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ショピニストへの道・掲示板・事件簿2

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〜ショピニストへの道・掲示板・事件簿2〜
2004年半ばになると、ショピニストへの道・掲示板の人気にやや陰りが見え始めました。

1年目に大活躍して「新人王」を獲得したプロ野球選手が、「2年目のジンクス」に陥るかのように、 その前年のような「破竹の快進撃」がまるで幻のだったかのように、勢いを失ってしまいました。 掲示板の中心的人物に去られてから、1人また1人と常連客が去っていき、雰囲気も変わってしまいました。 常連客が離れていく理由は分かりませんが、ふとした瞬間に冷静になって、ここで顔の見えない人たちと話し合っていても仕方がない と考え始めるのでしょうか。日常生活で他に楽しいことが見つかったのでしょうか。 理由は人それぞれだと思いますが、とにかく掲示板の全盛期は過ぎていました。

そんな折、事件は2004年8月末に起こりました。

問題の書き込みは、掲示板裏アクセスログで見る限り、全く新規の人でした。 中学生の男子生徒で、一生懸命頑張ってショパンのあらゆる作品を弾いてきて、そして今日、ショパンの全曲を弾き終えた、やり遂げました! というものでした。しかし僕は正直、この書き込みにピンと来なかったです。

僕は、ショパンのあらゆる作品を弾いてきましたが、ショパンのピアノソナタ第1番、チェロソナタのピアノパート、ボレロ、演奏会用アレグロ、 初期のロンドの数曲、マズルカの作品番号なしの数曲、ワルツ15番以降、ポロネーズ8番以降、歌曲の伴奏など、弾いていないものが意外に多く、 ショパンを全曲弾いたなどとは胸を張って言える状況ではありませんでした。 主要作品はほとんど弾きつぶしましたが、その最終の曲が何だったのか、いつのことだったのかは明確には言えない状態でした。 途中で譜読みして一度寝かせて数年の後に再度取り上げて録音まで持って行った曲もありますし、その都度弾いてきた曲もあり、 曲によってその扱いや習得度も大きなバラつきがありました。 胸を張って「卒業できた」と言える曲はそうそう何曲もないのが現状だったりします。 実は今現在(2015年1月現在)の僕、ショパンの主要作品全曲録音を目指して計画が進行中ですが(後に詳しく述べる予定です)、 昔一度弾いて録音しただけで終わってしまったような曲でも今弾くと新たな発見があったりして、 ピアノの道は本当に終わりがない世界だというごく当たり前のことを改めて痛感させられます。 これがピアノの本質なのではないかと思います。 一度録音した後も、しばらく弾かないでいると楽譜は覚えていても良い演奏をする感覚を身体が忘れてしまう、 だから身体が忘れないうちに同じ曲を定期的にメンテナンスした方がよいわけです。

と、僕自身の持論を色々語ってしまいましたが、要するに一言で言えば、「○月○日にショパンの全曲を弾き終えた!やった〜!」と はっきり言えるような類のものではないということです。 ピアノを知っている人が、このショパン全曲演奏の中学生の書き込みを見れば、「何をバカなことを言っているんだ、この人は」となるはずですし、 実際僕自身もそう思いました。 しかしその場が大事に運営している掲示板でとなると、 返事としては無視するか、または「よかったですね、おめでとうございます」と言って無難に流すしかないと思いました。 実際に嘘を言っているわけだから、「おめでとう」と言われても嬉しくないわけです。だから「おめでとう」でもいいんですが、 僕は当初、無視する方針でした。

しかし、それとは別の新規の書き込み者が現れて、この「ショパン全曲演奏達成の中学生」に対して痛烈に非難をしてきました。 「嘘をつくな。中学生でショパン全曲演奏なんてできるわけがないだろ、傲慢だ、謙虚さが足りない、自分の胸に手を当ててよく考えてみろ。」 というものでした。この人の主張自体は同感できるところでしたが、文体が丁寧語ではなく、初対面の人に対する言葉使いや礼儀に欠けており、 僕はこの人の発言が気に入りませんでした。

この人の書き込みを受けて、例の中学生は「ごめんなさい、でも本当なんです。どうか分かって下さい。」と まるで泣きながら書き込みしているとしか思えないほど、平謝りをしていました。 僕はこの一連の書き込みを静観していましたが、この「中学生」は完全に負けていました。 そしてそれを非難する投稿は、同じ人間が名前を変えて複数の人に見せかけて行われていることを、掲示板のアクセスログで確認しました。 これを見る限り、この中学生の「虚言」は教育上注意しなければならないところですが、未成年者であり一時的な気まぐれの可能性も あるわけで、一度反省してもらえばそれでよいのではないかと僕は思いました。 ところがこの中学生を非難するこの人間は、言っていることは正論ながら、勝手に名前を変えて複数の人に見せかけて非難するという 掲示板荒らし特有の悪質な行為を犯していて、しかも言葉遣いが汚かったこともあって、 個人的な感情としては、中学生の肩を持ちたいと思いました。 掲示板を管理する人間としては、努めて冷静に中立的な立場で判断を下さなければならなかったのですが、 最終的に僕はこの中学生がかわいそうになり、彼を擁護する立場を取りました。

「ショパン全曲演奏をしたと本人が言っているのだから、それでいいのではないですか。 事実が確認できないのだから、もうこの件はこれで終わりにしましょう。」という書き込みをしたのですが、 それに対して、彼は猛反発してきて、掲示板は中学生擁護派と反対派に分かれて激しい論争が続きました。 アクセス記録を見ていると、何故か、某匿名巨大掲示板からの流入者が多く、アクセス元をたどると そこでもこの中学生がやりこめられて、炎上していました。 僕は「これはいけない」と思い、某匿名巨大掲示板からの直接のアクセスを全て禁止しましたが、 それでもこのサイトの正規のルートからであれば、こちらの掲示板にアクセスしてくることはできるわけですから、 あまり効果がある対策ではありませんでした。

僕は彼をアクセス禁止にし、それ以降の書き込みを全て削除しましたが、彼は10種類を超えるプロバイダーと 数台のPCを持っているらしく、アクセス禁止にしても次々に接続元やPCを変えて投稿してきました。 それを後手後手でブロックしなければならないのだから、その作業量たるや膨大なものでした。

僕がこの中学生を擁護したためだからか、掲示板の常連客達も中学生を擁護していましたが、 某匿名巨大掲示板からの流入者と思われる新規参入者はこぞって中学生を非難していました。 こうして中学生擁護派と反対派に分かれて激しい論争が続き、この掲示板始まって以来、大荒れに荒れました。

掲示板事件簿@で述べた例の匿名の投稿者が、実はこの時、いつになくこの掲示板に頻繁にアクセスしていました。 そしてこのどさくさに紛れて、管理人を非難する投稿もしていました。 この人は、掲示板事件簿@で説明した荒らし行為だけでなく、掲示板常連客の1人に成りすまして問題発言をしたり、 名前を次々に変えてわいせつな内容の書き込みをしたりと、事あるごとにこちらの掲示板を荒らしていましたが、 この時は、掲示板が荒れていてチャンスだと思ったのか、いつになく投稿が多かったです。 その全ての投稿は管理人を非難する立場の投稿でした。 そして、この人が一度だけ、某ショパンサイトの管理人(今でもYahoo!やGoogleで「ショパン」で 検索すると結構上の方に表示されるサイトです)であることを名乗り、サイトのURLも貼り付けて、掲示板上で相互リンク依頼をしてきました。 これも成りすましだった可能性はありますが、こちらの荒れている掲示板上で他人のサイトを紹介しても全く意味がない行為であることは 冷静に考えれば分かるように、案外これは某ショパンサイトの管理人本人である可能性が高いのではないかと思います。

いずれにしてもこの掲示板の荒らしの常習犯がショパンサイトの管理人である可能性が示唆されたわけです。 彼は僕をライバル視しているのかもしれませんが、サイトの内容の濃さはこちらの方が断然上であることは明らかですし、 人気やアクセス数はこちらの方が断然上だと思います。ですから僕はあのサイトをライバルとはみなしていません。それはともかく、 ここまで多くの人を惹きつけるコンテンツを作成することができ、掲示板を賑わすことができる僕という人間に対する嫉妬が 歪んだ形で現れたのでしょうか。男の嫉妬は怖いと言いますが、本当にその通りだと思いました。

結局、この論争は決着がつかず自然鎮火した形になりましたが、それ以降、例の中学生反対派の彼からは 執拗に嫌がらせのメールが送られてきたり、また掲示板にその都度、悪質な投稿をしてくるようになり、 最終的には全てのアクセス元をブロックできず、プロバイダーに通報して注意を促すように依頼しました。 それ以来、嫌がらせのメールも悪質な投稿もなくなり、やっと平和が訪れました。

この掲示板大事件については、あるいは僕自身の対処の仕方がまずかったのかもしれません。 中学生の言葉があまりにもナイーブであったため、皆で寄ってたかっていじめるのはかわいそう、という気持ちが 僕の判断を狂わせてしまったのかもしれません。 この時、管理人の僕の取るべき対処としては、この虚言癖の中学生に対してその行為の愚かさを優しく諭し、 中学生反対派に対しては、気持ちは分かるが言葉遣いには十分注意してほしい旨、お願いすれば、 事はもっと丸く収まったのではないかと思いました。

とはいえ、僕も仏ではなく、感情を持った生身の人間ですから、個人的な好き嫌いもありますし、 物事の判断が感情に左右されるのはある程度は仕方がないところです。 掲示板の管理・運営というのは本当に難しい、またいつかこのような時が来るかもしれないと思うと憂鬱でしたが、 それでも平和を取り戻し、楽しい書き込みが増えてくると、こんなことでくじけてはいけない、 皆がピアノについて平和に楽しく話し合える場を提供するために頑張らなければ、という気持ちになるのでした。

時々、例の匿名者の粘着質の荒らしに遭うことはありましたし、掲示板のアクセスログを見ていると、 時々、某匿名巨大掲示板からの流入があり、アクセス元を確認すると、このサイトの悪口、例えば、 ショピニストの管理人は知ったかぶりをしているだけで本当なピアノがまともに弾けないんだろう、と言う人がいたり、 サイトの記事を一々コピペして挙げ足を取ったりする人もいたりして、陰口を叩いていました。 僕は他の個人サイトの掲示板に書き込みできず、他のサイトの管理人にメールを送ることもできない小心者であることは 繰り返し述べた通りで、ましてやあのような殺伐とした雰囲気の掲示板に書き込みできる勇気などかけらもないので、 「バカなことを言ってるな」と鼻で笑って黙って引き返しました。 ピアノが弾けなかったら、こんなサイトは作れないでしょう、バカも休み休み言え、悔しかったらこれ以上のサイトを作ってみろよ、 と高笑いしていました。おそらく皆、ピアノを弾く人はこんなサイトが作れる僕という人間が羨ましいのだろうと思いました。 ショピニストへの道というサイトは、この頃既に、ショパン愛好家の間ではかなりの知名度に達していて、 管理人の僕がこのような匿名性の高い場で密かに悪口を言われるのは、もはや「有名税」と言ってもいい状況だったのだと思います。

僕はこれでも自分では決してピアノが上手いとは思っていないです。 いや謙遜でも何でもなくそれが僕の正直な自己認識です。僕ぐらいピアノが弾けてショパンの曲を弾きつぶしてきたアマチュアピアノ弾きは 他にも大勢いると思います。ただ彼らは僕と同じくらいのピアノの腕と知識はありながらも、 これだけのホームページを立ち上げるITの知識と技術、そしてホームページを立ち上げようという熱い思いが僕よりもないだけだと思います。 彼らと僕との違いはただそれだけです。1つのことをやり出したらとことんやらないと気が済まないという集中力と根性の塊である僕自身の性格も、 このサイトを作り上げていく上で大いにプラスに働いたと思います。

掲示板の活気は落ちて、トラブルにも見舞われましたが、当サイトの知名度と注目度は急上昇していました。 有名税というのは辛いものですが、それだけ当サイトのブランド力が増していることの結果だと思えば、その代償として受け入れるしかないという気持ちにもなりました。

この後しばらくは大事件は起きず、 平和な日々が続きました。

次にこの掲示板で大事件が起こったのは、2007年1月末のことでした。 今度は、掲示板の常連客の僕に対するふとした不用意な一言に、「聞き捨てならない」と僕が反発したことで勃発しました。 今度は掲示板大事件の主役が常連客と管理人であるところがそれまでと大きく異なります。

このことについては、章を改めて詳しく説明します。

次は、掲示板事件簿B。

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