特 集
会員の著書と趣味の作品 H
堀 婦佐子 作
日本画:「黎春」40号、平成14年
「春呼ぶお水取り」30号、平成20年
歩彩会所属・武生日本画会会員
越前市在住
中学校教師を辞したあと家業・主婦業に精を出され、子育てが一段落した平成4年、ご主人の勧めもあって「魅かれ、見ることから描くことへ」と日本画を始められた。この「黎春」は中でもお気に入りの作とのことで、武生市民美術展に出展、市長賞を受賞、武生市美術協会30周年記念作品集にも掲載された。また「春呼ぶお水取り」の作品は、武高30会関西支部の会合が奈良で開催されたときの感動の場面を絵にしたもの。
現在、母校武生高校の同窓会副会長や、武高30会の事務局を一手に引き受けるなど、多忙さは相変わらずだが、今後も「心に沁みる感動を表わしたい」と、余暇を見つけて日本画に勤しまれる予定とのこと。短歌にも精通され、「黎春」にまつわり詠まれたものに、
ふたとせの時は刻みて春浅み 空静かなり椿咲き初む
描くことを勧めし人の天に在し 身に適う日々重ね来て春
などがあり、また「春呼ぶお水取り」で詠まれたものに、
炎舞う修二会に君も拝し居り 春めぐり来ていのち深める
がある。