| 「CBR250RR(MC22)のホイル」を付けちゃおぅ! |
ラジアルタイヤが履きたい!!・・・。そんな思いで
うちのNSくんの改造計画が水面下でスタートしたのでした。(笑)
しかし、財布の中身の関係で、どうしても思う様にパーツが揃わず
思い付いてから約10ヶ月。
いよいよその時がやって来ました。 |
| <ご注意> |
ホイルスワップにあたり、あくまでも純正っぽく仕上げたい。
姿勢を変える様なレプリカ路線を追求せず
NSのGT的な乗り味を大切にした改造にする。
以上の事を自分なりに解釈した上で、改造を進めたつもりです。
よって、全てのみなさんに、この方法がベストだとは言い切れませんが
一つの事例として、受け止めて頂ければ嬉しいです。
なお、同じ様に改造して、トラブルが有っても
当方は一切関係有りませんので、
ご自分の力量内で改造をお楽しみ下さい。
また、この改造を進めるにあたり、NSの大先輩KOJIさんに
大変お世話になりました。ここで、改めてお礼を申し上げます。
有り難うございました。
(注)
スイングアームはノーマルを使います。
この改造では私が製作した、オフセットスプロケは必要有りません。
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| <フロント回り> |
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NC30(下)と、CBR400RR(上)のフォークです。
インナーチューブの長さと、ボトムケースのキャリーパーを止める部分が違います。
(私が、NC30のボトムケーズにこだわったのは、ブレーキのキャリパーに有ります。ディスク径はNC29、NC30共に297mmなのですが、キャリパーがNC30の4ポットに対し、NC29は片押し2ポットなのです。同じ41パイのフォークでもNSR250Rはキャリーパーは4ポットなのですが、ローター径が276mmで、フェンダーの取り付け方法が違います。2003.08.04追記) |
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インナーチューブ長の比較で、実測で
NC30(552mm)CBR400RR(568mm)でした。
およそ、16mmの差ですね。
(その後インナーチューブとスプリングはCB400SFの物を使った方が長さ的に良い事が判明しました。2005.05.01追記) |
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インナーパーツも微妙に違いました。(NC30は下)シートパイプの長さ、フロントリバウンドスプリングの長さはもちろん写真には有りませんがフロントフォークスプリングの長さも違いました。
トップキャップと、カラーは同じ物でした。
フロントフォークはボトムケースのみNC30を使い、
後のパーツは全てCBR400RRの物を使いました。 |
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西村コーティングさんで、塗装し直してもらった、ボトムケースです。(3分艶の黒)
最高の出来上がりで大満足です。
ついでにホイルも塗装してもらいました♪
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NC30(右側)のステムCOMPと、NS用に改造した、CBR400RRのステムCOMPです。
ステムシャフトの径がNC30の方が太いので、CBR400RRの物を加工した方がラクだと思います。
フォークスパンと、オフセットはいずれも同じです。トップブリッジのデザインは違いますが、CBR400RRの物の方がNSのデザインに似ています。
CBR400RRのキーシリンダーは真ん中ですが、NC30は右側にずれてます。その事から考えてもCBR400RRのステムがベストではないでしょうか。
(その後、MC18のトップブリッジでも使える事が判明しました。2004.03.15追記)
(その後、祐貴さんからの情報でMC18のでも、89の物は厚みが有りすぎて×だと言うことが判りました。NSRの物を使う場合は88の物をご用意下さい。2005.05.01追記) |
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CBR400RRステムの、下の部分をグラインダーで削り、油圧プレスで少しづづ押しながら、シャフトを下げて、NSの物と同じ長さになった所で、溶接して、固定しました。本当は、シャフトを新造した方が良いと思います。
(その後、この方法はたまたま私の買ったステムが出来たので有って、殆どのステムでは無理が有ることが判明しました。NSのステムシャフトを抜いて、差し替える方法をオススメします。2005.05.01追記) |
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左側が加工した、ストッパーです。
ノーマルのストッパーをグラインダーで削り落とし、10mmの穴を開けて、ネジ(キャップスクリュー)を入れました。
その、ネジを裏側で、溶接してもいいのですが、
ネジロックを塗布した、ナットを締め込み、OKとしました。(この方法ではハンドルロックの位置が出しづらい事を追記させて頂きます(^^ゞ) |
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パイロットランプのボックスは、ステーを新作して、トップブリッジの締めつけボルトと共も締めしました。
トップブリッジから上の突き出しは30mmです。 |
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ハンドルは、NSR250の物を準備していたのですが、
あまりにも垂れ角がきつく、当初の目標にほど遠い物となってしまいました。
急遽、浜松のバイク用品店で、ベターな物を見つける事が出来ました。
神奈川県のスープアップと言うメーカーのハンドルで、
垂れ角が±7 14°まで調節出来て、しかも高さを8段階に調節
出来ると言う優れものです。
希望としては垂れ角0°ぐらいがよかったので、
ばっちり希望通りとなりました。
ただ、ベストではないのは、当初の目的、純正チックに、と言う所から
かけ離れるほどの品質の良さ(笑)なのです。
これは、これでいいのですが、今後の課題です。 |
| <リア回り> |
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NSの純正リアブレーキブラケットの加工品です。 |
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手前側の様にアクスルシャフトが入る所をグラインダーで削り込んで、ホイルをワイド化するのに対応してます。
奥の物がNSのノーマルです。
加工して有る部分が解りますでしょうか? |
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ドリブンフランジを、チェーンラインを出すために削り込みました。
左側が加工品、右側がノーマルのドリブンフランジです。
チェーンサイズも530から、520にサイズダウンさせます。
これは、タイヤと、チェーンのクリアランス確保の為と、バネ下重量の軽量化の狙いも有ります。 |
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スプロケ側のカラーです。全長をつめました。
(左が加工前、右が加工後です)
ちなみにブレーキ側のカラーはそのまま使います。
その後CBR250RRの純正品が加工しなくてもピッタリで有ることが判りました。(2005.05.11追記) |
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ドリブンフランジの裏側です。
左側の黒い方がNS純正、右側がCBR250RRの物です。
各部の寸法は同じですが、ベアリングが違います。
CBR250RRの物はシールベアリングが使われています。
加工するのはどちらでも構いませんが、オススメはCBR250RRの物です。
ベアリングをシールタイプに交換すればNSの物でも問題無いようです。
(03.08.22追記) |
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ドリブンフランジの裏側に入っているカラーです。
左側がNS用で右側がCBR250RRの物です。
NSのドリブンフランジをCBR250RRのホイルにはめて使う場合はCBR250RRのカラーが必要となります。
もちろん短くする方向なので、加工で対応も出来ます。
太い部分の長さを14mmから8mmにしてあげれば
OKです。(6mm短くする)
(03.08.22追記) |
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| <スピードメータの処理> |
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ノーマルのフィキシングプレートをもう一つ準備して、真ん中の穴を塞ぐ感じで、鉄板を溶接し、その上にナットを溶接しました。
もちろんセンター出しは慎重に。
これは溶接が外れて、すぐにツブれました(∩_∩)ゞ |
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現在はウルトラの父さん制作のスピードメーターブラケットに交換されてます。
フライス盤で、加工された、精度ばっちりの一級品です。 |
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改造したフィキシングプレートをスペーサーを挟んで長目のネジで取り付けた状態です。手前に出す感じですね。
エンジンストッパーリンクASSY(手前の厚手のプレート状の物)も下の写真右側の白い部分が当たらない様にグラインダーで削り込んでます。
もちろん強度的な物も有ると思うので、少しです。何度か仮組して、確認しながら削りました。
また、写真には有りませんが、カバーL の内側に付いているチェーンプロテクターは外します。 |
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純正のカバーL にNSR250等のスピードメーターギアーボックスASSYを取り付けた状態です。
センターを慎重に出す必要が有ります。 |
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スピードメーターギアーボックスASSYの裏側です。
真ん中の白い部分にナットがはまり、くるくると回ります。
使用したメーターケーブルはCBR400RR(NC29)用です。全長は830mmです。
ちなみにNSR250RとNC30は810mmだそうです。(データ提供者:ヤザワさん)(2005.05.11追記) |
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| <チェーンラインの処理> |
チェーンラインを出す方法は、ドリブンフランジを削る方法と
オフセットドライブスプロケットをワンオfして使う方法が有ります。
やはり、オススメは前者の方法です。
スプロケ交換の度に高い出費をしなくて済みます。
私はクリアランス確保の為とバネ下重量の軽量化の為、
前後のスプロケとチェーンを520の物に交換してます。
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| <トルクロッドの処理> |
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ノーマルのトルクロッドではタイヤに干渉してしまうのでなんらかの対応が必要となります。
私の方法はネットで知り合ったまんじゅうさんに制作して頂いたロッドを使いました。
構造としては某メーカーの当時のフローティングキットに入っていた物です。
見た目にもレーシーでお気に入りのパーツです。 |
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| <リアブレーキディスクについて> |
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こちらCBR250RRのリアブレーキディスクです。
取り付けが4穴です。
下の写真と比べてもらうと分かりますが取り付けが違いますので、このディスクも必要となります。
(2004.12.11追記) |
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こちらNS400Rのリアブレーキディスクです。
取り付けが3穴です。 |
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| <タイヤについて> |
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タイヤはNSを新車から乗られている大先輩のKOJiさんにアドバイス頂いたミシュランのパイロットスポーツをチョイス。
サイズはフロント(110/70ZR17) リア(150/60ZR17)です。リアタイヤの外径をNSのノーマルと比較したところ、ほぼ同じでした。
その事から考えると、チェーンをサイズダウンしても、スプロケの歯数が同じであれば、NSRのギアボックスを使用してもスピードメータの誤差は殆ど無いのではないかと考えられます。
今後、車と併走して、確認してみます。 |
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| <改造後のインプレッション> |
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(改造直後)(02/03/09) |
昨日、改造後まとめて、走る機会がやっと巡って来ました。約200Kmほど山道やら、バイパスやらを気持ちよく
走って来ましたので、インプレを紹介したいと思います。
まず、曲がりくねり、アップダウンのある峠道。純正の時より、進入スピードが格段に上がっています。当然タイヤの性能が大きいと思います。
コーナーリング中に少し強めにブレーキを当てても車体が起きる様な挙動は見られません。もちろん、ブレーキ性能の向上も一員ではないかと考えられます。
次にバイパスでの○○○Km/hでの走行。フロント回りの剛性UPを感じられます。レーンチェンジがノーマルのよっこいしょと言う感じではなくハンドル操作と軽い体重移動でラクチンになってます。そして何より、手放ししてもハンドルがぶれて、どうしようもなくなる様な事は無くなりました。
続いて、高速のワインディング走行。もう、タイヤがグリップしまくっていている、と言うのを感じられました。踏ん張りが非常に利く様になってます。ラフにアクセルを開けて、リアが滑り出すと言う感じは無かったです。ノーマルのリアショックでもしっかりと仕事をしていて「アレ行けるじゃん」と言った感じです。
そしてずーっと登りの細い曲がりくねった道で、その後ずーっと下りの曲がりくねった細い道。
登りでは、とにかくいけいけと、バイクがせかしてるようで(そう感じた)切り返しも軽く、レプリカ乗りをしなくてもハイペースでコーナーをクリアーして行けます。(これは、年寄りには有難い(笑)
下りでは、とにかくブレーキ性能の向上と、フロント回りの剛性UPのおかげで、無理して突っ込みすぎても車速を下げるのがラクで、奥が回り込んだコーナーでもバンクを少し増やせばクリアー出来る様になりました。
総合的に見て、今のセッティングのままでもかなりイイ事が分かりました。
長い文章になってしまいましたがそれぞれのステージでの違いなど、理解して頂けましたでしょうか?
(ど〜も文章能力が低くて困ったものです。(笑) |
| (その後、高速道路でのインプレ)(02/08/16) |
実は自分のNSくん、前後の足回りを改装してから一度も高速道路を走っていなかった事を思い出しました。(笑)今回、ドライとウエットでの高速走行のテスト?が出来ましたので、ここで紹介させて頂きます。
まず、ドライでの特性です。
ミーティング行きの「伊勢湾岸自動車道」で、最高速トライしてみました。ファイナルがショートになってるのでメーター読みでは多少多めに出ると思うのですが、輸出仕様のメーター読みで○20Km/hまでは軽く出ました。もう少し引っ張れば後2〜3Km/hはいけた様に思います。そこに達した所で勇気を出して、ハンドルから手を離してみることに。(笑)これが驚くなかれ、ノーマル特有のブレは全く出ず、車体が左側に少しずつ寄って行く程度でした。これは、ステムが厚くなったり、フォークが太くなって、フロント回りの強度が向上している事と、ステアリングダンパーの効果だと思われます。左に寄って行くのは、前後のタイヤのセンターが出てなかったり、フレームが多少なりとも曲がっているのであろう事が推測されます。(新車でも寄るバイクは寄るんですけどね)
最高速域での車体特性でも、町乗り以上の効果で、このケースでのフッティングの良さに改めて感動しました。KOJIさんには、本当に感謝です。
さて、ミーティング帰りの完全ウエット(土砂降り)の「伊勢自動車道」では、
多分タイヤのおかげだと思うのですが、下りコーナーで道路の上に水が流れていて、いわゆる川状態の所がたくさん有ったのですが、そこに入っても足元をすくわれる様な挙動は一切無く、自分の行きたいラインをきれいにトレースしてくれて、ビックリでした。パイロットスポーツの実力には脱帽物です。そんな土砂降りの中を○60Km/hくらいで巡航しても恐怖感は全くありませんでした。
このことから考えても、バイクとしての走る!曲がる!止まる!と言う3大原則が明らかに向上され、より安全でより快適なバイクへと生まれ変わった様です。
この改造はそういった意味で、お勧め出来る手法です。
みなさんも如何ですか? |
この改造で分からない事など有りましたら、どうぞ遠慮無く連絡下さい。
私の分かる範囲で経験談など、アドバイスさせて頂きたいと思います。
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