特 集
会員の著書と趣味の作品 G




畑中一一 著

紀行本:「私の伊能ウオーク574日 ― ニッポン再発見の旅 ―」、 (株)現代書館 平成13年
  日本ウオーキング協会 専門講師・主席指導員、
  大阪福井県人会 幹事長、
  越前市ふるさと大使
  大阪市在住

 近代日本地図の父・伊能忠敬の足跡をたどる日本一周「伊能ウオーク」が、平成11年に開催された。

 著者は永らく熊谷組でダム・トンネルなどの「測量」に従事するなか、この企画に自らの人生を重ね、退職を早めてこれに参加。本書は、平成13年元旦、延べ574日、11,030キロを完歩して東京にゴールするまでの全国徒歩の旅の記録である。まさに不屈の意志による感動の物語であり、「厳しくも美しい日本列島の自然や歴史に触れ、人々の優しさに心を震わせた」旅であったという。



 高高度成長期を「性急に走りすぎたのでは?」と自省され、あとがきで「旅を終えたとは言えこれは終りの始まり。歩行文化の新しい灯は、私にとっても新たな始まりなのだ」と語られ、以来、海外での長距離実踏のほか、越前市や関西各地のウオークアドバイザーとして指導・講演・執筆などに活躍されている。