オイルラインニップル化

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文責:A内さん




■28φキャブボーリング
 28キャブのボーリング部です。(3個の内の1個…すでにばらけてます)

■オイルライン抜き取り−1
 オイルラインにリベットが〜誰だこんなもんつめたんは#

■オイルライン抜き取り−2
 ドリルでもんでも奥に行くし…ええ〜い抜いてしまえ。

■オイルライン抜き取り−3
 ウォポンでぐりぐり。


■オイルライン抜き取り−4
 スッポンときれいに抜けました…2個は…。コツは根っこの膨らんだ部分をしっかり握って、水平にまわすこと。

■オイルライン抜き取り−4−2
 残り1個はぽっきり…、でも下穴をΦ5.0であけるので全然OK。

■オイルラインΦ5穴あけ-1
 Φ5のドリルで穴を開けます。奥に真鍮のオリフィスがあるので掘り過ぎないように。


■マカロニニップル
 今回使用するマカロニニップル、園芸用で真鍮にメッキ仕上げおまけに安い。M6×1.0のタップを切って使います。穴がΦ2.5なので元のパイプにあわせてΦ3であけなおします。


■スパイラルタップ
 今回はスパイラルタップを使用しました。これが結構優れもので垂直に入りやすく切り粉も手前に出てくるのでかみこみにくく使い勝手が良いです。



■タッピング
 タッピング中の絵です、必ず垂直に!。きれいに切れました。

■とりあえず完成
 とりあえず仮組み、ニップルはOK。


■ありっ
 ありっ?ワイヤーホルダーがニップルに当たって付かない!。ホルダーを加工するのはかなり難しいのでニップルの方向を替えることに…。ホルダーを加工するのはかなり難しいのはスロットルプーリーの延長線にするのが大変なのとワイヤーの長さ調整をしないといけないからです。

■キャブボディ分解
 とりあえず90度向きを替えるのに穴を開けないといけないなですがそのままでは奥まっていて作業できないのでキャブをばらします。

■オイルライン水平Φ5穴あけ、タッピング
 穴を開けタップも切れました。縦穴と横穴のセンターがずれているのは肉厚を残すためです。



■ニップル横穴あけ
 ニップルのタップ部分にオイル通路が来るためΦ3の穴を開けます。写真1の穴からΦ1〜2のドリルでマーキング程度にくぼみをつけます。その後ニップルを抜き取りΦ3の穴を開けてから再度組み付けます。写真ぼけてしまいましたが少し下向きに穴が見えます。

■ニップル&メクラ栓
 耐ガソリンガスケットでシ−ルしてニップルとメクラ栓用のイモねじを取り付けます。耐ガソリンガスケットは結構ゆるいのでつけすぎて中に流れ込まないよう注意しましょう。

■ワイヤーホルダー加工
 最後にニップルにつなぐホースの通り道を作るためにホルダーを削り込んで錆止めに色を塗りました。車庫に転がっていたMR−2のダークブルーマイカです。

以上で終わりで〜す。まだ車体には付けてないのでインプはまだでーす。

おまけ…ハイスロにはキタコのNSR50用を使ってまーす。ノーマルっぽくてコンパクトおまけに安い(多分5000円以内だった)。ワイヤーはノーマルを使って戻り側は外します。レーサーとストリートの間ぐらいの開度になります。