最終更新日:2003.01.25
愛ある暴言(社会人は辛いよ) |
子供の憂鬱 |
最初に言っておきますが、この暴言に「愛」はありません。 その日俺(-_-)y-~は、とある店でYさん、Mさんと飲んでいた。「そろそろお開きにしますか」という雰囲気になった頃、その店に2人の男が入ってきた。会社の先輩Iさんと、後輩のM君。Iさんは、帰ろうとする俺(-_-)y-~を捕まえて、「もう少し俺らに付き合え!」と言ってくれました。…すっかり帰りそびれてしまった(涙)。 しばらくしてIさんが「次の店へ行こう!」と言ったので移動。IさんとM君がどれだけ飲んでるのかは知らないが、俺(-_-)y-~は次で5軒目。かなりフラフラ。 で、その時行った店で悲劇は起こった。 店は普通のスナック。時刻は既に午前2時を過ぎていた。 「いらっしゃいませ〜」 カウンター内には22歳くらいの女性従業員(「ママ」なのか?)が一人。奥の客席には、言葉は悪いが、いかにも頭悪そーな男性客が3人。 それはそうと、俺(-_-)y-~は驚いた。何と、カウンターテーブルの上に2歳くらいの女の子がポツンと座ってるではないか!一体どういうことなんだ??? IさんとM君(ココの店は「行きつけ」らしい)、それと女性従業員の会話を総合すると、どうやらこの女の子は、その女性従業員の娘らしい。へぇ〜、子供を常に自分の目の届く範囲に置いておこうって事? 随分立派な母親ですね(怒)。 つーか、その子泣きそうなんですけど? IさんとM君は、その子をあやしたりしている。でも残念ながらその子は全然嬉しそうじゃない。 俺(-_-)y-~は子供が大嫌いだし、それ以上に子供が俺(-_-)y-~になつかないので、俺(-_-)y-~は最初は放置してた。でも、その子が余りにも切ない表情をするものだから、可哀想になってつい話し掛けてしまった。 「大丈夫?」 「………。」 やっぱり子供は俺(-_-)y-~になつかない。 (注:ここからはかなり「手前味噌」な話になるので、気ぃ悪くしたらゴメン) 相変わらずその子は泣きそうな表情をしてる。ますます可哀想になった俺(-_-)y-~は思わず訊いてしまった。 「眠たいの?」 「………うん。」 ……やっと口を開いてくれた。 でも、眠たくて当たり前だよ。だって、午前2時だぜ? 「おウチ帰りたい?」 「………うん。」 ちょっと可哀想な事を訊いてしまっただろうか。この子は「帰りたくても帰れない」のだ。俺(-_-)y-~の中に段々怒りの感情が芽生えてきた。勿論目の前に居る、この子の母親である女性従業員に対して。 「………パパ。」 「え?」 「………パパ。」 その子は、突然「パパ」と言いながら店の奥の方へと視線を移した。店の奥には、例の頭悪そーな男性客が3人いる。……って、まさか、あの中にこの子の父親がいるのか? 「あそこにパパがいるの?」 「………うん。」 我が子を放ったらかして、自分は友達と酒盛りですか。 随分立派な父親ですね(怒)。 「パパのところに行きたいの?」 「………うん。」 その子は、俺(-_-)y-~が「おいで」と両手を広げるポーズをとると、俺(-_-)y-~を信頼しきった表情でヨチヨチと歩み寄ってきた。俺(-_-)y-~は迷惑も顧みず、その子を抱いて父親のところへ連れて行った。 案の定、「父親」は迷惑そうな顔をした。でも、気持ちはわかるが、俺(-_-)y-~はあんな悲しそうな表情の2歳くらいの子供を放置できる程器用じゃない。 「父親」は、いかにも面倒臭そうにその子をあやしながら、ソファに寝かしつけた。そして何事もなかったかのように再び友達と談笑し始めた。 おウチの布団ではなかったが、とりあえずその子は眠りにつく事ができた。よかったね。 しかしそれもつかの間、Iさんが俺(-_-)y-~にとんでもない命令をしてきた。 「○○(俺(-_-)y-~)!カラオケ歌え!!」 ……子供が寝てる横でカラオケ? 俺(-_-)y-~は断った。でも、酒で完全に目がイッてるIさんは許してくれそうもない。俺(-_-)y-~は一体どうしたらいいんだ?すると、カウンター内の「母親」と、客席にいる「父親」がとんでもない暴言を吐きやがった。 「ああ、この子こーゆーの慣れてるから全然大丈夫!気にしないでどんどん歌って♪」 ……お前ら、それでも親か? と、カッコイイ事を言いながら俺(-_-)y-~は結局歌ってしまった。あの子には本当に申し訳ないと思っている。それにしても、この両「バカ」親の暴言は、俺(-_-)y-~が今まで聞いた暴言の中でも間違いなくトップクラスだ。お前ら、親の資格無し。 それと、IさんとM君。松浦亜弥の歌を全く知らなかった俺(-_-)y-~を「オヤジ」扱いした事は暴言にカウントしないから、 カラオケを歌った事は俺(-_-)y-~と一緒に詫びてくれ。 |