俺の想い出格納庫


最終更新日:2003.08.03

ラーメン大好き!!
 
お客様は(死)神様です
 
 

 「お客様は神様です」などとよく云うが、コレは、あくまでも店にとってのハナシであって、客が好き勝手な言動を執ってもイイという意味ではない。その意味では、「死神」のような客が現れた。


 いつものラーメン店で、朝昼兼用の食事を摂ってた時の事。

 ラーメン本(又は観光ガイドブック)を片手に持った、いかにもライダー風の男が店へと入ってきた。

「こんにちは〜!!」


 礼儀が正しいというのはイイ事だ。



 早速店員が注文を訊こうとする。すると、今の今迄「さわやかな青年」だったこのライダー、途端に「極悪人」へと豹変する。


「この店で一番出てる味を下さい!」



 その時店内に居た、店長・店員・俺(-_-)y-~の三人が心の中で

「出て行け!!」

と叫んだような気がした。少なくとも俺(-_-)y-~は叫んだ。



そんな失礼な注文の仕方が有るか!!


 その店員。思いっっ切り顔をこわばらせながら、

「ウチの店、(味噌・塩・醤油が)万遍なく出てるんですよ」

と答える。う〜む。この辺の切り返しは流石である。




 しかしその極悪ライダー、更に己の極悪度を上乗せする。




じゃあ辛味噌叉焼を下さい!」




「じゃあ」って何だよ!?

 俺(-_-)y-~は、手元にあったビール瓶で、このバカライダーの頭を思いっっ切りドツいてやりたい衝動に駆られた。



貴様にラーメンを喰う資格は無い!失せろ!!

「ラーメン大好き!!」の前で並ぼう。
料理で迷った時は初心へ帰ろう(つまりトップページへ帰ろう)