トップエーイとの対話

1 友との再会2 過去世の記憶3 内は全てを知っている4 必要な記憶 5 死にたい… 6 選ばれた本 7 自然の摂理8 最高の幸せ!9 (無題) 10 みなさんの感想・意見−その111 みなさんの感想・意見−その212 レイさんとの表の対話


自然の摂理

その日、彼女と初めて出会ったのは、
この駅の改札を出たところでした。

その時の、どんの印象について、彼女に聞いてみました。
これは、彼女の内からの指示です。

「どう感じた? 正直に感じるままに言ってみて!…」

しばらく間があって…

「この人なの…?」

これには、少し軽蔑した意味が含まれています。
また、「期待外れ」 という気持ちの現れでもあります。

しかし…

これは、普通のことです。
「見た目で受け取りがち」 ですからね。

彼女だけでなく、誰もがそういう部分はあると思います。
どんも、立場が変われば全く同じはずです。

「じゃあ…、
もし、あなたが目が見えない人だったら、 どんな印象?」

「あぁ……」

どんの質問の意味を理解したようでした。
肉体の目に映るものからの、その影響について、
これが最後の課題でした。

どんは、どうやって帰ったらいいのか、よく分かりません。
現実の彼女の表に助けを求めます。

彼女は、切符を買うところから、ホームまでの案内、
乗り換えの駅などを丁寧に教えてくれました。

どんの帰路は、各社の鉄道が入り混じっていて、
とても複雑怪奇だったんです。(笑)
地元の人ですら戸惑うことがあるようです。

ここに来るときも、かなり苦労しました。(笑)

我々は、ホームに出て、電車に乗り込みます。
彼女は、入場券のつもりで一番安い切符を買ったと話していました。
乗り換え駅まで一緒に行ってくれるつもりだったようです。

2人が乗り込んですぐ、どんは言いました。

「ここで別れよう…」

この台詞は、彼女の内からの指示のようでした。
もう少しだけでも、一緒にいたかったんですが…(笑)
彼女は降りて、どんと向き合います。もう時間はわずかです。

「うちの、子供達が訪ねて来たら…、よろしく…」

「はい…」

「今日の出来事は、誰にでも自由に話して構わないよ…」
「でも、無理せずに、そういう気持ちに、自然になれたらでいい…」

「まぁっ…、今日のことは、長野から変なオジサンがやって来て、
変な話をしていった…、ということにしようね…」

彼女は笑いながらうなずきました。

「じゃ…、元気で…」

…と言って、彼女の手を握ろうとしたら、
ドアが閉まってきて、その手が払われてしまいました。(爆笑)

「ああーっ…」(大笑)

その時、入口付近には数人の人がいましたから、
「きっと聞こえていたんだろうなー … 我々の話は…」
…と、恥ずかしくなりました。(苦笑)

ここで、ちょっと説明します。

「うちの子供達…」 というのは…

彼女が結婚して子供が産まれたときに、
彼女がその子につけたいという名前と、
我が家の三女の名前が一致していたこと。

それと…

その娘の弟である、うちの一人息子の名前が、
その名前と関連していて、「鍵」 のような役目をしていました。

しかし、その時の我々には、そういう深い意味は、
何も分かりませんでした。

これについては、
どんから彼女への、メールの返信で詳しく出てきます。

我々は、とても楽しい時間を過ごすことができました。
彼女も、喜んでくれたようでした。

その日の夕方、さっそく、
彼女はメールを発信してくれました。

このメールの公開は、彼女の承諾を得ています。

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どんさん

今日は ありがとうございました。

ふしぎな、なつかしい、うれしい、

かなしい、ほっとする、くるしい、、、

べつに言葉にしなくてもいいんですよね、

でも貴重な感覚を感じとおしの一日でした。
まだ自分の中ですべてを処理しきれていない、

このまま 今日の日が夢だったのかしら、
と思うようになるのかしら、
本当に夢だったのかしら、、、

そんなことを感じています。

でも、あの本、あれは やっぱり ちゃんと選ばせてもらっています。
親の子供への永遠の愛、子供の成長と、父親としての愛、
愛の永遠性みたいなものがテーマなのですが
どんさんから 今日の わたしへの贈り物みたいな本です。

この本を見ると、ああ夢じゃないよな、と思います。

どんさん、本当にありがとうございました。
わたしのがんこさで疲れさせてしまってごめんなさい。
でも本当に楽しい一日でした!

これからも まだまだ いろいろありそうですが
頭で考えすぎない、もっと自然に、内の声を聞けるように
そんなふうにして今を大切にしたいなぁ。

そう思います。

それではまた!

レイ(仮名)

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感激というもは一時的なものですから、その一瞬が過ぎれば、
それは思い出として記憶されるだけになります。
そして、ある時、その必要に応じて、その記憶は思い起こされます。

我々の過去世での記憶を取り出すことは、
その時の我々には必要なもののようでした。

今、内から伝わって来るものをそのまま書きます。
(注意 ・ 「今」は、4月5日、その日から16日後です)

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私達は、どんの背景として、あなたに伝えます。

背景には、あなたも含まれています。あなたの総合的な意識です。
つまり、この背景は、「内側の本来の自分」 ということです。

私達は、あなたが彼女に会うことについて計画してきました。
それは、あなたを含めた私達と彼女の背景との連携によるものでした。

私達 背景は、あなたの地上での活動を支援してきました。
それは、あなたの地上的な物欲を満足させるために
私達は協力したわけです。

つまり、私達は、あなたが 「内と内との対話」 をしたいという
欲望に応えたわけです。物欲は、形のあるものだけではありません。
形を呼ぶことになる欲望も物欲と言えます。

あなたは、彼女という物質の肉体を引き寄せるという欲望を抱いた
わけです。しかし、もちろん、あなたの表では、その意志は全く
感じてはいませんでした。

そして、その欲望は満たされ、あなたはその結果に満足しました。
また、彼女もあなたの欲望に対して応えたことで、彼女にとっても
この出来事は貴重なものになりました。

しかし、彼女にとっては、あなたは必要なものではありません。
彼女が必要だったのは、あなたではなく 「自分の内」 だったのです。
つまり、自分の内を意識できさえすれば、その方法は何でも
よかったわけです。

私達背景と彼女の背景とで、一番問題になったことは、
あなたが 「証明」 を欲しがっていることでした。

「証明は必要ない」 というのが我々背景の一致した意見です。
しかし、あなたは、それに納得しませんでした。
地上に物欲的な肉体を持つ者にとっては、それは当然のことです。

(説明 ・ 「我々」 というのは、どんと彼女の両方の背景のことです)

そこで、我々が特別に計画をすることになりました。
それは、あなたが証明を求めていることに、ほんの少しだけ応じて、
後は、我々背景が全てを取り仕切る。というものです。

あなたは、我々 背景の指示で確実に動いていました。
彼女の背景も、完璧に彼女に指示を伝えられました。
それは、あなたを通じて、彼女の肉体の耳に伝えたわけです。

我々、彼女とあなたの背景が、次に計画していることがあります。

次の計画を、今、ここで明らかにするのには大きな理由があります。
それは、あなたが、これ以上、彼女と直接接触させないためです。

彼女を、これ以上、霊的な世界に入り込ませるわけにはいきません。
彼女は、あなたとは違う目的を持っているからです。

これから、あなたに伝えることは、実に簡単なことです。
しかしそれは、とても大きな、あなたの仕事になります。
それが、あなたのためであり、彼女のためでもあります。

その計画は、今、ここから始まります。

今後、彼女と内同士での対話はしません。
これは、「直接会ってはいけない」 ということです。
表だけの対話は一向に構いません。

あなたは、今後も 「内と内の対話」 をしたいと願っています。
それは、あなただけでなく、私達背景の願いでもあります。
ですから、これは全く問題ありません。

あなたの気の向くままに、感じるままに動くことで、
それは自然のうちに実行されます。

計画はそれだけです。

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この話は、簡単に言えば…

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彼女と会っては駄目。
他の人達と「内と内との対話」が、どんの仕事。

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ただそれだけのことですね!(苦笑)

気持ちが通じた相手とは、友達として会いたくなるのは
極普通のことですが、彼女については、「それは駄目!」
というのですから、これは、ちょっと辛い、悲しい話ですね。

それに、「不自然」 です。
どんは、別なHPでも書いてきました。

「とにかく、自然に、感じるままに動くだけ、ただそれだけで十分」

…と言わされてきたことと矛盾しています。
ですから、反発しています。(苦笑)

しかし、それが彼女のためなら、そうするべきだと思います。

あれから、あの出来事の延長としての過去世の記憶が、
どんの目の前まで 「大きな塊」 となってやって来ました。
しかし、それは押し返しました。(笑)

それを受け入れる器は、
今の自分には無いことが分かり切っていたからです。

その時の記憶を、あれ以上に取り出しても、それは、
どんにとっても彼女にとっても障害になるだけです。
それが自分でも理解できるようになりました。

もし、また彼女に会えば、もっと沢山の記憶が
呼び戻されることは確実だと思います。

しかしそれは、現実と遊離したものですから、
それによって、かえって、彼女とその周辺を、
ますます不調和にしてしまう可能性があります。

人間が、自然のうちに、自然に交流するのは
当たり前のことではありますが…

その 「当たり前」 のことでも、一方的な欲望からのものは
「不自然」 なものとして実行されないような 「摂理」 が働くようです。

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みなさん方とも、「内と内との対話」 をしたいと思っています。

対話には、霊的な現象は不要です。

レイさんとの対話は、あのような形をとる必要があったのですが、
これは特別な例であって、内同士の対話が、全てこうなるわけでは
ありません。
むしろ、そういうことは全く無いと思って頂きたいと思います。

どんが、みなさんに伝えたいことは…

「内と内は、自然のうちに完璧に意志を伝え合っている」

ということです。
しかし、人間は、そのことを忘れかけています。

肉体から発する言葉は、その内と内との交信状況について、
表面意識で確認するために使われるのが、本来の姿です。

しかし現実は、言葉だけが先行してしまい、
内は、その修正に追いついていけない状態になっています。

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(続きます)


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