げんらくのパンは
「アトピー、アレルギーの方々にも安心してお召し上がり頂きたい」さらに「主食として毎日食べてもおいしくて安全なパンにしたい」と言う大きな願いが込められております。
古くから私たち日本人の主食はお米でした。それはとてもプレーンな食べ物です。「ご飯に変わるには、どんなパンが良いか?」と考えた結果卵、牛乳、生クリームなどの油脂類や添加物を一切使わず、塩分や糖分も酵母が発酵するのに必要最低限の量しか使わない。さらには、科学的に作り出されたイーストは使わずに自家培養した野菜果物の酵母を使い国産小麦、無精製糖、自然塩のみで焼き上げたパンが良いと考えました。なぜ国産小麦かと言うと、輸入の小麦は輸送や保管の過程での害虫発生を押さえる為にたくさんの農薬が使われています。その農薬が、人体への悪影響について懸念されています。又、イーストは尿素やアンモニア水、過リン酸石灰と言った物を混ぜ合わせて作り出した、科学合成品なのです。
さて、そのような考えで作られたパンは、私たちが今まで一般的に食べてきたパンとはちょっと違います。時間が経てばご飯と同じように堅くなります。しかし、ご飯をレンジで温め直せば炊き立ての美味しさが戻る様に、げんらくのパンもオーブントースター等で、軽く暖めて頂ければ焼きたてのおいしさが戻ります。その際、霧吹きなどで水をひとふりして頂ければ、柔らかく焼き上げることができます。
私どもが手間を惜しまず作ったパンです。食べる前に少しだけ手をかけて上げて下さい。そうすればパン達はきっと応えてくれると思います。そして、よく噛んでみて下さい。小麦本来の味と酵母の持つフルーティーな香りが口の中に広がると思います。 |