目に見えない力

自分は自由だと誤って信じている者は、奴隷以下である。 ――ゲーテ

私たちが民主主義や自由として教えられ、信じてきたことは、実際には巧妙で目に見えない形の経済的奴隷でした。私たちの社会全体が、銀行の信用貸しによる貨幣供給に頼っている限り、銀行家はお金を、そして社会をコントロールする力を持ち続けるでしょう。

近代の銀行システムは、何もないところからお金を創造します。その過程は、おそらくかつて発明されたものの中で、最もビックリ仰天するような巧妙なものです。銀行は不正の中で妊娠し、罪の中で生まれました。銀行は地球を所有しています。彼らからそれを取り上げよう。彼らからお金を創造することをやめさせよう。しかし彼らはペンをちょっと走らせるだけで、またそれを取り戻す充分なお金を作るでしょう。この強大な力を彼らからもぎ取ろう。そうすれば、鉱山のような大きな財産は消えるでしょう。彼らは消え去るべきなのです。そうすればより良い、より幸せな世界になります。しかし、もしあなたがこのまま銀行に対し支払いを続け、奴隷のままでいるなら、銀行家たちはお金を創造し続け、クレジットを支配し続けます。 ――ジョシア・スタンプ卿 イングランド銀行総裁(1928~1941) (当時、イギリスで2番目の財産家)

植民地の無力な人たちが、ジョージ三世の手から永久に自分たちのお金の発行権を獲得しようとして国際銀行家たちとの間で起こったのが、独立戦争の主な理由だったのです。 ――ベンジャミン・フランクリン

今日、ほとんどの人が気づいていないことがあります。1776年の革命以来、米国の歴史は大部分において、欧州の国際銀行家による支配との、自由を得るための闘争であったことを。この苦闘は結局1913年に忘れられました。ウッドロー・ウィルソン大統領が、連邦準備制度理事会条例にサインしたのです。アメリカのお金の創造の権利が、国際銀行カルテルに引き渡されたのです。

私はもっとも不幸な人間です。わたしはうっかりして、私の国を滅亡させてしまいました。大きな産業国家は、その国自身のクレジットシステムによって管理されています。私たちのクレジットシステムは一点に集結しました。したがって、国家の成長と私たちのすべての活動は、ほんのわずかの人たちの手の中にあります。私たちは文明化した世界においての支配された政府、ほとんど完全に管理された最悪の統治の国に陥ったのです。もはや自由な意見による政府、信念による政府、大多数の投票による政府はありません。小さなグループの支配者によって拘束される政府と化しました。 ――ロッドロー・ウィルソン

このシステムは深く浸透してしまっていて、この件に関して教育やマスコミは沈黙しています。何年か前、カナダの首相が路上で普通の常識を持った人々と、高等教育を受けた専門職の人々両方に調査しました。そして誰ひとりとしてお金がどのようにして創られるか正確に理解していなかったのです。事実、銀行の第一線にいる従業員を含むほとんどの人が、この問題について考えたこともないのです。あなたは?

アメリカで起こる紛糾、貧苦、混乱のすべては憲法や連邦の欠陥ではなく、美徳や名誉を欲することから来るものでもなく、紛れもなく、クレジット、流通手形の本質を知らないことが原因なのです。 ――ジョン・アダムズ アメリカ憲法の父

現代の借金によるマネーシステムは、300年ほど前に生まれました。イングランド銀行が、王室から特許状を与えられ、2:1の穏やかな比率で金の受領書を発行した時です。このささやかな割合が、悪夢の始まりだったのです。そのシステムは今、世界中に及んで無限のお金を無から創造し、地球の誰もが、永遠に決して払うことのできない膨張する借金で、鎖につながられています。これは偶然に起こったものでしょうか?あるいは陰謀?明らかでしょう。私たちは、とてつもなく大きい危険にさらされています!

私たちの国において、お金をコントロールする者が、産業や商業の頭となっています。あなたがシステムの頂点にいる、ほんのわずかな力ある人間によって、とても簡単に管理されていることに気付く時、如何にしてインフレや不況が起こされてきたかを知るでしょう。 ジェームズ・A・ガーフィールド 元アメリカ大統領

政府は、消費者の購買力と政府の消費力を満足させるために、必要とされるすべての通貨やクレジットを創造、発行、そして流通させるべきであります。これらの法則の採用によって、納税者は膨大な金利の支払いから救われるでしょう。通貨の創造・発行の特権は、唯一政府の至高の特典であるだけではなく、政府による最も偉大な、有意義な機会なのです。 アブラハム・リンカーン 暗殺された元アメリカ大統領

通貨とクレジットの管理が政府に返還され、そしてそれがもっとも際立った神聖な責任として認められるまで、議会受験と民主主義について話すことは、無効で無益なものである。一旦国がクレジットの管理を手放したなら、国の法律を誰が作るとかは問題ではない。一度高利貸しの手に入ってしまったら、どんな国でも破壊されてしまうだろう。 ――ウィリアム・リオン・マッケンジー・キング 元カナダ首相(カナダ銀行を国営化した)

ほぼ40年にわたってワシントンポスト、ニューヨークタイムズ、タイムマガジン、そしてその他偉大なる出版社の取締役が我々のミーティングに参加してくれ、公表しないで静かにしてくれていたことに感謝している。それらの年月の間、もし我々が世間の注目の明るい光の中に出ていたなら、我々の計画を発展させることは不可能だったろう。しかし世界はさらに洗練されて、世界政府に向けて行進する準備は整っている。その超国家的な知的エリートと国際銀行家の支配力は、確かに過去の世紀の国家が自分で決めていたやり方より望ましいものだ。 ――ディヴィッド・ロックフェラー 1991年三極委員会の演説にて

【唯一 小さな秘密は保護される必要がある】 とても大きな秘密は、大衆の疑い深さによって公開されず保たれるものだ。 ――マーシャル・マクルハン メディア導師(原文 media 'guru')

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