「K2_2009登山隊日記」:H21.6.16〜24

 ■6月16日〜24日(スカルド「キャラバン出発」〜アスコーレ〜バイユ〜ウルドカス〜ゴレU〜BC)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 【6月20日(日)保坂隊長報告】

 6日(火)「スカルド(キャラバン前の準備)」
 
各自、明日のキャラバン出発前最終の買い物や休息を取り準備万全!
    >明日は、いよいよベースキャンプへ向け、キャラバンの出発

 7日(水)「スカルド(キャラバン出発)〜アスコーレ」
 
スカルドを早朝(日中の暑さを避けるため)キャラバン出発!
    >ダッソで休憩後無事アスコーレのキャンプに到着
    >梱包にポータ手配師よりクレームがつき、再梱包作業を行う
    >他隊が入っている中、ポータ不足のの状態でまずは100名体制で順次追っかけ
    >ニワトリとヤギがお供で、ヤギはBCまで後日のお預け(BCが楽しみです)

 8日(木)〜20日(金)「アスコーレ〜ジョラ(1泊)〜バイユ(2泊)」
 
アスコーレからジョラ経由(1泊)でバイユ着(ここで2泊)
  
 【20日第1報】
    >体調を考えて、「ビスタリー組」と、「早足組」、「中間組」に分かれての移動(PM4時までに全員到着)
      (ポーランドのブロードピーク隊:6名、韓国K2隊1名のシェルパ連れ:3名、在パ、アメリカ人と同行)
    >パイユの夜はポーター達の夜の歌合戦?太鼓の音で隊員も楽しみました
     (1日2ステージ進んで、4ステージで休養日が入ります)
    >隊員は久しぶりの休養日を楽しんで、洗濯とか思い思いの休日を過しました
    >体調は

     小林隊員が足を痛めていますが、復調気味

     小野寺副隊長は靴が合わないのか難儀
しています
     
その他の隊員はいたって元気で食欲も旺盛です
    >周りの山々を楽しみ、花も高嶺バラがきれいで、西遊旅行(コンコルデアトレッキング)6名と合流
     (明日からバルトロ氷河はに賑やかになるでしょう!)
    >パイユはポプラと柳の林があります(
日本の植林ボランテアの手で植えられたもの
     (登山客相手の売店では、コーラホームサイズ500Rs)
    >ドランコ山群とバルトロ氷河の巨大なモレーンが見えています
     (
明日21日から氷河上のキャラバンです。喉に注意が必要です)
    >キャラバンは133名体制ですが食料、ポーターの体調の関係で12名解雇
     (他に9名がダブルボッカで契約し、BCまで倍の荷物を運びます)

  【20日第2報】
    >北部辺境地区は無税との事で、車もノーナンバーで「OK」だが首都には入れません
     (国策で地方の小学校など無料ですが、山に子供たちが羊と戯れています)
    >この地方が
宝石ラッシュで現地の人とジョイントで穴掘りをしており、山間の谷間には時折
     ダイナマイトの音が轟きます。(御殿も見受けられ、ポーター業より「金持ち組」も、、、)
    >ポーター不足の意味は地方の出稼ぎ者が、国情不安定で外国隊が来ないと踏んだ為ですが、
     蓋を開けると結構外国隊がやってきて、この混乱が生じています。また2〜3年前に
馬(ゴラ)
     と
ロバ(ガダ)がバルトロに導入されたそうですが、ポーター間でアジテーションがあり、職場を
     を奪うなの意味で
「ワークシュアーリング」で排除されてそうです(アーミーの馬が数頭います)
    >無線機の安定電源用
バッテリー(メンテナンスフリー)が液漏れでほぼ使用不可となりそう
     (減圧状況と横倒しによる液漏れが原因でした。残念!)


 キャラバンの様子(6月17日〜) 
<送られてきた画像自体が不鮮明で見ずらいですがご了承下さい>



アスコーレよりキャラバン開始


ブラドル川沿いのへつり道


キャンプ地ジョラよりラホール・ダスを望む


キャンプ地パイユ

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 【6月22日(月) 保坂隊長報告

 21日(日)「バイユ〜ウルドカス」
 
バイユで2泊後、BCに向けキャラバン再開
    >今日は長丁場で、12時間かかった隊員もおり、うんざりでした
     (
順化の状態と体力、スタイルによって自由行動にしています)
    >ロケーションは良く、トランコタワーが眼前です
    >泊まり場はウルドカスで「大岩の割れている所」の意味ですが、
実際いたるところでクラックがあり、
     太刀割れ状の岩もあります

 2日(月)「ウルドカス〜ゴレU」
  ウルドカスを朝6時に朝食を取り、6時半には出発
    >保坂(11:20到着)、児玉(リエゾンオフィサーと12:30到着)、13:30までには、全隊員到着
     (今日は2ステージですが、起伏が少ないルートで早めに到着)
    >
パルスオキスメーターのチェックも「88〜85」で 全員「OK」です

   ベースキャンプ到着予定日は「24日の夕方」頃です

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 【6月24日(水) 保坂隊長報告:衛星携帯電話で通話

 4日(水)「〜ベースキャンプ到着」
  PM4時頃に、全員「K2ベースキャンプ」に到着(K2頂上は雲の中)
    >明日、BC上部の偵察を行い、アタックのルート(南東稜南南東リブ)を確定予定
     (通話時間は約一分程で、切れてしまいました。「プリペード携帯は通話料高い?」)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 【隊員より「一言コーナー」

  ゴレに来て、隊員より「一言コーナー」を発信します

  今回(6月22日受信)は保坂隊長と児玉隊員の2名です
  (順次、他の隊員からの一言も情報が来次第、報告します)

保坂隊長から(6月22日)
    > 体調良好。お世話になった方々に、元気です。日々是好日です。
      前進、前進また前進です。明日は夢のコンコルデアに入ります。 有難う。  保坂。

児玉隊員から(6月22日)
    > 東西文化の入り乱れるこの地で言葉の通じ合わない人達の協力を得て山を登ろうとしています。
      目標はただ一つです。 頑張ります。   児玉。