|
ケビン。
どこに居ても、俺はお前のことを探し出せる。
お前は俺の天使、聖域、救世主。
俺の魂はお前に救われた。
だから、俺の命を懸けて俺はお前を守る。
この絶望の世界から俺が護る。
お前には光を、俺には闇を。
満たされた世界をお前に、望まれる事のない未来は俺に。
この世の福音はお前にひれ伏し、焼き尽くす業火は俺を包み込む。
お前は汚されることのない漆黒の天使。
俺は許されることのない暗闇の醜獣。
お前の為に、ケビンの為に俺は全てを捨てよう。
そして二重の仮面で心を隠そう。
お前が居るだけで、ここは至上の世界となる。
お前は開かれた道を進め。陽の当たる王者たる世界を目指せ。
俺が居るだけで、ここは地獄の底となるだろう。
俺は絶望に向かう道を進もう。泥の中から希望を見い出そう。
ケビン。
ケビン。
ケビン。
ケビン。
ケビン。
ケビン。
ケビン。
ケビン。
ケビン。
ケビン。
ケビン。
ケビン。
心の茨が締め付ける。 囚われたのは俺。もがく程に絡まる悪夢。 俺は自ら深遠の闇に身を置き、邪悪な天使の羽音を聴こう。
|