特 集
会員の著書と趣味の作品 D




江尻正員 著

著書:「素敵に生きる・知的に生きる ― わが技術者人生の記録 ― 」(改訂版)、平成26年
  つくばみらい市在住

 著者は、武生高校、大阪大学工学部を卒業後、日立製作所に入社され、同社中央研究所にてロボットの研究の他、数々の国家基幹プロジェクトの研究開発に取り組まれた。本書はその優れた業績を纏めて一昨年上梓されたもので、著者の研究人生と併せて、幼少からこれまでの人生を精細にしたためられた自叙伝でもある。


 この他にも、これまでに執筆・監修された専門書は8冊あり、部分執筆された共著も含めると20冊を超えるらしい。中には米国から出版された英文の著書も数冊含まれている。

 今回のこの「傘寿記念文集」に執筆されたクラスメートの方々の寄稿からも、彼らが著者の稀なる資質を当時より予見しておられた様子が見て取れる。また、著者本人の寄稿「ある恩師の想い出」と稿の末尾のプロフイールを参照すれば、高校時代からの篤い師弟愛と、稀有な研究者としての片鱗を垣間見ることが出来る。

 なお今回の「傘寿記念文集」編集では、自ら編集長の大役を引き受けられ、この半年間、当会のために一方ならぬご尽力をいただいた。編集部内での連絡は全てメール交信で、繁忙時にはほぼ毎日の発着信。常にクイックレスポンスで、夜遅く発信しても、翌朝起きると、日付の変ったメールが深夜に届いていることも度々。「その日の仕事は、その日に片づける」ことの大事さを改めて教えられたものである。