参考: 茨城県について
 

 関東平野の北部に位置するここ茨城県には、我が国屈指の農業地帯が広がっています。北海道・鹿児島県に次ぐ第3位の農業県として、穀物・野菜・果実などが実に豊富で、メロン、レンコン、栗、ピーマン、カリフラワー、白菜、エシャレット、みずな、チンゲンサイなどの生産量は全国第1位を誇ります。

 人口は、最新の統計(令和410月)によれば約284万人で全国第11位、面積は6,097平方`bで第24位、県内総生産は全国第11位で県民所得は第10位と、中核的な県としての地歩を固めています。ただ人口は、ここ20年で12万人減少し、かつ少子高齢化が少しずつ進行中のようです。しかし高齢者近住率(子どものある65歳以上の人で、子どもが同居もしくは近隣に住んでいる人の割合)は74%と、山形・福井に次いで第3位とのことです。一方面積は、港湾施設などの拡充などで、毎年ほんの少しずつですが増加しているようです(ここ7年で計0.4平方`b)。

茨城県の県章
 茨(いばら)はバラ科の植物。渦巻き型の県章は、開き
 始めのバラ(県花)の蕾をイメージしたもの。
    
県の木はウメ
    県の花はバラ
    県の鳥はヒバリ


 少し意外なのは、インタネット利用状況が東京・大阪・神奈川・京都に次いで第5位と、上位に位置すること。つくば学園都市の存在を考えれば、当たり前と言えば当たり前かも知れません。また、住宅敷地面積は1住宅当たり395平方bと全国第1位(2位山形、3位岩手、4位秋田)。さらに道路実延長は55,363`bと、愛知を抑え、断トツの北海道に次いで全国第2位。1,000人当たりの自家用乗用車数は688台と、群馬に次ぎ第2位(第46位大阪、第47位東京)とのことです。

 しかしながら茨城の知名度(魅力度)は、平成最後の7年間、全国でも最下位ということでした。令和2年度の調査では順位が少し上昇したようですが、令和3年度にはまた最下位、4年度は下から2番目、5年度はまた最下位に逆戻りしたようです。茨城に住む私たちは、この順位に一喜一憂したり、目くじらを立てたりするつもりはありませんし、無謀といわれようと、いつの日にか全国最上位となることを夢見ています。私たちには、かつての私自身がそうであったように、この素晴らしい茨城を知らずに暮らしている方たちの存在が、むしろ残念な気もするほどです。

 自然一杯の茨城。緑も水も空気も綺麗です。大和政権期にはすでに都にまでその名を轟かせていた紫峰筑波山や霞ヶ浦など、山も川も海も湖もあり、景観も最高です。でも本当の自然は、実はこれらではありません。独断と偏見を承知で言えば、「夜の暗さこそが何ものにも勝る最高の自然」ということです。都市化の波に曝され、あちこちで失われつつあるようですが、ここ茨城には、まだ昼と夜のコントラストの高い世界が拡がっています。夜の帷を実感し、ほっと一息出来る安らぎが健在です。

 この茨城には、無いものはまずありません。何でも揃っているようです。水戸市を中心とした弘道館以来の歴史と文化、つくば市を中心とした科学技術、笠間市の陶芸や結城市の紬に代表される伝統工芸、日立市・土浦市や、鹿嶋市・神栖市などの鹿島臨海工業地帯を中心とする工業、県下全域での農林・水産業など、豊かな産業・歴史・文化があり、また環境、観光資源、交通網にも恵まれ、どれをとっても一流かつ最先端です。人の優しさもまた最高です。もし国として独立するとしたら、自立してやっていけるのは、茨城以外にはあまりないようにさえ思えるほどです。

 そういう茨城の中でも、まだあまり知られていないようなところを重点的に探し、つくばみらい市を起点にして、ここ10数年、県内各地を少しずつ探訪してきました。そしてとうとう、下記の地図にある全44市町村(32市・10町・2村)を数回踏破し、訪問先は500箇所に達しました。その探訪記については、書籍や電子媒体(CD)に纏めたり、折々の陽光台ニュースに連載したりしてきました。

 なお、この地図上にマウスでカーソルを乗せると、おもな
鉄道(赤色)と自動車道(青色)の概略位置が表示されます。ご参考まで。