H24.11.17〜18:「第10回
北日本海外登山研究会」の開催 |
埼玉県東松山市在住の登山家「大山 光一」氏と日本ヒマラヤ協会(HAJ)常務理事」の「中山 裕」氏
をお招きして、海外登山についての講演をいただきました。
女性9名を含めて30名近い方々の参加をいただき、白熱した意見交換が行われました。
また、新潟山岳会の方々による手作りの豪華料理と、皆さんが持ち寄った地酒で、宴会は夜遅くまで
大変盛り上がりました。(幹事の新潟山岳会をはじめ、関係者の皆様、大変有難うございました。)
【講演題目】
@ 「世界7大陸最高峰登頂の記録とヒマラヤ高所登山の魅力」
彩の国からヒマラヤを目指す登山家 大山 光一 氏(63歳)
<世界七大陸の最高峰登頂歴>
1973年 6月 北米大陸 マッキンレー(6194m)
2001年12月 アフリカ大陸 キリマンジャロ(5895m)
2002年12月 南米大陸 アコンカグア(6959m)
2005年 5月 オーストラリア大陸 コジウスコ(2228m)
2005年 7月 ヨーロッパ大陸 エルブルース(5642m)
2006年 1月 南極大陸 ビンソンマシフ(4897m)
2007年 5月 アジア大陸 チョモランマ(8848m)
ヒマラヤ登山11回(5000m峰4座、6000m峰5座、8000m峰5座)連続登頂中
※登頂成功のポイントとして、天候、自己管理、コミュニケーションの3点とPDCA手法の活用が大事!!
A 「ヒマラヤ地域における日本隊の遭難の現状」
日本ヒマラヤ協会(HAJ)常務理事 中山 裕 氏
<2012年のヒマラヤトピックス>
・エベレストの登頂者(合計565人 ネパール側:400人/中国側:165人)
・渡辺玉枝(73歳)さんが5年16日に女性最高齢でチョモランマ登頂
・竹内洋岳さんが8000m峰全14座完登(5月26日ダウラギリT峰で達成)
・K2(8611m)に7月30日南東稜から公募隊の30人が登頂(シェルパ:16人/クライアント:14名)
・番外編 「いもとあやこ」さん エベレスト兆戦宣言(2015年登頂)
※他国と比較して、日本人のヒマラヤ登山での遭難率の高さが気になるとのことでした。
【会員からの登山報告等】
@ 「日本・パキスタン合同カラコルム登山隊報告(未踏峰:希望の峰と命名)」(福島:大竹 幹衛 氏)
(登山報告会は平成24年12月8日(土)に福島市内のホテルで開催)
A 「新潟県山岳協会:中国青海省兄弟友好協定20周年記念遠征登山」(新潟:小林 重一 氏)
(現在報告書作成中のため、来年の研究会で発表予定)
B 「来年度の海外登山(予定)報告等」
>K2(8611m)への再挑戦(2013年6月〜8月予定)
(K2_2009登山隊メンバーの大友 輝子氏、遠藤 博隆氏、小谷部 明氏の3名が挑戦)
※御参加の皆様、遠路遥々ご参加していただき大変有難うございました。
また、新潟山岳会をはじめ、地元山岳会の皆様大変お世話になりました。
みなさん、来年(平成25年11月16日〜17日)は山形県で会いましょう!!
【研究会の様子】
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