7月1日 Ranelagh (Paris 16e)
なんと、オフィスへ歩いている途中で拾ってしまった。御蔵島?
翌早朝に撮った、拾った場所。付近一帯で二匹目のどじょうを探したが無論甘くはない
7月2日 O町 (15km south of Paris)
再びOrsayへ街灯回り。前回お世話になった店の周りには、今宵はいない
住宅街を捜し歩いていると(ほとんど不審者)、少し大きめの♀
こうして画像で見ると、飛んできたばかりなのか、鞘羽が完全に閉じていないのが分かる
次いで、♂。しかし、残念なことに文字通り虫の息
小さい個体で、鞘羽が少し変形している
これは、既にご臨終後の♀
この♀はちゃんと生きていて、足をバタつかせている。早速、救出
先の店の周りに戻って丹念に探すと(本当に不審者)、少し離れた歩道の縁石に…
これも♀。ユーロミの季節は6月が旬と聞くので、早くも季節の終わりかけかも
7月4日 Bois de Boulogne/O町 (15km south of Paris)
米国留学中の初対面のtm氏と採集へ。気温が低い(15℃)悪条件の下、パラレリ1♂2♀♀
ミヤマには残念ながら出会えなかった。昆虫との出会いは天候に左右されるものだ
7月10〜14日 Voyage (Limoges〜Bordeaux〜la Rochelle)
国内旅行に出るが…
採集の機会はなし
フランス南部は、平地は森が少ないように見える
こんなもの売ってたけど、これってもしかしてクワガタ?
7月15日 O町 (15km south of Paris)
気温の高い夜、10日以上ぶりの虫取りに出る。Orsayへ街灯回り
ミヤマはもう終わっている感じ。最盛期はやはり6月のようだ。来年は出遅れないようにしよう
1頭だけ見つけた♀の死骸。路上には他に甲虫の影はなく、ミヤマだけ落ちている不思議
と思っていたら、パラレリ♀を発見。街灯に飛来したパラレリを見るのは初めてだ
7月16日 A la maison
パリの昆虫標本店で買ってみた虫ピンの包み。フランス製のようだ
試しに3号針を買ってみたが、志賀3号より太めで黒い有頭針
これは標本箱。24cm×47cmほどの大きさで、画像のように開くタイプ。
7月17日 O町 (15km south of Paris)
雷雲が近づき、月が隠れた夜。今季最後の街灯回りと思いながらOrsayへ
今宵は蛾や小さな虫が結構飛んでいる。ここは以前最初に♀を見つけた住宅街の街灯
いた!
小ぶりながら、久しぶりの♂(47mm)。左前肢の符節が欠けているのが惜しい
たった1頭だけど、月がなく湿度の高い夜は古今東西やはり狙い目のようだ
7月20日 A la maison
なんとmm氏から産卵木と微粒子マットが届いた。早速ヨレヨレの3♀をセット。果たして?
7月24日 Bois de Boulogne
久々に20℃を超える夜。近場のポイントへ。でも、パラレリすら少ない
お、カシワの老木の根元にノコギリカミキリ?(Prionus coriarius ♂)がいた
初採集。動きが恐ろしく速いのと、捕まえると鳴くところは日本のものと同じだ
前胸がザラついているので、ニセノコギリカミキリに近いかもしれない?