2005年4月 採集画像日誌




4月3日  Fontainebleau

[道路標示] 2週連続フォンテーヌブローへ。春の進行ぶりはどんなものだろう

[ブナの芽] さすがにブナの芽はまだ固いままだった

[コルリ幼虫1] ならば材の様子を見よう。ところが相変わらず見つかるのは幼虫ばかり

[コルリ♂裏] お、ようやく成虫。生きているのか?

[コルリ♂1] ほっ、生きていた。トウカイコルリに似た緑色だ。♂で緑色はめずらしい?

[コルリ幼虫2] うーん、またまた幼虫地獄にハマる。まるまるとした3令が多い

[コルリ♂2] よっしゃ、2頭目の成虫。また♂だけど、これは普通のブルーメタリック

[コルリ♂3] しばらくして、また♂(ピンボケ)。ようやく3頭目

[空の蛹室] こういう空の蛹室が目立つ。成虫がいたんだろうなぁ

[コルリの脱出孔] コルリの産卵痕の下に、脱出孔とおぼしき円い穴

[脱出孔の断面] これが脱出孔の断面。蛹室からしっかり脱け出ている

[ブナの森] 今日は快晴。ブナの森への春の訪れ

[樹種不明の新芽] 樹種不明の新芽も出ている。探したけれど、コルリは飛んでこない

[コルリ3♂] 今日の収穫の3♂。右が1頭目の緑色の個体

[バルビゾン村の家] 帰りがけのバルビゾンの村は、早春から春たけなわへ


4月10日  Bois de Boulogne

[ブローニュの森の賑わい] 日曜の午後、パラレリ成虫材採を目的に、人で賑わうブローニュの森へ

[材1] すぐに格好の材が見つかる

[パラレリ幼虫] ほら、パラレリの幼虫達がいた。成虫はいないかしらん

[パラレリ蛹室1] ポコっと蛹室が空いて、黒光りが見つかる

[パラレリ♀] ピカピカの♀だ

[材2] こんどはこの材。この辺りは湿っている材が多く見つかる

[大きめの幼虫] すると、うん? 食痕が太いと思ったけれど・・・

[ミヤマ幼虫1] ミヤマじゃん!? このサイズの幼虫を見るのはフランスに来て初めてだ

[ミヤマ幼虫2] また、いた。地中の材じゃなくてもあっさり見つかるものなのか!?

[ミヤマ幼虫の顔面] ミヤマ@パリ産。飼育用具もないし、2頭ともリリース

[パラレリ蛹室2] また別の材。パラレリの♂も出しておきたいけど、これはまた♀

[パラレリ蛹室3] これはどうだ?

[パラレリ♂] よしよし、極小個体だけど、♂も出てくれた

[ミヤマ幼虫が見つかった場所] ミヤマ幼虫が見つかったのは、人通りの多い道から近い、開けた林の中

[ミヤマ幼虫のいた林] 道から写したその林。こんなところにいるなんて、もしかしたらミヤマも普通種?


4月17日(早朝)  Bois de Boulogne

[ミヤマ材] 先週ミヤマ幼虫が出た材。その下を掘ってみたが、固くてダメだった

[パラレリ♀] すぐそばで、パラレリ材が見つかる。早速、♀が出た

[パラレリ♂♀] これは♂♀ペアで越冬していたところか

[パラレリ♂] 別の材で♂。生態はコクワと似ているが、乾燥気味の材にはまずいない


4月17日(午前)  Fontainebleau

[フォンテーヌブローの森] 天気が良かったので、家族でドライブ。ちょっといつもの森へ様子見

[ブナの固い芽] 11:30amで気温は12度と低い。ブナの芽は全般的にまだ固かったが…

[開き始めた新芽] 開き始めている新芽もある!

[ジョウカイボン?] これにはちょっとドキッとさせられた。ジョウカイボンか(ピンボケ)

[ブナ林] これから新芽がどんどん開いていきそうだ。さて、コルリは翔ぶのか?


4月23日  Bois de Boulogne

[チョウ] 近場で昆虫観察。初めて見るチョウだ。ツマキチョウに似ている?

[ヒカゲチョウ] これはヒカゲチョウの仲間か。羽が欠けている

[カメムシ] 所かまわず、材さえあればやたらに見られるカメムシ(の幼虫?)

[テントウムシ] ナナホシテントウ・・・、あれ?ホシの数が足りない・・・


4月29日  Bois de Boulogne

[若葉のブローニュの森] 海外出張から帰還。陽気に誘われて若葉のブローニュの森へ

[材1] 最高気温が20度を超えるほど暖かくなっていて、ブナはどれも既に葉が全開

[パラレリ幼虫] 小さなハナムグリ(Valgus hemipterus)。ナラ材の中でよく出くわす

[パラレリ蛹室1] 小さなコメツキムシ(ピンボケ)

[パラレリ♀] 小さなゾウムシ

[材2] 色鮮やかな赤い甲虫。カミキリではなく、アカハネムシの一種らしい

[大きめの幼虫] 体長は20mmに満たない


4月30日  Giverny

[一面の菜の花] 家族でパリ近郊のGivernyへドライブ。春爛漫の風景

[シジミチョウ?] Zephyrusらしきチョウの撮影は失敗。これはヒカゲチョウの仲間(Coenonympha pamphilus)

[カミキリ?] カミキリの一種かと思ったら、ジョウカイボンの一種のようだ(Cantharis rustica)