ブレンボブレーキシステム化への道!!(2005.08.06)

いつかはブレンボと夢見て早5年??いよいよ装着です。

<ご注意>

なお、同じ様に改造し、トラブルが有っても当方は一切関係有りません。
ご自分の力量内での改造をお楽しみ下さい。(^ー^)

<まずはラジアルマスター>
準備した物。
ラジアルマスター本体(19X20)

ブレンボ用ミラーホルダー

ステンレステーパーネジ

RC30タイプのマスターカップセット
(確かオークションでセットで3500円)

アクティブのブレンボ用ブレーキスイッチ

ブレンボ用のバンジョーボルト
スイッチキットに入っているパーツをマスターに
組み付けます。

解りにくいですが、これはレバーに有る
部品を組み付けた所です。
う〜ん説明するのが難しい・・・(∩_∩)ゞ
ベータピンは元々入っていたピンを抜いて
入れ替えます。

画像解りにくい・・・(∩_∩)ゞ
次にブレーキスイッチ本体を組み付けるのですが
純正の左側の黒いシャフトを
アクティブのシャフトに入れ替えます。

でも、加工品質がイマイチなのです。
しょうがないのカナ・・・。
そのシャフトにブレーキスイッチが組み付いた
イメージの写真です。
マスターに組み付けた所を
裏側から撮影しました。
このネジへのネジロック剤塗布は
絶対お忘れ無く。

それにしても解りにくい・・・(∩_∩)ゞ
次にマスターカップのステーの穴の大きさが
ミラーホルダーに使う場合はネジ径が違う
為、穴を大きくする必要があります。

基本的にミラーを付けられる様に
ミラーホルダーには
10mmのタップが立ててあります。
後は今まで付いていたマスターと交換して、エア抜きをして完了です。

でも、注意点が有りますので下を良く読んで下さい。

その後、ブレーキオイルタンクもブレンボ製がイイだろうと言うことで、DUCATIの純正ブレンボオイルタンクをネットオークションで購入しました。
これには写真上側のオイルタンクとステーだけでしたので倉庫にころがっていた、ゴムとカラーを使い交換しました。
なお、このステーはデザインと取り付け時の角度が自分好みでは無かったのでホンダ純正の物を使いました。
ブレンボのタンクと、マスターのホース径はNIISSINより細いので、ネジ式のホースバンドを使いました。ホンダ純正のホースバンドではホースに対応しきれていませんでした。ご注意を・・・。
<重要な注意点>
まず、ブレーキスイッチです。ブレーキランプがレバーの握り込み量に対して点灯するタイミングを出すのに、私は少し手間取りました。その後もネジロック剤のせいでブレーキスイッチを押すレバーが固定されてしまってランプが点灯しない事が時々有りました。現在はうまいセッティングがでて快適に点灯してくれます。
次にブレーキホースですが、ブレンボはホースの取り出しが下に来るので取り回しがきつくなります。ブレーキホースの先っちょ(フィッティング)だけを、90度に曲がった物に組み替えても対応出来ると思いますが、フロントサスが伸びきった状態(ジャッキアップするなど)にして、ブレーキホースが突っ張っていないか確認して下さい。突っ張っている場合は、全体的に長さを見直さなければなりません。この確認は必ず行って下さい。もし、突っ張っていると、ギャップに乗り上げた時などサスが伸びたときにブレーキホースが引きちぎれる事もあり得ます。
<交換後のインプレッション>
やはり取り付けた多くの方々が絶賛される様にブレーキの効きはホントに良くなります。良く聞く話は「ブレーキレバーの握り量に対して、リニアにブレーキの効きが反応する」と言う物です。これは多くの国産車に採用されているマスターシリンダーはレバーの入力方向に対してピストンがヨコ押しなのに対してブレンボはご存じの通り、レバーの握り方向にピストンが有ります。よってレバーの握り量に対してリニアになるのです。
初め私はNSR250R(MC21)やVFR400R(NC30)等に使われているNIISSINのキャリパーと合わせて使っていましたが、19×20のマスターだとチョット固い感じを受けました。これはキャリパーのピストン径によるものですが、慣れてしまうとこれはこれでとっても使いヨカッタです。
<次にキャリパーです>
いよいよキャリパーですね。

私はどうしてもキャリパーサポートを使わずにブレンボを組みたかったので、CB400SF-VerSの物をチョイスしました。当然フロントフォークのアウターもCB400SF-VerSに交換します。また、ホンダの純正部品として採用された物なので、シール類のパーツ調達が簡単というのも利点です。

ブレンボのキャリパーピストンはアルミ製ですんごく軽かったです。余談ですがこのブレンボはホンダ純正で有りながら本国イタリアで作られた物で某メーカーのブレンボの様に国内メーカーでライセンス生産された物では有りません。そこもコダワリの一つなのです・・・(∩_∩)ゞ
せっかく組み付けるのだからと、新品の
ダストシールとオイルシールを調達。
同じ品番なのに、梱包仕様が違ったり
生産国が違ったり・・・・。
複雑な気持ちです・・・(∩_∩)ゞ
シールの作りなどは、国産品の方が精度が
良さそうに見受けられました・・・(∩_∩)ゞ

なんと、本国イタリア製(左上と右の物)と
スペイン製の物(左下)が
混じって来ました(笑)
その中でも一番豪華だったのがこの梱包です。

左側の組み付けに当たっての注意点等が書かれた
小冊子と、オイルシールとダストシールや、組み付け
に使うオイル。またそれらを梱包する
プラスチックケース付き。

う〜ん、国産ではこうは行かないな〜・・・
後は組み付けるだけですが
先にも書かせて頂きましたが
当然サスペンションの
アウターチューブは交換する必要が有ります。

これはCB400SF-VerSのアウターです。
だだ私の場合、RC30用のHRCマグホイル(マルケジーニ製3.00×17)や、RS250のローターを組み付けていたせいか、ローターがキャリパーのセンターに来ませんでした。(ホイルの中央寄り)その為ワッシャーを噛ませてオフセットしました。(約1.5mm)
それからマグホイルだったからかもしれませんが、CB400SF-VerSのアウターチューブの下側についているスピードメーターギアボックスの周り止めがほんの少しホイルに干渉してしまいました。これはグラインダーでほんの少し削り落として対処しました。CBR250RRのホイルなどでは当たらないかもしれません。(未確認)
どうです??錆びたキャリパーのボルトもステンレステーパーボルトに組み替えて、イイ感じになりました。ブレーキホースのフィッティングの赤色はハデ過ぎなので、今後ガンメタかステンに交換予定です。
<交換後のインプレッション>
とにかく効きます!!!(^o^) 今までのキャリパーとは「月とスッポン」ほど違います(∩_∩)ゞまだブレーキパットの当たりが付いていないハズなのですが、効き過ぎて前転しそうです。軽く峠を流しただけなのですが、今までの調子(タイミング)や握り量でブレーキングすると、コーナーへ入る時には減速しすぎちゃってリズムに乗れませんでした・・・(笑)また、強力な制動力のお陰でフロントサスのセッティングも変更をしなければならない様です。
<総合的なインプレッション>
ブレーキシステムの強化は皆さんも憧れている方も多いと思います。でも、上も下もブレンボのシステムはかなりのストッピングパワーでナレるには少々時間が掛かりそうです。サーキットならまだしも、公道では急な飛び出しによるパニックブレーキもあり得ますので、その時握りゴケする可能性はさらに高くなりました>私の場合・・・(笑)現在のインプレとしてはマスターシリンダーのみラジアルポンプにしておいた方がヨカッタのカモ・・・と言う感じです。これは感覚的な物と、金銭的な物を天秤に掛けてみた時のインプレです。でも、あくまでも私個人の意見ですので、参考にはならないかもしれません・・・(∩_∩)ゞ

なお、この改造で分からない事など有りましたら、どうぞ遠慮無くご連絡下さい。
私の分かる範囲内ですが、経験談など、アドバイスさせて頂けると思います。


NS400Rの改造のページへ
戻る

直リンクで、このページへ来た人は
ココをクリックして頂ければ
TOPへJUMPします。