俺の想い出格納庫


最終更新日:2002.12.26

ラーメン大好き!!
 
混雑した店で起こった喜劇
 
 
 人気店というのは時刻を問わず混雑しているものです。そこには

「並んででも食べたい!」
「待ってでも食べたい!」

という、ラーメンが好きでたまらないお客さんの熱い想いが込められてるのです。

 しかし、中にはそんなお客さんの想いをズッコケさせるような暴挙をブチかます面白い店も存在します。ここでは、そんな「愉快な店」を紹介します。
 このようなお茶目な店が一軒でも多くなる事を願ってます。……あ、モチロン「味もヨシ」じゃないとダメですがね。


 ある日俺(-_-)y-~は、ラーメンの点数表を持ってきた挙句自分も含めた3人を地獄へと叩き落したI田(『頓挫したラーメンツアー』参照)と2人でラーメンを食べに行った。この2人で昼飯を喰いに行く時は大抵スロットを打ちに行ってる時だ。それ以外は殆ど有り得ないのが嬉しくも悲しくもある所だ。

 I田は、俺(-_-)y-~にとってスロットの「第二の師匠」である(なぜ第二なのか、誰が第一なのかは後日)。当然、実戦店もI田任せで決める事が多い。この日もI田オススメの店で打っていたのだ。

 で、昼飯時。大体俺(-_-)y-~の方が先に空腹を訴える。しかも俺(-_-)y-~は、一旦空腹を感じると我慢が出来なくなる。更に俺(-_-)y-~はいつも大量に喰う。


 俺(-_-)y-~のあまりの大食い振りに、I田はいつだったか俺(-_-)y-~に

「お前とメシ喰うと、釣られてつい食べ過ぎちゃうからイヤだ」

と言ってた。以来、I田とスロットを打ってる時はメシに誘い難くなってしまった。だが、そうは言っても俺(-_-)y-~の空腹は収まりそうも無い。恐る恐るI田に誘いの言葉を掛けると、


「お前がBIG引いたらな」


との返事。さすが俺(-_-)y-~の師匠。俺(-_-)y-~のヒキの弱さを理解している。


 しかし、俺(-_-)y-~は意外にもすぐにBIGを引いてしまった。メシ確定!ここでメニューがI田の希望によりラーメンと相成った訳である。



 目的のラーメン店は、どんぶり投げ付けで御馴染みの某チェーン店(『混雑した店で起こった悲劇』参照)。例のクソ店主とは違う場所なので、まあイイでしょう。味自体は嫌いじゃないし。
 まさに昼飯時だったので店は結構混んでる。だが、店員がイライラする程ではない。注文してから出来上がりまでの時間も標準的。では、いただきましょうか♪

 いつもなら、I田が先に食べ終わり、ノロマな俺(-_-)y-~がダラダラ喰い続けてるのが定番なのだが、なぜかこの日は俺(-_-)y-~が先に食べ終わった。I田のどんぶりには、まだたくさん麺が残ってるような雰囲気だ。

 待ってる間、どうも腹が満たされてない俺(-_-)y-~は、いつもは飲まない汁を飲み干してしまった。I田だけ大盛りにしたワケでもない。やはり俺(-_-)y-~に合わせてくれただけでホントは腹減ってなかったのだろうか。それにしても、どうもオカシイ。






 店を出て、I田が俺(-_-)y-~に一言。

「お前、量少なくなかった?
 俺、すんげ〜多かったぞ!」



 …やはりそうだったか。気のせいじゃなかったのだ。



 店員が麺の配分を間違えて出しやがった。



 学生時代に、Y山が友達数人でラーメンを食べに行ったときの体験談を思い出した。ある奴は


 「喰っても喰っても無くなんねぇ〜!」


 またある奴は


 「ふた口で無くなった〜!」

と、情けない声を出してたそうだ。その話を聞いた俺(-_-)y-~もI田も大爆笑したものだ。それがまさか自分達の身にも起こってしまうとは……

「ラーメン大好き!!」の前で並ぼう。
料理で迷った時は初心へ帰ろう(つまりトップページへ帰ろう)