俺の想い出格納庫


最終更新日:2004.10.11

愛ある暴言(社会人は辛いよ)
 
優しい上司 
 
 

 以前、俺(-_-)y-~の上司だったSさん(元 S課長補佐)。
 人間関係のいざこざに振り回されて、身も心もボロボロだった俺(-_-)y-~を救ってくれた、命の恩人(大袈裟?)です。

 残念ながら今は上司部下の関係ではありませんが、係長・係〜課長補佐・係の間柄だった当時は蜜月の関係を築いておりました(笑)。

 そんな時代の笑える小話を。



 S課長補佐と俺(-_-)y-~で出張へ行く事になった。行き先は結構遠い。

 この時は会社でリースした車で行く事になったのだが、当然年下であり部下である俺(-_-)y-~が運転する事にもなる。

 しかし、俺(-_-)y-~が運転を極度に苦手としてるのは社内でも有名な話。俺(-_-)y-~が入社一年目の仕事始めの日、社長訓辞で「くれぐれも交通事故には気を付けるように」と言われた直後に事故を起こし、社長に大目玉を喰らった事件を知らない人は居ない。

 加えて俺(-_-)y-~は、運転中に眠くなる癖がある。自分のペースで走られないと、どうしても瞼が重くなってしまうのだ。


 …そんなだらしない俺(-_-)y-~の事を心配してくれたS課長補佐は、出張先での会議が終わって帰路に着く時、俺(-_-)y-~に優しく声を掛けてくれた。


 「○○(俺(-_-)y-~)。疲れたら運転替わってやるからな!」


 俺(-_-)y-~は、S課長補佐の優しさに感激(単に俺(-_-)y-~の運転自体が怖かっただけなのかも知れないが)しつつも丁重にお断りして、出発した。









 …出発して10分程過ぎた頃だろうか?助手席からおかしな音が聞こえてきたのは。




 ……zzzzzz   ……zzzzzz




 「運転替わってやる」とまで言って下さったS課長補佐、思いっ切り居眠りしてるじゃありませんか!!!

 S課長補佐の優しい言葉に甘えなかった事が如何に正解であったかを大いに実感しつつ、いつも以上に気合いを入れて会社までの長い道のりを運転した俺(-_-)y-~なのでありました。

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