特 集
会員の著書と趣味の作品 B




板村喜雄 作

日本画:「日野の里は米どころ」40号、平成27年
      「サツキ」8号F、平成27年
  歩彩会所属
  越前市在住

 作者は武生高校卒業後、県立の高等農業講習所で学ばれ、農業技術者として宮崎村農協に2年、その後昭和35年から平成6年まで越前たけふ農業共同組合に勤務された。退職後は藤田光学(株)に8年勤務され、その後は家での農業に精を出され、趣味として日本画を始められたのは平成21年からという。高校在学中、絵画部で細井・田中両先生に指導を受けられたという過去の経緯からか、デッサンなどの基礎は確かで、熱心に、かつ抜群の集中力で作品を制作されているというもっぱらの評判。平成25年と26年には、越前市美術展で市長賞を受けられた。



 この作品「日野の里は米どころ」は、美しい晩秋の里山風景を、鮮やかに、かつ丁寧に描いた素晴らしい作品であり、ふるさとを愛する静かな雰囲気が溢れているとの理由で平成27年の越前市美術展で大賞を受賞された。



 また作品「サツキ」は、第21回歩彩会展出展作品で、精密なデッサンで色も鮮やかで華やかさがあると、講師推薦の作品。寡黙な人柄ながら物を観る緻密さは抜群で、色彩的にも独特の画風を持っておられるとのこと。今後の益々の活躍が期待されている。