俺の想い出格納庫　ラーメン大好き！！　暖簾は語る

「お前（俺(-_-)y-~）からは、
　ウマい店を教えて貰った事は一度も無い！」

　日々こんな事を言ってるＩ田から、ついにウマいラーメン店を訊き出す事に成功した。

　……Ｉ田よ。いつもスマン。

　そんなワケで、早速案内してもらう事にした。

　事前に教えてもらった情報によると、「塩」がウマいらしい。と云うのも、とある遠い所から取り寄せた（？）貴重な塩を使用してるそうだ。う～ん………ムダなコダワリのニオイがする………（笑）。Ｉ田、大丈夫なのか？？

　清潔感があり、それでいて飾らない店内。上記の貴重な塩に関する能書きが店内に貼られてはいるものの、どこか宗教臭が漂う他店のソレとは程遠く、非常に好感が持てる雰囲気であった。ウラを返せば「店主の気がソコまで廻らない」だけなのかも知れないが。

　で、お味は？？

超ウマかった♪

　自己主張が強い割には飾り気の無い塩味が、ダシの旨味と見事に調和し、そしてソレに絡む細いストレート麺がコレまた絶妙！！（ありきたりな感想で申し訳無い）

　ハナシは変わって……。

　北海道のラーメン店（もちろん、全ての店が…という意味では無いが）の特徴として、「その店へ麺を卸してる製麺業者が、店に暖簾を贈る」と云うモノがある。暖簾の脇に、「○○製麺（株）」などと書かれているのがソレ。

　今回、Ｉ田に案内してもらった店の暖簾も、御多分に漏れず製麺業者から贈られたモノだった。

　なぜ、急にそんな事を言うのかって？

　案内してくれたＩ田には申し訳無いのですが、実は俺(-_-)y-~、その暖簾を見ただけでどんな味のラーメンが出てくるか大体想像付いてしまい、そして出てきたラーメンは、ほぼ想像通りの味だったのです。ウマいのは確かにウマかったのですが、せっかくのワクワク感が萎えてしまったのが非常に残念でした。

　お題は「暖簾は語る」ですが、正確には、「暖簾（に書かれた製麺業者名）は語る」……ってトコでしょうか？

　たまには、その製麺業者の麺からは想像も出来ないような驚きの味（マズいのはダメだが）が出てきてもイイだろう、と思うのは俺(-_-)y-~だけなのか？

　余談ですが、文中で「店主の気がソコまで廻らない」と書きましたが、コレも「店主は語る」と言えるでしょう。自信無さそうに作業を進める店主と従業員。動作に全く余裕がありませんでした。何だかアレを見てると、次に食べに来た時は味が変わってるのではないか？？……と思ってしまう程でした。出しゃばったり威張ったりしない程度に、もっと堂々として頂きたいモノです。