File5.魂寄の贄


File.5-1 事件は唐突に起こる


 今回も例によってみすずのプレイヤー氏が欠席のため、5人でのプレイとなった。

GM「はい、それじゃあ始めます。時間は11月の始め頃です」
みさき「中間テストも終わって暇してるんだね」
GM「で、みんないつも通り学校に来ました」
みさき「おはよーございまーす」
阿弥華「んー、いつも通り教頭に怒られてるかも(笑)」
慧瑠「おいおい」
GM「どーしてそう君は自虐的なのかな?(笑)」
阿弥華「えー、だってありそうじゃん」
つばさ(教頭)『先生、どうして貴女はそう物を壊すんですか!?』(一同笑)
慧瑠「いきなり校門の植木壊したりとか?(笑)」
GM「とまあ、いつも通りの日常を過ごしているところで、臨時ニュースが飛び込んできます」
慧瑠「ぬ?」
みさき「ピンポンパンポーン」
GM「なんと、図書司書の池永先生が重傷を負って入院したそうです」
つばさ「おめでとうございまーす(笑)」
GM「めでたくねえっ!!」(一同笑)
洵「図書委員じゃなかったっけ君たち? ほら、もう少しこう心配するとか」
みさき「でも、一線退いてたんじゃなかったの?」
GM「うむ、怪我をしていたので一線は退いていた。詳しい事情は不明らしい」
阿弥華「痴話喧嘩で痴情のもつれとか」
つばさ「じゃあ、授業が終わったらお見舞いに行こうか」
GM「特に何もしないのなら一気に放課後まで時間を飛ばします」
慧瑠「特に何もしないよ」
みさき「うん」
GM「じゃあ放課後です」

 5人は連れ立って池永の入院している病院に見舞いに行った。

つばさ「よーし、じゃあギプスに落書きするぞー」
GM「病室の前には『面会謝絶』の札が下がってるよ」
洵「あらら」
慧瑠「面会謝絶? ガラガラガラ」
GM「鍵がかかってるよ」
阿弥華「じゃあ壊すか」
GM「壊すな!!」
みさき「じゃあ、看護婦さんに『面会謝絶ってなってましたけど怪我ですか病気ですか?』って」
阿弥華「痴情のもつれですか?」
GM「怪我です」
慧瑠「車にでもはねられたんですか?」
GM「とりあえず、切り傷、刺し傷、打撲多数だったらしい」
つばさ「やっぱり痴情のもつれだ!!」
GM「勝手に決め付けるなよ」
阿弥華「借金かもよ」
つばさ「あ〜〜、消費者金融に1千万とか」
みさき「校長に聞いてみたほうがいいのかな?
慧瑠「まあ、そうだな」
GM「一線を退いていたけど、並みの人間なら負けないぐらいの能力は持ってるからね」
慧瑠「じゃあ、外に出て校長に電話をかけてみるか。『司書の先生どうしたん? 何か知ってる?』」
GM「とりあえず、警察から聞いた話と状況から推測するに、悪魔に襲われたらしい」
つばさ「襲われたのかよ」
慧瑠「まあ、直接戦闘系じゃなかったから一人でいる時に襲われたんじゃあしょうがないか」
みさき「何か持ってたわけじゃないよね?」
慧瑠「なんだろうね?」
みさき「最近そんな風に襲われてる退魔士の人って他にもいるんですか?」
GM「とりあえず、今のところそういう話は聞いていない」
みさき「別に何も任務には就いてなかったんですよね」
GM「うん。で、襲われた場所は深夜の路上だったんだけど、彼の持ってる《秘密の隠れ家》の側だった」
慧瑠「ああ、そう言えばそんな背景情報持ってたな」
みさき「じゃあ、とりあえず行ってみますか」
洵「どこに?」
阿弥華「どこに?」
みさき「アジト」
慧瑠「とりあえず現場検証だな」
洵「捜査の基本だねっ」
みさき「でも、召喚士が襲われたってことは他のクズノハは動いてないのかな?」
GM「どうだろう、昨日の今日だからね」
慧瑠「次に襲われるのは誰かな〜
GM&阿弥華「びしっ!」(慧瑠を指差す)
慧瑠「はぁっっつ、何故俺!?」
阿弥華「アンタが一番そっちの道が深そうだから」
GM「召喚士だから」
つばさ「ボクは襲われたら死んじゃうのでこないでしょう」
GM「でも、君が破壊力ナンバー1ですが」
つばさ「肉体的に弱いから」
GM「攻撃力が高くて防御力が低いのは真っ先に狙われるぞ。とゆーか、俺が相手だったら真っ先に狙う(笑)」
洵「来るぞー。だってほら、ヒロインだったしね〜、縛られてたしね〜、後はお姫様抱っこさえあれば完璧だね〜」(一同笑)
つばさ「完璧だね〜」
GM「誰かにして欲しいのか?」

 ・・・間

みさき「行くか、現場検証に」
GM「アジトと事件現場のどっちに行くの?」
慧瑠「とりあえず襲われた現場だな」
みさき「その後に荒らされてないかどうかアジトを調べるんだね」
慧瑠「そういうこと」
GM「現場には警察が現場検証した後が残ってるよ」
慧瑠「白い線があちこちに引いてあるんだな」
つばさ「人の形に線が引いてあるんだね」
GM「それは殺人現場じゃないのか?」
みさき「なんか焼け跡とか凍り跡とかはないの?」
GM「それらしい痕跡はなさそうだね」
慧瑠「刺し傷、切り傷、打撲って言ってたしねぇ」
阿弥華「やっぱり痴情のもつれじゃん」
GM「どうやってもそういう方向に持っていきたいのか君は」
慧瑠「刺し傷、切り傷、打撲でしょ・・・?」
つばさ「・・・あ」

 全員一斉に阿弥華の方を向く。

GM「犯人はお前だっ!!」(一同爆笑)
阿弥華「あたし!?(笑)」
慧瑠「そんなことができるのは君ぐらいしかいない!!(笑)」
洵「いや、私もできないことはありませんが」
つばさ「でも、打撲ができないでしょ」
みさき「いや、鞭がある」
洵「ああああああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜(笑)」
つばさ「ここにも容疑者がっ!!」(一同爆笑)
みさき「というわけで」
慧瑠「犯人はこの2人?(笑)」
GM「それでは話が進まんだろうがっ!!(笑)」

みさき「まあいいや、じゃあアジトを見に行こうか」
洵「じゃあみんなでぞろぞろと」
みさき「こんにちは〜」
GM「雑居ビルの半地下室で、だいぶ殺風景だけど、中に入った瞬間に判るぐらい荒らされた跡がある」
みさき「ああ、やっぱり」
慧瑠「何か持ってかれたか」
みさき「COMPはあるの?」
GM「デスクトップのコンピュータはあるけど普段使用しているCOMPはない」
みさき「それを持ってかれたのかな?」
GM「部屋はいかにもアジトって感じのコンクリート打ちの殺風景な部屋で、デスクトップのコンピュータやベッドの他には少し大きめの冷蔵庫がある」
慧瑠「業務用?」
GM「いや、そこまでは大きくない。で、冷蔵庫の冷蔵室の中敷が全部外されてる」
みさき「ということは、中に何かが入っていて、それが持って行かれたってことだよね?」
阿弥華「冷凍保存された悪魔とか?」
GM「冷庫だっちゅーに!!」
つばさ「死体が入っているとか(笑)」
洵「きゃー、恐ーい(笑)」
みさき「・・・・・・あれ? そういえば昔肉人形か何か無かったっけ?」
阿弥華「・・・肉人形?」
慧瑠「あー、いたいた」
つばさ「肉・・・? あー、いたかもねぇ」
洵「いたっけ・・・?」
みさき「それだ!」
慧瑠「確かに造魔を作るための材料はあったな」
つばさ「しかも今、マスター『あちゃーっ』って顔したよ(笑)」
GM「こらこら、GMの顔色を読むのは反則だぞ(笑)」
みさき「そうそう、確かあの後売って欲しいって言われたけど断ったんだよね」
慧瑠「最初のシナリオで俺が出したやつだな」
みさき「ってことは持ってかれたのはそれと見て間違いなさそうだね」
慧瑠「で、あとCOMPも無いのか」
阿弥華「何か作ろうとしてるんじゃないのかな?」
みさき「肉人形欲しがってたのって誰だっけ?」
GM「造魔を作るための必需品だから欲しがっている人なら結構いるぞ」
慧瑠「あれは一種の貴重品だからな」
みさき「でも、盗られた物がわかったからって、誰が持っていったかは判らないんだよね」
GM「ただし、ドリー・カドモンを活用できる人間の数はそう多くは無いよ」
みさき「じゃあ、ある程度の目星はつくんだ」
GM「まずは悪魔召喚ができるCOMP使い、それと悪魔合体を行うことができる魔道士」
みさき「でも、作れるってことはかなり上級の魔導士じゃないとだめ?」
GM「そうだね。ルール的には【魔道】の技能レベルが15以上で、覚醒段階がIVないとダメだから最低でも30レベル以上は必要だね」
つばさ「おーい!!」
GM「他には売るために持って行ったという可能性もあるね」
慧瑠「あとはあの時でてきたヴィクトルっつーおっさんもいるな」
GM「あの人は悪魔合体の第一人者だ」
みさき「ヴィクトル氏とは何か伝手はあったっけ?」
慧瑠「伝手じゃないけど連絡先は確か誰かが貰ってたはずだぞ」
みさき「誰だっけ?」
GM「オレ(笑)」
洵「ダメじゃん」
慧瑠「いや、でも伝手はあるから連絡先は調べようと思えば調べられるんだよ(笑)」
GM「いや、それ以前に君、その伝手が魔道士だ(笑)」
慧瑠「ふっふっふっ(笑)」
GM「知ってて言ってるでしょ(笑)」
慧瑠「おう(笑)」
阿弥華「ああ、校長にも一応連絡しておく?」
慧瑠「とりあえずね、校長にも連絡しておいて、ついでに伝手のオヤジにも連絡しておくよ。魔道士だからね(笑)」
みさき「うん」
阿弥華「じゃあ教師組はまた校長のところに行ってくるか『また厄介事に巻き込まれそうだよ〜』って」
慧瑠「じゃあ、伊那新にでも電話しようか『あー、押井だけど、聞いたかもしれないけどうちの先生が持ってたドリー・カドモンが盗られたらしいんだよね」
GM『ほう』
慧瑠『で、あいつの持ってたCOMPも無くなってるんだけど』
GM『COMP使いがCOMPを手放すとは考えにくいから、自分で今も持ってるか、警察が証拠品として押収していったかじゃないのか?』
慧瑠『で、ドリー・カドモンのほうが心配なんだけど、ドリー・カドモンを欲しがってたり、必要としてそうな人間をピックアップして貰いたいんだけど』
GM『ふむ、よかろう。それらしい相手をピックアップして夜までにはメールしておこう』
慧瑠「サンキュー」
阿弥華「戦闘要員はやること特に無いよねぇ」
みさき「他に何かできることってあるかな?」
阿弥華「他のドリー・カドモンが盗まれたっていう事件は無いのかな?」
慧瑠「そうだな、その辺も調べてみるか」
阿弥華「でもさ、あたしらが持ってるってどこから情報が漏れたんだ?」
みさき「多分、元々持ってた人は有名だったと思うんだよね。その人の所から無くなったってことはそこに行った人が持ってると考えられるわけだから・・・」
慧瑠「そうだな」
みさき「・・・内通者がいる?」
慧瑠「難しいところだな」
洵「ぐー(寝)」
GM「寝るなっ!!」
慧瑠「とりあえず、前の事件の背後関係を調べるのは難しそうだからオヤジからの連絡待ちだな」
阿弥華「しかないかな?」
慧瑠「あ、でも背後関係ならヴィクトルに聞けば少しは判るかもな」
阿弥華「じゃあヴィクトルのところに行ってみる?」
みさき「行くか」

 慧瑠の車に乗って一向は横浜港に浮かぶ豪華客船「ビー・シンフル」号へと向かった。

GM『業魔殿へヨーソロー』
慧瑠『こんちわーす、ヴィクトルさん』
GM『うむ、久し振りだな』
慧瑠『実は困ったことがあってね、うちらの知り合いが持ってたドリー・カドモンが盗られちゃったんだよね』
GM『ほう』
慧瑠『で、あの時に襲ってきた悪魔の背景とかわかれば何か参考になるかもしれないから教えて欲しいかなと。後、ヴィクトルさんとこの情報でドリー・カドモンを欲しがりそうな人間の情報があったら教えてもらいたいんだけど』
GM『まず、最初の質問だが、私は旧友の魔道士に頼まれて、別の魔道士がドリー・カドモンを狙っていることを本来の所有者に警告しにいったのだ。その狙っていた魔道士はドイツにいるはずであるから、今回の事件に関わっているとは考えにくいな』
慧瑠「なるほど」
GM『で、後者の質問であるが、ドリー・カドモンを使って造魔を作成するには相応の設備が必要であるし、完全造魔を作ろうと思ったらかなり大規模な設備が必要となるな』
慧瑠「となると、それだけの設備を整えられる組織と言うことで・・・」
GM『ただ、設備といっても、私のように術と機械を併用する場合と、術式のみで行う場合の2種類があるぞ』
慧瑠「でも、術だけの場合はかなりの技能が要求されるだろうから、そんな術者がそうそういるとも思えないしな」
みさき「じゃあ機械になるんだろうな」
阿弥華「だとすると、この間の製薬会社か、玲ちゃんの時の教団とかかな?」
みさき「でも、やっぱり造魔作られたらまずい事には変わらないんだよね?」
GM「基本的に造魔は作成者である主人には絶対服従だからね」
慧瑠「使う人間次第だな」
みさき「あんな事して奪ってるんだからいいことには使わないだろうね」
慧瑠「まあ、そうだろうな」
GM『ああ、それとだな、基本的に造魔はドリー・カドモンに悪魔を合体させて作るわけだが、そうやって作った肉体に人の魂を憑依させようと研究している者がいるらしい』
つばさ「それだね」
みさき「どういうこと?」
GM「基本的には無感情である『完全造魔』を器にして、そこに人間の魂を入れることで感情を芽生えさせようと研究をしている者がいるらしい」
慧瑠「そういうのもあるのか」
GM『もっとも、私はそのようなことはせずとも人として接することによって造魔にも感情が芽生えると思っておるがな』
慧瑠「どうもありがとうさん」
GM『そうか、行くのかボンボヤージ』

 一行は横浜まで来たついでに、近くにある伊那新の経営する喫茶店“ミラー・ウッズ”に顔を出す事にした。

GM「店の中に入ると『いらっしゃいませー』と新の娘の璃音が声を掛けてくる」
みさき「マスターはいるの?」
GM「カウンターにいるよ」
慧瑠「ちわーす」
つばさ「あ、ボク、チョコレートパフェ」
阿弥華「あたしはビール」
GM「そうすると、注文の品と一緒に封筒がテーブルに置かれるよ」
慧瑠「そしたら、俺は奥の席に行って封筒の中身を確かめる」
阿弥華「ついでに今の内に夕飯食べておく」
みさき「あ、噂のオレンジシフォンケーキ食べたい」
阿弥華「うどんが食べたい」
GM「普通の喫茶店にうどんはない! そんなメニューがあるのは『山』ぐらいだ!!」
阿弥華「じゃあ梅紫蘇スパゲティー」
つばさ「あ、ダージリンティーも下さい」
みさき「僕も飲み物は同じで」
GM「で、なんだったっけ?」
阿弥華「梅紫蘇スパゲティーと・・・」
GM「注文じゃねぇっ!!」(一同笑)
慧瑠「貰った資料を調べてるよ」
みさき「邪魔しちゃ悪いから・・・」
慧瑠「お前らも調べろ」
みさき「あ、やっぱり?(笑)」
GM「今のところ調べられる範囲内での調査結果がまとめられているね」
慧瑠「で、『さっきヴィクトルのところでこういう話聞いてきたんだけど』って造魔の話して、そういう手合いの話を聞いてないか尋ねておく」
GM「『ああ、そんな話を聞いたことがあるな』と言って、資料の中から1枚抜き出して、『コイツだな』と」
みさき「加々美っち?」
GM「違うって(笑)。そもそもあいつは魔道士じゃないし」
慧瑠「で、それはどんな人なの?」
GM「名前は柊 皓(ひいらぎ・こう)。フリーランスの魔道士で、色んな組織の研究に手を貸しているらしいが、ここ最近はパトロンを見つけて研究をしているらしい」
慧瑠「パトロンの正体は?」
GM「そっちは不明。本人は研究マニアで、自分で悪魔やドリー・カドモンを手に入れてどうこうっていうタイプではない」
慧瑠「典型的な研究者って感じだな」
GM「他にもそこそこ高位の魔道士や悪魔召喚士がリストアップされているけど、さっきヴィクトルが行っていた研究を行っているのは柊だけだね」
みさき「で、最近ドリー・カドモンを手に入れたっていう情報は?」
GM「それはさすがに昨日の今日だから不明だね」
つばさ「なに、直接殴りこむの?」
GM「柊自身は召喚士じゃないから、彼が犯人だと仮定するならば、実行犯が別にいて、柊に依頼されたか、売りつけるのが目的だろう。で、実行犯が昨日の晩手に入れたとして、柊の手に渡るとするればここ数日中だね」
慧瑠「柊の居場所はわかってるんだよね」
GM「大体の場所はわかっている。津久井の山の中に研究所がある」
つばさ「じゃあ、やっぱり殴りこみ?」
慧瑠「いや、とりあえずは見張り」
みさき「犯人は現場に戻ってくるっていうし、もう一回現場に行ってみる?」
慧瑠「いや、だったら病院に行った方がいいんじゃないのか」
GM「で、どうする?」
慧瑠「とりあえず病院に行く」
GM「着いた」
慧瑠「中に入り込む」
GM「鍵がかかってる」
慧瑠「青龍刀でスパーンと」
GM「防犯カメラにバッチリ映ってるけどいいのか?」
阿弥華「じゃあ防犯カメラを壊してから(笑)」
つばさ「あ、ボク【テレポート】使えるんだった(笑)」
洵「行ってらっしゃーい」
慧瑠「よし、行け」
つばさ「でも、中にいって何するの?」
慧瑠「窓開ければいいんだから」
つばさ「あ、そうか。んじゃ、行きまーす」

 つばさは病院内に【テレポート】し、近くにあった窓を開けて他のメンバーを中に入れて、池永の病室に潜入した。

阿弥華『で、誰に襲われたの?』
GM『悪魔と、おそらくはサマナーらしき人間だった。こちらも仲魔を召喚して応戦したが敵わなかった』
慧瑠「なるほど」
GM『だが、仲魔のインプに後をつけさせているからひょっとしたらアジトの方に戻っているかもしれないな』
慧瑠「オッケー、じゃあインプに話をつけておくか」
みさき「じゃあ、アジトの方に行ってみよう〜」
慧瑠「あ、襲ってきた悪魔の正体とかわかる?」
GM「アナライズできたのはモー・ショボーだけだったけど、他にも3体ぐらいいた」
慧瑠「成る程ね。んじゃあ、とりあえずアジトの方に行ってインプに話を聞くか」
GM「アジトに着いたけど、中には誰もいなさそうだね。っといったところで、皆さん直観チェックを」
阿弥華&慧瑠&みさき「成功」
洵&つばさ「失敗」
GM「成功した人は、西のほうからこっちに向かって何かすごい勢いで飛んできたのに気がついた」
慧瑠「窓を開ける」
GM「そうすると、インプが中に飛び込んできて、更にそれを追いかけて悪魔が2体突っ込んできた」

第1ターン
阿弥華「攻撃」
慧瑠「アナライズ」
洵「攻撃」
つばさ「いつも通り【サイコ・ブリザード】に集中」
みさき「【アギ】に集中」
GM「1体目は阿弥華に攻撃を仕掛けて・・・外れ。2体目は前衛の2人に【ドルミナー】」
阿弥華「失敗」
洵「失敗」
GM「阿弥華は眠ってるから飛ばして、次は慧瑠だ」
慧瑠「俺はアナライズをして・・・成功の・・・威力は14」
GM「だったら2体とも判った。LV11妖鳥ヤマチチだ」
つばさ「行動キャンセルして先生起こせる?」
GM「まあいいでしょう」
つばさ「じゃあ洵先生を起こす」
GM「はいよ。洵は今[転倒]してる状態だから」
洵「うーす」
みさき「じゃあ、こっちも行動キャンセルして御影先生を起こします」
阿弥華「起きた」

第2ターン
阿弥華「起き上がる
慧瑠「普通に攻撃」
洵「起き上がる」
つばさ「【サイコ・ブリザード】に集中」
みさき「【マハアクア】をかけます」
GM「ヤマチチAは阿弥華を攻撃して・・・失敗。ヤマチチBは洵を攻撃して・・・成功」
洵「ダメダメ・・・」
GM「ダメージは23点」
洵「8点抜けた」
慧瑠「ヤマチチAを刺して・・・失敗」
みさき「【マハアクア】は・・・失敗」

第3ターン
阿弥華「蹴り」
慧瑠「【扎】で攻撃」
洵「竜牙刀で攻撃」
つばさ「もう1回集中」
みさき「【アクア】をBに」
GM「ヤマチチAは前衛に【ドルミナー】」
阿弥華「失敗」
洵「ファンブル〜」
GM「Bは洵を攻撃して・・・失敗」
慧瑠「【扎】で攻撃〜。失敗」
みさき「Bに【アクア】いきます〜。成功」
GM「魔法回避は失敗」
みさき「ダメージは・・・20点」
GM「かなり効いたな」

 洵は回復チェックに成功して目覚めたが、阿弥華は眠ったままである。

第4ターン
阿弥華「寝てます」
慧瑠「Bに攻撃」
洵「立ち上がる」
つばさ「Aに【サイコ・ブリザード】発動」
みさき「御影先生を起こす」
GM「ヤマチチAはまたも前衛に【ドルミナー】」
洵「・・・やったー、華麗に成功!!」
GM「ヤマチチBは慧瑠に【ザンマ】」
慧瑠「回避は失敗」
GM「ダメージは30点」
慧瑠「27点くらった。んで、俺の番か。Bを攻撃して・・・失敗」
つばさ「必殺の【サイコ・ブリザード】行きますよー・・・成功」
GM「魔法回避は失敗」
つばさ「ダメージ行きますよー・・・35点」
GM「・・・一発で死んでるわ!!」
つばさ「イエーイ!!(嬉)」
洵「やったー(拍手)」

第5ターン
阿弥華「そのままの体勢から蹴っ飛ばす」
慧瑠「攻撃」
洵「攻撃」
つばさ「防御専念」
みさき「慧瑠先輩に【ディ】」
GM「ヤマチチBは洵を攻撃して・・・外れ」
阿弥華「-10%で攻撃して・・・ファンブル」
GM「味方の誰かに命中」
阿弥華「・・・慧瑠に当たっちゃった(笑)」
慧瑠「回避はできるんだよな・・・避けた」
GM「じゃあ慧瑠の番だ」
慧瑠「攻撃して・・・命中」
GM「回避は・・・ファンブル」
慧瑠「ダメージは26点」
洵「次は私の番で・・・命中」
GM「回避は・・・成功」
洵「あらららら」
みさき「慧瑠先輩に【ディ】をかけて・・・成功の、13点回復」

第6ターン
阿弥華「起き上がる」
慧瑠「攻撃」
洵「攻撃」
つばさ「【サイコ・ブリザード】打つ」
みさき「もう1回先輩に【ディ】」
GM「ヤマチチは阿弥華に攻撃・・・外れ」
慧瑠「攻撃して・・・外れ」
洵「攻撃・・・成功」
GM「回避は失敗」
洵「ダメージは・・・35点」
GM「撃墜されました」

GM「というわけで、妖鳥ヤマチチを倒した」
みさき「インプは無事なのかな?」
GM「うん、後ろでへたれてる」
慧瑠「じゃあ、回復してやって」
みさき「【ディ】をかけて、22点回復」
GM「ばっちり回復した」
慧瑠「そんなら話を聞かせてもらおうか」
みさき「アジトは見つかった?」
GM『見つかったと言うか、アジトじゃないけど、ブツの受け渡しの場所は盗み聞きしてきた〜』
みさき「すぐなの?」
GM『明日の夜らしい〜』
慧瑠「OKOK、じゃあもう少し詳しい場所を教えてくれ」
GM「その先を盗み聞きしようと近付いたところで見つかったらしい」
慧瑠「なら大まかな場所だけでも教えてくれ」
GM『ところで、ウチの大将は生きてるの?』
慧瑠「おー、生きてるぞ」
洵「残念ながらね(笑)」
みさき「何か恨みでもあるの?」

 インプから引渡しの大体の場所を聞き出した一行は、一晩休んだあと、翌日の昼間に学校を休んで装備を購入して来るべき決戦への準備を整えた。


注釈
秘密の隠れ家
 キャラクターの背景情報の一つ。その名の通り、普通の自宅とは別に誰にも知られていない隠れ家を持っている。

肉人形
 造魔を作る際の必須のアイテムであるドリー・カドモンの事。池永はこのメンバーでプレイした最初のシナリオである「ギデオン・バルグの人形」(『真・女神転生TRPG 覚醒篇』収録)でこれを入手しており、その際にドリー・カドモンを狙う堕天使セエレを倒している。

ヴィクトル
 『真・女神転生 デビルサマナー』、『デビルサマナー ソウルハッカーズ』に登場する悪魔合体師。デビルサマナーではホテル「業魔殿」、ソウルハッカーズでは豪華客船「ビー・シンフル」号の内部に合体施設を持ち、あらゆるサマナーに等しく門戸を開いている。

『山』
 名古屋にある喫茶店「マウンテン」の事。値段の割には量が多いのだが、何より「抹茶小倉スパゲティー」や「甘口苺スパゲティー」などのエキセントリックなメニューの数々によって一部で有名である。

テレポート
 【PK】の特技の一つ。術者を「威力×(10の[覚醒段階]乗)m以内の範囲に移動させる。

ドルミナー
 魔界魔法の一つ。敵一列を眠らせる。

ザンマ
 魔界魔法の一つ。風撃によって敵1体に中ダメージを与える。


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