File4.闇に蠢く・・・


File.4-2 夜の中


GM「非常口から中に入ると、すぐ左側にはみすずが入ってきた男子トイレと女子トイレが並んでいて、その正面にはエレベーターがある」
慧瑠「とりあえず、エレベーターは使う必要はないだろう」
みさき「研究室っていったらやっぱり地下にあるのかな?」
GM「(白紙に地図を描きながら)非常口を入って右側の壁にエレベーターがあって、その奥に3つ扉が並んでいる。左側には男女のトイレと扉が2つ、その先に玄関ホールがあって、さらにその先にも扉が一つある。で、右側の一番奥に階段がある」
慧瑠「昇り階段?」
GM「陰になってるのでそこまでは分からない」
みさき「行くしかないか」
慧瑠「こそこそ進むしかないだろう。途中の扉には直観の高い人に聞き耳を立ててもらって」
つばさ「はーい。右側の一番手前の扉に聞き耳を立てます」
GM「・・・特に何も聞こえないね」
慧瑠「じゃあ先に進むか。っとその前にそこは何の部屋か分かる?」
GM「扉の上に『倉庫』と書かれたプレートが付けられてるね」
つばさ「開けちゃえ〜」
GM「鍵がかかってるよ」
つばさ「壊しちゃえ〜」
みさき「人が来ちゃうよ」
慧瑠「いいや、ここは無視して先に進むか」
つばさ「じゃあ、今度は左側の扉に聞き耳立てます」
GM「・・・いびきみたいな音が聞こえたよ」
慧瑠「警備員室か」
みさき「あれ、そうすると隣の扉は・・・? あ、詰所と受付か」
慧瑠「寝てるんなら無視して進むか」
みさき「でも、監視カメラのスイッチとかってこの部屋にありそうじゃない?」
慧瑠「それもそうか。じゃあ押し込むか?」
みさき「鍵は?」
GM「掛かってないよ」
みさき「こっそり入ります」
GM「気づくかどうか・・・グースカ寝てますね」
慧瑠「じゃあ起こさないようにしながら、ブレーカーをさがして落としちゃうよ」
みさき「そこにブレーカーあるの?」
GM「探せばすぐに見つかったよ」
慧瑠「じゃあ、バンッと落としちゃうよ」
GM「真っ暗になったよ」
慧瑠「じゃあ、他の部屋のプレートをチェックしながら階段のところまで進むよ」
GM「まず、受付の正面は壁がガラス張りになったカフェテラスになってるね。その隣が事務室。で、その向かいは会議室だ」
慧瑠「階段は上下ともあるの?」
GM「いや、昇りだけ」
慧瑠「しょうがないから上に上がっていく」
GM「とりあえず、2階に着いたよ。階段はさらに上まで続いてるけど」
慧瑠「先に2階から調べるか」
つばさ「そうだね」
GM「階段から向かって左側に扉が3つ並んでて、一番奥にはエレベーターがある。右側は扉が2つでその奥にトイレの入り口が2つ並んでる」
みさき「また1ヶ所ずつ確認していって、怪しそうなところだけ調べていく?」
慧瑠「そうだな。手前から順番に調べながら進んでいくぞ」
GM「まず、右側の1番手前が実験動物とかを飼っておく飼育室。その隣も同じみたいだね。で、反対側の3つは全部実験室と書いてある」
慧瑠「ならまずは実験室からだな。1ヶ所ずつ扉を開けて・・・あ」
GM「当然のように鍵が掛かってます」
慧瑠「下の警備員室に戻って合鍵の束を取ってくる。警備員が起きてたら殴り倒すから」
GM「・・・どっちにとっても幸なことに警備員はまだ寝ていたようだ」
慧瑠「『アンタ命拾いしたよ』って言い残して鍵束を持っていく(笑)」
GM「はいはい」
慧瑠「みんなの所に戻ったら、手前の扉から開けるよ」
GM「じゃあ、合鍵の一つが合って、扉が開いたよ。中にはよくわからない実験器具らしいものが所狭しと置いてあるよ」
慧瑠「コンピュータとか書類はありますか?」
GM「コンピュータはあるし、書類もあるけど」
慧瑠「あ、ブレーカー落としてあるからパソコンが起動できねーや」
阿弥華「だめじゃん」
慧瑠「いいや、本体を分解してハードディスクだけ抜いて持って帰るか」
つばさ&みさき「お、鬼だ・・・」
GM「じゃあ、ちゃんと抜き取れたかどうか器用さでチェックしてくれ」
慧瑠「・・・ばっちり成功」
みさき「書類の方はどうする?」
慧瑠「適当にカバンの中に詰めときゃいいだろ」
みさき「それじゃあ、次の部屋にレッツゴー!」

 完全に空き巣と化した一行は3つの実験を荒らしまわって、ハードディスクや書類などを手当たり次第に盗み出していった・・・。

GM「3階に着いたよ。とりあえず、この上はないみたいだね」
慧瑠「で、廊下はどんな感じ?」
GM「階段から向かって左側にはやはり扉が3つあってその奥にエレベーターがある。で、右側には扉が4つと、その奥にトイレが2つ並んでいる」
慧瑠「じゃあ、端から順にプレートを確認して、合鍵を使って中も見ていくよ」
GM「まず、右側の1番手前がロッカールームになっている」
慧瑠「じゃあ、片っ端から開けていって、メディア関係の物があったら持っていくよ」
GM「・・・特にめぼしい物は見つからなかったね」
慧瑠「じゃあ次に行くか」
GM「ロッカールームの隣は『研究室』と書いてあるね」
慧瑠「中に入ってみる」
GM「中には机が幾つか並んでいて、パソコンやらファイルやらが置いてあるね。あと、壁には本棚があって本が詰まってるよ」

 ・・・以下略(笑)
 4つあった研究室を蹂躙し尽くした一行は次なる獲物を求めて奥へと進んでいった。

慧瑠「次はトイレの隣の部屋だな」
GM「そこは応接室みたいだね。ソファーセットや装飾品の入った棚が並んでいるね」
慧瑠「ここは調べなくてもいいだろう。最後の部屋に行くぞ」
GM「鍵が掛かってるよ」
慧瑠「開ける」
GM「鍵穴がないよ」
慧瑠「なぬ? じゃあ、扉の隙間に青竜刀を押し込んで鍵を叩き切る」
GM「刃が厚くて隙間に入らないよ」
慧瑠「ちぃっ!」
GM「ドアノブの下に入力キーみたいなものが付いてるよ。電子ロックみたいだね」
阿弥華「ハッキングしちゃいなさいよ」
慧瑠「ブレーカー落としちゃってるからハッキングできないんだよ」
阿弥華「じゃあ入れてくる?」
慧瑠「入れてきてくれ」
阿弥華「行ってきま〜す」
みさき「じゃあ、今のうちに今まで回収した荷物を全部車に置いてきます」
つばさ「あ、ボクも行ってきます」
洵「2人だけだと危ないので一緒に行ってきます」
GM「阿弥華の方は・・・やっぱりまだ寝てましたね」
阿弥華「ラッキー! 電源入れたらさっさと上に戻ります」
慧瑠「じゃあ、【ハッキング】するか・・・判定は成功。威力は・・・17」
GM「17? ロックは解除できなかったよ」
慧瑠「むぅ。命運を使って振りなおすか。・・・判定は成功。威力は・・・20」
GM「ギリギリで開いたね」
慧瑠「ふぅ〜。中に入るか」
GM「所長室みたいだね。他の部屋よりも内装が豪華になっている」
慧瑠「所長室か、怪しいね〜」
つばさ「家捜し〜家捜し〜♪」
GM「中を捜すんなら直観チェックをしてくれ」
阿弥華「あたしは廊下に出て見張ってます」
みすず「成功しました」
慧瑠&洵&つばさ「失敗」
みさき「ファンブルしちゃいました」
GM「MOとかは見つからなかったけど、COMP用のソフトが3本見つかった」
慧瑠「何のソフト?」
GM「ジャイブ・トーキン、デクリプト、デコーダーが各1個ずつ」
慧瑠「じゃあ、とりあえず全部持っていくか」
みさき「他には何も見つからなかったの?」
GM「とりあえず他に大したものは探し出せなかった」
慧瑠「じゃあ、この部屋のパソコンを起動してデータをあさってみる」
GM「業務報告があるぐらいで大した物は見つからなかったね」
慧瑠「んー、じゃあ電源切ってから例によってハードディスクを外して持っていくよ・・・成功」
GM「はいはい」
みさき「やっぱり地下でしょう!」
慧瑠「とりあえずエレベーターだな。乗ってみるよ」
GM「ボタンは開閉と1階から3階までしかないね」
みさき「B1Fとかはないんだね」
GM「ないよ」
みすず「特定の順番で押すといいとかかな?」
慧瑠「3・2・1・3・2・1とか押してみるけど」
GM「特に反応はないね」
みすず「じゃあ階段で1階まで降りよっか」
慧瑠「そうだな。1階の部屋は見てなかったしな」
つばさ「倉庫が怪しくない?」
慧瑠「そうだな。倉庫に行ってみるか」
GM「倉庫の中には動物の餌やらなんやらが積んであるね」
みすず「その餌ってどんな餌ですか?」
慧瑠「肉骨粉入りの飼料とか?(笑)」
つばさ「時事ネタはヤバイよっ!(一同笑)」
みさき「(笑)とりあえず、地下に通じてそうな怪しげな隙間がないかどうか調べてみます」
つばさ「家捜し、家捜し〜」
GM「探す人は直観チェックをしてみてください」
洵&つばさ&みすず「成功」
阿弥華&慧瑠&みさき「失敗」
GM「成功した人は、ウィーンって感じの機械音みたいなものが聞こえたよ」
つばさ「他のところでは聞こえなかったの?」
GM「そうだね。今まで回った中ではここでしか聞こえなかったね」
みすず「通風孔とかありますか?」
GM「そりゃあるけど」
みすず「そこから音とか漏れてないですか?」
GM「・・・特には聞こえなかったね」
慧瑠「一応、他の部屋も回ってみるか。というわけで隣のカフェテラスに行ってみます」
GM「廊下側と外側の壁が全面ガラス張りになってて、右側の壁には自販機が並んでるね。で、テーブルと椅子が何組か置いてあるね」
慧瑠「ここは特になさそうだな。隣の事務室に行くぞ」
GM「事務室の中には事務机が幾つか並んでるね」
みさき「ここでも機械の音は聞こえないの?」
GM「・・・聞こえないね」
慧瑠「じゃあ、次の会議室に行ってみよう」
GM「会議用の長机と椅子、ホワイトボードが置いてあるよ」
みさき「ここも音は聞こえない?」
GM「・・・そうだね」
みさき「じゃあ、倉庫か、警備員室かだね」
慧瑠「じゃあ、一応警備員室に行ってみるか」
GM「中に入ると、丁度警備員が目を覚まそうとしているよ」
慧瑠「殴り倒す!」
GM「じゃあ、強さで判定して・・・成功? こっちの回避はできません」
慧瑠「7点ダメージね」
GM「じゃあ、バタンキューと気絶しました」
慧瑠「おやすみー」
みさき「機械の音とか聞こえます?」
GM「監視カメラの作動音が聞こえるね」
慧瑠「監視カメラの電源は切っておくよ。ついでにテープも抜き出してバラしておく」
GM「・・・特に音は聞こえないね」
みすず「倉庫に戻って、床に聞き耳を立てます」
GM「・・・ひんやりしていて気持ちいい(笑)」
みすず「このまま眠ってしまいたいですね」
みさき「せんせぇ〜(笑)」
みすず「じゃあ、壁に聞き耳を立ててみます」
GM「壁は四方にあるけど」
慧瑠&みすず「エレベーターのある方」
みさき「やっぱりここはエレベーター側でしょう」
洵「うんうん」
GM「なに? みんなで揃ってエレベーター側の壁に耳をくっつけてるの?」
阿弥華「あ、怪しい・・・」
GM「何かやっぱりそっちの壁から機械音みたいな音が聞こえるね」
みすず「今エレベーターって電源入ってるんだよね?そしたら、一旦エレベーターを上に上げてから電源を切って中を調べてみない?」
慧瑠「やってみるか。エレベーターを2階に上げてから電源を切って、1階のエレベーターの扉を力技でこじ開けるよ」
みすず「で、何か見えます?」
GM「んー、下はすぐ床になってるね。すぐ真正面も壁になってるよ」
慧瑠「倉庫とエレベーターの間の壁が不自然に厚かったりしない?」
GM「別にそんなこともないけど」
慧瑠「じゃあ、エレベーターの奥の壁を調べてみます」
GM「うん、奥の壁からエレベーターの作動音が聞こえるね」
洵「え?」
慧瑠「じゃあ、3階の所長室に行って、エレベーター側の壁を調べる」
GM「じゃあ全員直観チェックをしてください」
洵&つばさ「成功です」
慧瑠&みさき&みすず「失敗」
阿弥華「ファンブル・・・」
GM「そうすると、壁の装飾品に偽装してあったコントロールパネルを見つけたよ」
慧瑠「んじゃ、暗号を解読するよ・・・成功。威力は・・・19」
GM「簡単なパスコードだったから解読できたね」
慧瑠「そのパスコードを入力するよ」
GM「そうすると、壁に偽装されていた扉が開いて、エレベーターが姿を見せるよ」
慧瑠「よし、入るぞ」

 地下に乗り込む泥棒・・・もとい、PCご一行をの前に現れるものは何か!?


注釈

ジャイブ・トーキン、デクリプト、デコーダー
 COMP用のソフトウェアで、ジャイブ・トーキンは外国語のデータベース。デクリプトとデコーダーはそれぞれ暗号解読とコード解読の補助ソフト。


File.4-3へ

戻る