14.外道


デモノイド
 『真・女神転生II』において、メシア教会が作り出した人造生物。その目的に応じて様々な種類のものがいる。

オラクルス(Oracles)  出身地:オリジナル
 元々は古代ギリシアの神託や託宣所のことであったが、神託を受ける神官や巫女のことも指すようになった。さらにそこから転じて哲人や賢人のことも意味するようになった。デモノイドのオラクルスがデモノイドには珍しく魔法能力に秀でているのもここに由来しているものと考えられる。

スパルタン(Spartan)  出身地:オリジナル
 語源は古代ギリシアの都市国家スパルタに由来している。スパルタは男児に対して厳格な軍隊教育を施していたことで知られており、“spartan”も「質実剛健な人」という意味を持つようになった。デモノイドのスパルタンも格闘戦を目的として作成されたようである。

スレイヴ(Slave)  出身地:オリジナル
 英語で「奴隷」という意味の名を与えられており、その名の通り鉱山などで労働させるために作り出されたものだと思われる。

デミナンディ(Deminandi)  出身地:オリジナル
 “demi-”とは「半〜」や「準〜」という意味である。その通りに解釈するならばデミナンディは、「ナンディに準じるもの」ということになるが、恐らくは労働及び食用として作成されたデモノイドに対して、同じ牛型をしているということで命名されたものと思われる。

フランキー(Flunky)  出身地:オリジナル
 英語で「従僕」という意味の名を持つデモノイド。メシア教大教会やセンター内に出現しており、これらの場所での労働に従事しているものと推測される。

ヘラクルス(Hercules)  出身地:オリジナル
 ギリシア神話でも有名な英雄の一人であるヘラクレスの名前を冠したと思われるデモノイド。神話のヘラクレス同様に戦闘を得意とするように作られているようである。


怪異
 いわゆる都市伝説などの噂が元になって生まれた悪魔である。昔はその話の広まった地域の近辺にしか出没しなかったが、通信の発達に伴って噂の伝播範囲が広まるにつれて各地で似たような目撃談が語られるようになった。

青マント(Ao Mantle)  出身地:日本
 赤マントとともに学校のトイレに出現する幽霊。トイレに入っていると、「赤と青どっちがいいか?」と尋ねられ、「青」と答えると全身の血を抜かれて死んでしまうといわれている。

赤マント(Aka Mantle)  出身地:日本
 青マントとともに学校のトイレに出現する幽霊。トイレに入っていると、「赤と青どっちがいいか?」と尋ねられ、「赤」と答えると背中に刃物が降ってきて血まみれになって死んでしまうといわれている。

カシマレイコ(Kashima Reiko)  出身地:日本
 足を無くした少女の幽霊。学校のトイレに現れて、「私の足はどこですか?」と尋ねてくる。これに対する解答の仕方は地方によって異なっている。

噛み男(Kami-otoko)  出身地:USA
 姿を見ることの出来ない怪物。気がつかない間に体に噛まれた痕があったことから生まれた。噛み男に噛まれた痕は、青灰色をしており、ひどい悪臭を放つ唾で湿っているという。

ジャンピング爺い(Jumping Jiji)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罪』に登場する噂悪魔。ハイカーが蝸牛山を散策している最中に木々を飛び移る老人の姿を目撃した事から誕生した。実際の人影の正体は、蝸牛山の中腹にある豪傑寺の住職で、武術の達人でもある和尚が修行のために蝸牛山の中を駆け回っている姿であった。

スピードデーモン(Speed Demon)  出身地:オリジナル
 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』に登場する悪魔。天海バイパスで事故死したバイク乗りの少年が残した速さへの執念が悪魔化したもの。

ターボ婆ちゃん(Turbo Bachan)  出身地:日本
 六甲山付近の高速道路に出没し、四つんばいで走って車を追い抜いていく老女の幽霊。特に人間に対して危害を加えるわけではなく、ただ驚かせるだけである。類似の話は日本各地にあり、名前や姿も様々である。

たんすババア(Tansu Baba)  出身地:日本
 たんすの中に生息する老女の霊であり、近くを通りがかった人に「入ってけぇっ!」と叫びながら襲い掛かり、タンスの中に引きずり込んでしまう。

呪いの個人タクシー(Noroi-no-kojin-taxi)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罪』に出現する噂悪魔。夜な夜な珠間瑠市内を走り回り、人をひき殺しているといわれている。その正体は市内にある廃工場に車を止めているタクシーであった。噂の元になったタクシーのドライバー同様ガラが悪い。特徴としてヨット帽をかぶっている。

呪いのタクシー(Noroi-no-taxi)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罪』と『ペルソナ2 罰』に登場する噂悪魔。『罪』では呪いの個人タクシー同様に、夜な夜な珠間瑠市内を走り回って、人をひき殺しているとされている。『罰』ではゲームセンター「ムー大陸」近くの道路でタクシーが事故を起こしたのだが、話が広まっていく内に、『「ムー大陸」にタクシーが突っ込んで死者も出た』というものになり、その噂が広まったことによって呪いのタクシーが生まれた。

紫カガミ(Murasaki-kagami)  出身地:日本
 20歳までに「紫カガミ」という名を覚えていると、呪われてしまうという鏡。類似の話は各地にあり、問題の言葉も「紫の亀」や「黄色いハンカチ」など様々である。

リンダ(Rinda)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罪』に登場する噂悪魔。人気アイドル歌手が公園の中で迷って、ついには餓死してしまったが、成仏できずに今も彷徨っているという。真相は、問題の歌手が、芸能生活に嫌気がさして仕事の移動中に公園に逃げ込み、そのまま失踪してしまったということらしい。

100キロババア(100kiro Baba)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罰』に登場する噂悪魔。ローラースケートを履いた老女の姿をしており、時速100キロで疾走するといわれている。年に似合わぬ暴走を見せた老女のライダーが目撃されたことが噂の元らしい。

200キロジジイ(200kiro Jiji)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罰』に登場する噂悪魔。両足に履いたローラースケートで、時速200キロの猛スピードで走る老人。100キロババア同様に、珠間瑠市内を暴走した老人ライダーが噂の元になったようである。


外道
 マグネタイト不足で実体化し損ねた悪魔や、悪魔に精神を乗っ取られた人間など。

アーバンテラー(Urban Terror)  出身地:世界各地
 主に市街地で活動していたテロリストが悪魔に精神を乗っ取られたもの。かつては何らかの目的のために破壊活動を行っていたが、悪魔化して以降は破壊や殺戮そのものが目的と化してしまっている。

アナトミー(Anatomy)  出身地:オリジナル
 『女神異聞録ペルソナ』に登場する悪魔。“anatomy”とは英語で「解剖学」や「解剖模型」などの意味である。学校などによく置かれている人体解剖模型が動き出したものである。

忌まわしき狩人(Imawashiki-kariudo)  出身地:外宇宙?
 ニャルラトホテプに仕えるために作り出された不定形の奉仕種族。『ペルソナ2 罰』では新世塾筆頭幹部である須藤辰竜蔵が御前(=ニャルラトホテプ)の力によって忌まわしき狩人にされている。

ウィルオウィスプ(Willo' the Wisp)  出身地:世界各地
 世界各地の伝承にある鬼火の名の一つ。この名の由来はウィリアムという男で、ひどい悪人であり死後においても悪事を働いたために現世に戻されたが、懲りずに悪事を働きつづけたために天国にも地獄にも行くことができずに、永遠に現世を彷徨うことになった。彼に同情した悪魔が地獄の炎を少し分け与え、これがウィルオウィスプであるとされる。

オーカージェリー(Ocher Jelly)  出身地:不明
 英語で「黄土色のゼリー」の意味であり、その名の通り黄土色をしたスライム状の悪魔である。

オールドワン(Old One)  出身地:外宇宙
 クトゥルー神話においてはるか太古の昔に外宇宙から地球にやってきたとされる存在。植物と海洋生物の融合したような奇怪な姿をしており、真空や絶対零度、深海の水圧にも耐えられる強靭な肉体を持っている。彼らは現在の地球上の生物全ての始祖であり、南極を中心に繁栄していたが、クトゥルーたちとの戦いや奉仕種族として自分たちが作り出したショゴスの反乱などによって衰退し、氷河期の訪れとともに彼らの大半は南極の氷の底で眠りについた。

オルゴンゴースト(Orgon Ghost)  出身地:不明
 大気中に漂うエネルギーであるオルゴンエネルギーが実体化した存在である。オルゴンエネルギーとは、ドイツ出身の心理学者ウィリヘルム=ライヒが提唱した宇宙エネルギーであり、ライヒはオルゴンエネルギーの増減によってあらゆる事象が起こるのだと考えていた。

キラーチョッパー(Killer Chopper)  出身地:オリジナル
 『真・女神転生 デビルサマナー』に登場する悪魔。天堂組配下の殺し屋であり、手に持ったマシンガンを乱射して、手当たり次第に敵を蜂の巣にしている。

グリーミーズ(Grimies)  出身地:宇宙
 アメリカ合衆国のネバダ州にある米軍の秘密基地でクローン培養されているという宇宙人。墜落したUFOから回収された宇宙人を元に複製され、基地内での労働に従事していると言われている。

クリス・ザ・カー(Chris the Car)  出身地:USA
 スティーブン・キングの小説『クリスティーン』に登場する魔性の車。主人公の青年アーニーはある日廃車同然のプリマス・フューリーに魅せられて購入する。アーニーは修理した車に「クリスティーン」と名づけて大事にするが、クリスティーンに取り憑いていた元の持ち主ルベイの幽霊によって破滅へと導かれていく。

こっくりさん(Kokkuri-san)  出身地:不明
 狐狗狸さん。数人でコインや鉛筆を持ち、文字盤を使用して質問に答えてくれる。一種の降霊術であり、対応を誤ると低級霊に取り憑かれてしまう。

ジャグラー(Juggler)  出身地:オリジナル
 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』に登場した悪魔。“ジャグラー”とは、ナイフやボールなどをお手玉のように扱う大道芸人のことだが、そこから転じて手品師や詐欺師などのことも指すようになった。

ジャック・リパー(Jack the Ripper)  出身地:ロンドン
 十九世紀末のロンドンを恐怖のどん底に叩き込んだ連続猟奇殺人鬼、「切り裂きジャック」のこと。夜な夜なロンドンの町を徘徊し、娼婦達を殺戮していった。結局事件は迷宮入りし、今もってなお犯人は不明のままである。

シャドウ(Shadow)  出身地:不明
 心理学用語で、人間の内面に眠る原始的な側面。いわば、理性によって抑圧されている影の部分であり、表層に現れている自我とは相反する存在である。

シャドウうらら(Shadow Urara)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罰』の登場人物、芹沢うららの心の闇の部分が実体化した存在。

シャドウ栄吉(Shadow Eikichi)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罪』の登場人物、三科栄吉の心の闇の部分が実体化した存在。

シャドウ克哉(Shadow Katsuya)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罰』の登場人物、周防克哉の心の闇の部分が実体化した存在。

シャドウギンコ(Shadow Ginko)
 『ペルソナ2 罪』の登場人物、リサ・シルバーマンの心の闇の部分が実体化した存在。

シャドウ達哉(Shadow Tatsuya)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罪』の主人公、周防達哉の心の闇の部分が実体化した存在。

シャドウパオフゥ(Shadow Baofu)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罰』の登場人物、パオフゥこと嵯峨薫の心の闇の部分が実体化した存在。

シャドウ舞耶(Shadow Maya)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罪』、『ペルソナ2 罰』の登場人物、天野舞耶の心の闇の部分が実体化した存在。

シャドウゆきの(Shadow Yukino)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罪』の登場人物、黛ゆきのの心の闇の部分が実体化した存在。

ショゴス(Shoggoth)  出身地:南極?
 クトゥルー神話において、太古に地球に住んでいた種族“オールドワン”が労働させるために作り出した奉仕種族。粘液状の原形質生物であり、当初は知能を持っていなかったが、徐々に知能をつけ始め、ついにはオールドワンに対して反乱を起こし、彼らの文明を大きく衰退させる原因となった。

菅原だったもの(Sugawara-datta-mono)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罰』で新世塾の幹部として登場する陸上自衛隊の師団長菅原陸将。彼は悪性の病に冒されており、新世塾の目的に協力する代償として不老不死の肉体を欲した。アメノトリフネ浮上とほぼ時を同じくして須藤竜蔵によって悪魔化された。驚異的な再生能力を持つそれは確かに不死の存在であったが、周防達哉たちとの戦いに敗れ、奈落の底へと叩き落された。

ストーカー(Stalker)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罰』に登場。本名は桑原真。ファッション雑誌でモデルをしていたエリーこと桐島英理子を見初めて、彼女に執拗なストーカー行為を行っていたが、マンションに侵入したところをエリーのペルソナに撃退され、以来おとなしくなった。ゲーム本編で珠間瑠TVに出現した彼はエリーの恐怖心が生み出したものである。

スペクター(Specter)  出身地:不明
 いわゆる幽霊の一種であり、現世に対して強い未練や執着を残して死んだ人間が成仏できずに死後も現世に留まっているもの。現世に対する強い執着ゆえか、他の幽霊の類よりも強力な力を持っているものが多い。

スライム(Slime)  出身地:不明
 英語で「粘液状の物体」の意味である。多くの人々の嫌悪感を誘うその姿から、ホラーやファンタジー作品などに頻繁に登場してきた。『真・女神転生』シリーズでは、悪魔が現世に実体化するためのマグネタイトが足りなかったために、実体化に失敗したものとされている。

タトゥーマン(Tatooman)  出身地:オリジナル
 『真・女神転生 デビルサマナー』に登場した悪魔。天堂組配下のヤクザであり、長ドスをもっている。背中にある彫り物は名人の手によるジャックフロストである。

ちんぴら(Chinpira)  出身地:不明
 暴力団などの下っ端の構成員であり、徒党を組んで、明らかに自分より弱そうな相手に対して数の暴力を頼んで恐喝行為を行う。

テッソ(Tesso)  出身地:日本
 鉄鼠。三井寺の高僧頼豪は白河天皇の命を受け、皇子誕生の祈祷を行う。見事皇子が誕生し、頼豪は望みの褒美を受けることになった。頼豪は三井寺に戒壇を開くことを望んだが、延暦寺の猛反対を受けたために白河天皇はその望みを叶えなかった。これを恨んだ頼豪は皇子と延暦寺を呪って死んだ。皇子は頼豪の怨霊に祟り殺され、延暦寺には八万四千匹もの鉄の歯を持つ鼠が現れて経文を食い荒らしたという。

デビル杉本(Devil Sugimoto)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罰』に登場。カス高こと春日山高校に通う不良生徒。カス高の番長である三科栄吉を恨んでおり、彼を殺すためにジョーカー呪いを行ったために自らジョーカーと化してしまった。肥大化したジョーカーに取り込まれて悪魔化した彼は、天野舞耶たちに襲い掛かるが、返り討ちにあう。一命を取り留めた彼は南条財閥傘下の病院へと搬送され、治療を受けることになった。

ドッペルゲンガー(Doppelganger)  出身地:ドイツ
 ドイツ語で「二重に歩くもの」の意味であり、もう一人の自分であるとされる。自分と全く同じ姿をしており、自分のドッペルゲンガーを見たものは数日中に死んでしまうといわれている。また、ごく稀に異性体のドッペルゲンガーが現れることもある。

ナイトストーカー(Night Stalker)  出身地:不明
 夜の闇に巣食う悪魔崇拝者たち。悪魔に忠誠を誓っており、子ども達を誘拐してきては悪魔に生贄として捧げている。

バックベアード(Backbeard)  出身地:ヨーロッパ
 ヨーロッパ全域に伝わる一つ目の魔物。その容姿は定かではないが、一般には触手の生えた眼球のような姿で描かれる事が多い。

フーリガン(Hooligan)  出身地:オリジナル
 『真・女神転生 デビルサマナー』に登場する悪魔。天堂組の準構成員であるチーマーたちが悪魔化したもの。“hooligan”とは、ごろつきや暴力団員を意味する英語であり、近年では騒動を起こすことを目的としたサッカーのサポーターのことも言うようになってきた。

ブラックウーズ(Black Ooze)  出身地:不明
 「黒い軟泥」と言う意味の英語であり、その名の通り黒色のスライム状の悪魔である。

ブロブ(Blob)  出身地:不明
 英語で「半固体の塊」を意味する言葉であり、その名の通り固体と液体の中間のような軟体であるが、スライムよりは固体に近いようである。元ネタは映画『ブロブ 宇宙からの不明物体』に登場する生物だと思われる。

マッドガッサー(Mad Gasser)  出身地:不明
 都市部に出現し、猛毒ガスを撒き散らす黒衣の怪人。甘い臭いのこのガスを吸うと激しい頭痛や吐き気を催すと言われている。

モウリョウ(Mouryou)  出身地:日本
 魍魎。自然物の精気かが寄り集まって生まれた妖怪であり、姿形は人間の幼児に似ているが目は赤く、耳は長い。美しい髪と人間に似た声を持っており、人間を化かすといわれている。

ヤクザ(Yakuza)  出身地:日本
 元々は社会不適応者のことを指す言葉だったが、現在では暴力団組員を指す言葉として使われている。語源は、「三枚」という博打で「8・9・3」の目が出ると負けになるというルールだとされている。


業魔
 人間の精神の奥底に眠っている暗黒面。普段は理性で抑えられている欲望やコンプレックスなどが具象化した存在である。

アラガンス(Arrogance)  出身地:不明
 「傲慢」や「横柄」といった意味の英語であり、人間のそうした側面が具象化したものである。また、「傲慢」はキリスト教における人間の七つの大罪の一つとされている。

オブスィーン(Obscene)  出身地:不明
 「猥褻」や「好色」といった意味の英語であり、人間のそうした側面が具象化したものである。また、「好色」はキリスト教における人間の七つの大罪の一つとされている。

グリード(Greed)  出身地:不明
 「貪欲」という意味の英語であり、人間のそうした側面が具象化したものである。また、「貪欲」はキリスト教における人間の七つの大罪の一つとされている。

ジェラシー(Jealousy)  出身地:不明
 「嫉妬」や「妬み」といった意味の英語であり、人間のそうした側面が具象化したものである。また、「嫉妬」はキリスト教における人間の七つの大罪の一つとされている。

テディベア(Teddy Bear)  出身地:オリジナル
 『女神異聞録 ペルソナ』に登場した悪魔。園村麻希の分身である少女、マイが肌身離さず持っているクマのぬいぐるみが悪魔化したものである。

ベリカシティ(Belicosity)  出身地:不明
 「好戦的」という意味の英語であり、人間のそうした側面が具象化したものである。

メタル・栄吉(Metal Eikichi)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罰』に登場した悪魔。周防達哉が他の三人の仲間と異なり、自分のみ「向こう側」の記憶を取り戻して舞耶と行動することに対する自責の念が三科栄吉の姿をとって実体化したもの。アメノトリフネと同じ素材で肉体が構成されているために物理攻撃が通用しない。

メタル・淳(Metal Jun)  出身地:オリジナル
『ペルソナ2 罰』に登場した悪魔。周防達哉が他の三人の仲間と異なり、自分のみ「向こう側」の記憶を取り戻して舞耶と行動することに対する自責の念が黒須淳の姿をとって実体化したもの。アメノトリフネと同じ素材で肉体が構成されているために物理攻撃が通用しない。

メタル・ダディ(Metal Daddy)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罪』に登場する悪魔。三科栄吉の幼い頃から刷り込まれてきた父親に対する恐怖心が実体化した存在。

メタル・マム(Metal Mom)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罪』に登場する悪魔。黒須純が実の母親から疎んじられていた過去に対する悲しみが母親の姿をとって実体化した存在。

メタル・リサ(Metal Lisa)  出身地:オリジナル
 『ペルソナ2 罰』に登場した悪魔。周防達哉が他の三人の仲間と異なり、自分のみ「向こう側」の記憶を取り戻して舞耶と行動することに対する自責の念がリサ・シルバーマンの姿をとって実体化したもの。アメノトリフネと同じ素材で肉体が構成されているために物理攻撃が通用しない。

レイジネス(Laziness)  出身地:不明
 「怠惰」という意味の英語であり、人間のそうした側面が具象化したものである。また、「怠惰」はキリスト教における人間の七つの大罪の一つとされている。

レディースノー(Lady Snow)  出身地:オリジナル
 『女神異聞録 ペルソナ』の「雪の女王編」に登場した悪魔。雪の女王の仮面によって氷漬けにされた冴子先生を救うために必要な鏡の破片を一定数以上集められなかった場合、雪の女王に支配された冴子先生はレディースノーと化して主人公たちと戦うことになる。

レディマスカレード(Lady Masquerade)  出身地:オリジナル
 『女神異聞録 ペルソナ』の「雪の女王編」に登場した悪魔。雪の女王の仮面によって氷漬けにされた冴子先生を救うために必要な鏡の破片を一定数以上集められた場合、仮面は冴子先生から外れて巨大化し、レディマスカレードとして主人公たちに襲い掛かってくる。




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