最終更新日:2004.02.29
ラーメン大好き!! |
マズい店の定義 |
またまたI田にヤラれました。 どうしてヤツはこうも俺(-_-)y-~を叩き落としてばかりいるのでしょうか? 冒頭から愚痴って申し訳無い。I田に二週連続でマズいラーメン店に連れて行かれたので、少々トーンダウン気味。 まずは、一週目の店から。 コレは日記にも書いたので、そのマズさは既に伝わってると思う。 問題の「お茶」であるが、俺(-_-)y-~は迂闊にも一口飲んでしまった。I田は、冷静に危険を回避した上で、既に経験済みであるこの店のラーメンのマズさを踏まえて… 「このお茶、先制パンチだよな?」 俺(-_-)y-~は、ラーメン店では出来れば笑いたくない。I田はいつも俺(-_-)y-~のささやかな願いを打ち砕くべく笑わせてくれる。 しかし、ソレ以上にラーメンの味が俺(-_-)y-~を笑わせてくれた。醤油味を食べたのだが、お茶同様何味なのかが解らない。ただひたすらしょっぱさとくどさだけが舌に残る。「頓挫したラーメンツアー」で紹介した店のマズさには及ばないモノの、別な意味でコレを超えたような雰囲気を醸し出してる。 マズいのはラーメンだけではなかった。I田は、俺(-_-)y-~にラーメンを喰わせておきながら、自分はチャッカリと炒飯を食ってた。 しかしその炒飯も、I田曰く「只の脂飯」だったそうです(笑)。 この時、I田(嫁)は家でヌクヌクとしてました。問題の店が休みだったら、気を取り直して3人で別のウマい店へ行く事になってました。つまりI田(嫁)は、最初から逃げてたワケです。この卑怯者め(爆笑)。 続いて二週目の店。 色んな意味で話題になったモノの、所謂「過去の店」である(コレも日記参照)。 一週前の店が余りにも強烈過ぎた事と、単純にこの店の味とを総合すると、それ程マズいとは感じなかった。まあ、「喰って喰えなくもない」ってのが単純ながら正直な感想。 それよりも、この店の伝票がなかなかイイ味を出してた。
左から順に ・みそチャーシュー ・とんこつ ・しお ・ギ ………「ギ」って何? 何の事は無い、普通に餃子の「ギ」なのだが、この何とも言えない伝票は3人全員のツボに嵌り、哀れ写真にまで撮られてしまったワケである。 だがしかし、「もう一度行くか?」と訊かれると、「イヤです」としか答えようが無い。 つまり、マズい店とは「(味の面で)二回目は無い店」の事を指すのである。簡単に気付ける事のようで、俺(-_-)y-~は気付くのに此処までの長い年月を要してしまった。 ただ単純にマズいだけの店なら、簡単に「マズい店」で片付けられる。しかし、深い意味での「マズい店」とは、ソレだけではないのだ。 身の回りにあるラーメン店をよく見てみよう。 ・特別マズいワケでもないのに、何故か一度しか行った事のないラーメン店 ・一度行ったきり、気が付くと閉店してた新進気鋭のラーメン店 ・流行ってはいるモノの、一見さんだらけのラーメン店 こんな店は無いだろうか?これらの店はアナタにとって、俺(-_-)y-~の「一週目」や「頓挫」のラーメン店と同じ部類なのである。 特に最近目に付くのは、如何にも新進気鋭の若店主が気合い充分で新装開店するラーメン店の早期閉店。 新参だけに、確かに如何にも研究を重ねた味ではあるが、何故か常連客が付かない。コレこそが「マズくは無いんだけど、二回目は無い味」そのものなのである。 解りづらくて申し訳無いが、言葉の意味だけの「マズい」だけが「マズい店」では無い………と云う事なのだ。 しかし……どうしても解決出来ない疑問が一つだけ残ってる。 「冒頭で紹介した一週目の店が、なぜツブれないのか?」 別にツブす事を推奨したりしてるワケでは無いのだが、アレだけ言葉の意味通りの「マズいラーメン(炒飯もマズいが)」を作り続けてて、よく経営が成り立つモノである。 I田が推理した「ツブれない理由」は、 「隠れファンが居るから」 「数年前に祖父が死に、たまたま祖父が持ってた山を受け継ぎ、 それを売った金で道楽でやってるから」 だそうだが、それをカバーして余りあるマズさである。 店主に是非経営の秘訣を訊いてみたいモノだ。 |