




 ………沈黙。




(イクラのタイムサービスが始まって、イクラを貪るI田と俺(-_-)y-~に対して)

江:「あのぉ、度々スミマセン」

I田(以下「I」):「ハイ?」

江:「イクラって、何語か知ってますか?」

I:「いえ……。お前(俺(-_-)y-~)知ってる?」

俺:「いや、知らない。…何語なんですか?」

江:「実は、ロシア語なんですよ」

I・俺:「へぇ〜〜〜」




 ………沈黙。




(再び何かで話し掛けられた後に)

江:「実は、東京から単身赴任で北海道に来てまして」

I:「あ、そうなんですか」

俺:「旅行だと思ってました」

江:「ええ。で、東京では誰とでも喋りながら食事するのが普通なんですよ」

I・俺:「はぁ、そうなんですか」




 ………沈黙。




(締めに厚焼き卵を食すI田に対して)

江:「寿司は”ギョクに始まりギョクに終わる”と云いますよね?」

I:「あ、そうなんですか」




 ………沈黙。




 ……こんな感じで「誰とでも喋りながら」とか云いながら、転がしようのない会話を散々ぶつけられてしまったI田と俺(-_-)y-~。


 ……I田も俺(-_-)y-~も悪くないよね??

 つーか、こんな会話の弾まない男を江戸っ子だとは絶対認めない!!



 この出来事に対して、「だからどうした?」と言われればそれまでだが、I田と俺(-_-)y-~にとって、あれ程苦痛な食事は後にも先にも無いと云う事を理解して頂ければ幸いです。

 I田にとっては、俺(-_-)y-~との食事自体が苦痛かも知れませんが(笑)。

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