チェンジアームをリンク式にしよう PartT(2002.11.18)
<ご注意>
なお、同じ様に改造し、トラブルが有っても当方は一切責任は有りません。
ご自分の力量内での改造をお楽しみ下さい。(^ー^)
−−用意した物−−
エアリュータ
8MMシャンク径の歯

写真には有りませんが
穴を真っ直ぐ開ける為のボール盤
アルミ溶接用の
アルゴン溶接機が必要です。
ボール盤は電動ドリルで、
代用出来ますが、
溶接は専門の機械が、必要となります。
−−加工の詳細−−
下がノーマルステップの内側で、
上が、ノーマルステップの穴の部分に
アルミ材を入れて、
溶接した物です。

溶接加工は、近所に有るいつもの
板金屋さんに
お願いしました。(^o^)
ノーマルステップと加工ステップの
表側の違いです。

純正のステップを取り付ける
部分は、グラインダーで
削り落としました。
NC30のステップです。
CBR400RR(NC29)や、NSR250RRや
CBR250RR(MC22)も
同じステップの様です。

写真で、回り止めの切り欠きが
お分かり頂けますね。
写真ではちょっと分かりずらいですが、
NC30のステップが取り付けられる様に
回り止めの加工をしながらリューターで、
地道に彫り込みました。(笑)

(ザグリ加工と言います)

A内さんからのナイスなザグリ加工の方法を
アドバイスして頂きましたので
ここで紹介させて頂きます。
(04.05.08追記)

ホールソー(歯が鉄板の様にうすい物出はなく、削りだし?歯が厚いヤツ)を2〜3サイズそろえて先にザグリ部分を彫ります。おそらく歯と歯の間が薄く残ると思うので削り?切り?取ります。その後センターボルトの穴を開けなおします。最後に回り止め部分にノックピンを2本ほど打つか、もしくはステップ側に1箇所切り込みを入れてノックピンうけを新たに作って回り止めにするのも、良いと思います。

この加工方法は綺麗に簡単に出来てとっても良さそうです。皆さんも試してみて下さい。(マスター)
左側がCBR250RR(MC22)のステップ
右側がNC30のステップです。
CBR250RRの方はステップから
飛び出してしまい、足の土踏まずの
部分が当たってしまい、NGでした。

NC30の物がベストの様です。

ギアーチェンジアームCOMPも
NC30の物がベストの様です。

CBR250RR(MC22)の物は
リンクの取り出しが逆で
カバーに当たってしまい
NGでした。

タイロッドボルトの長さは
両者とも同じ
215mmでした。
でもNC30の方が太かったです。

−−取り付け−−
取り付けと言っても、ノーマルの物と
交換するだけです。
問題はタイロッドボルトの長さです。
NC30の物(215mm)ではチト短いです。
ロッドの全長があと、10〜15mm長い
物が有ればベストの様です。

今後の課題です。
−−改造後のインプレ−−
今回の改造の目的は、シフトタッチの向上を狙いつつ、1速から、ニュートラルに入り易くする、と言う物でした。結果から言いますと、どちらの目的も達成する事ができ、大変満足の行く改造となりました。特に1速からいれるニュートラルは、軽いタッチで入るようになり、まるで、別のバイクのシフトフィーリングです。
今後の課題としては、チェンジロッドの長さが短い様なので、少し長目の物をゲットして、さらなるシフトタッチの向上を目指したいと思います。
と、書かせて頂きましたが、溶接や、ザグリ加工の問題さえクリアーできれば、超オススメの改造です。みなさん、如何です??

なお、この改造で分からない事など有りましたら、どうぞ遠慮無くご連絡下さい。
私の分かる範囲内ですが、経験談など、アドバイスさせて頂けると思います。


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