なぜ家系譜で残すの?
家系図譜が強める家族の絆
一番大切なのは家族の絆です。その家族の絆を支えてきたのが他ならぬ先祖供養です。血のつながりや共通の先祖を意識することによって家族意識、氏族意識が強まっていきます。家系図は親子愛、夫婦愛を強めてくれます。
供養の新しい形、それは家系譜
最近、先祖供養の伝統が失われつつあります。家運の良い家系は先祖供養を良くしていると言われます。日本古来からの美しい伝統を残さなければなりません。供養する対象である先祖そのものを探し、家系図という形にして残す人が最近、増えてきました。家系図があれば子々孫々に至るまで先祖を忘れずしっかりと供養してくれるはずです。
お盆やお彼岸の時期と命日供養
お盆の時期は、13日の迎え盆のときに家系譜も一緒に出して準備します。16日には霊を送り返す送り火がたかれて盂蘭盆は終わります。その時に家系譜をしまいます。
お彼岸の時期は、彼岸の中日をはさんで7日間ですが、この期間はなるべく家系譜を飾っておくことをお勧めします。
それ以外の時期は、ご先祖の祥月命日に家系譜も出して供養しましょう。月命日までやれたら理想です。
家系を形に残す8つの動機
@自分のルーツを知りたい
私たちは先祖から性格や体質を受け継ぎ、自分の遺伝子の中に先祖が息づいています。どういう流れの中で自分が生まれてきたのか。自分のルーツを知ることは、すなわち「自分自身の再発見」でもあります。
A子孫に残す家宝にしたい
自分だけの家宝はあっても、子から孫へと代々伝わっていくような家宝は、そう多くはないものです。専門調査員が時間をかけ丁寧な調査を行った家系譜はまさしく、家宝と呼ぶのにふさわしいものです。
B先祖供養の一環として
従来、漠然と供養はしてきたでしょうが、ほとんど方は供養する対象のことを知りませんでした。具体的に先祖の名前と、命日が出てくる家系図は最高の先祖供養と言えます。
C家運を強めたい
家運がよくないとしたら影響を与えている先祖の問題が大きいと考えられます。その先祖を具体的に捜し出して供養することで家運を強めます。
運命は改善される!
アメリカの心理学者ジョン・ブラッドショウは著書『ファミリー・シークレット』で「心の奥に秘められた傷、葛藤、運命を左右する偶然のでき事に至るまで、原因は先祖の中に隠されている!」と、人の運命は、家系の先祖に原因がある事を指摘しています。
そしてさらに、「先祖の暗い部分を掘り起こすことで運命は改善する。そして、自分と同じような運命をたどった先祖の人を調べることで、運命を改善することができる」というのです。
また、次のように述べています。
「先祖に自殺、他殺、事故死、また世間に知られたくない悲惨な人生(今までのハンセン氏病等)を送った人がいると、その子孫はそれらを隠そうとします。それら先祖の人は深い傷を受けて心の奥に深く封じ込まれていると、悲しみは癒されないままに暗い秘密となってさまよっています。そして、その秘密を子孫が共有すると、次の世代、また次の世代と遠大な影響を及ぼすことになる」
「たとえば、隠された先祖の感情で一番強い『怒り』は、そのままにしておくと摂食障害、性の傷害等、さまざまな心身両面の障害を引き起こす要因になる」
このように、問題の多い家系ほど先祖の悪いことは隠しがちです。まして、他人に話したりしません。考えたくもなくなるでしょう。そうなると、語られることのない暗い過去の秘密が、解決することもなく子孫に投影され続けます。
そのような先祖を探し出し、癒してやれば、深層意識が解放され、運命の改善ができるのです。最近、運命を改善するために、家系を調べる方がますます多くなっています。
D親族のよりどころが欲しい
親戚付き合いなどが希薄になりつつある今日、お互いが共有する先祖の家系図を持ち合うことで、同族意識を高めてくれます。
E先祖の誇りを子孫に伝えたい
先祖の誇りというと、源氏や藤原氏などの出自を思い浮かべる人がいます。しかし、出自や身分の高低に関わらず、幾多の飢饉や戦などの試練の時代を経て子孫を愛し残してくれた先祖は、それだけで誇れるべき存在です。私たちがこうして生きているという事実は代々、父母の愛を受け「愛されてきたことの証明」でもあります。それが分かったとき、「自分はこの家系に生まれてよかった」という気持ちになり「この家系を大切にしよう。自分の人生を大切にしよう」というプラス思考の気持ちが、沸々と沸いてきます。
F親や先祖を敬うことを、子供や孫に教育したい
親や先祖を敬う伝統が立った家系は、衰退することはないでしょう。親が子に対して自分を敬えと言っても難しいですが、親がその上の親や先祖を敬う姿勢を見せることで、子は自ずと継承してくれることでしょう。伝統を立てるためには、敬う対象である先祖を載せた家系図が、その対象物になっていきます。
家系図を見ると、高祖父母がいて、曾祖父母、祖父母、親がいて、自分が生まれたという流れが、書かれています。よく「家系図を見ていると懐かしく、穏やかな気持ちになる」というお声を聞きます。尊い先祖を載せた家系図は、金銀に変えることのできない、最高の財産になっていくことでしょう。
家系調査お見積もり 無料
※家系譜の作成費用は、調査地、調査レベル、表装のレベル、印刷文字か筆文字の違いなどにより違ってきます。
そのため無料にて作成費用の見積もりをさせていただいております。
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