「デイトナサイレンサー」


 ルックス的に一番カッコイイと言う人も多く、意外と人気のあるデイトナサイレンサー。
では、どんなパーツかというと、チャンバーそのものはストックのままと言うことから察することが出来るように、高回転での効果はあまりなく、どちらかと言えば低中速域でのレスポンスが良くなると言うようなパーツのようです。また、その直管のような抜けの良さのせいか、国内仕様よりも輸出仕様のチャンバーと相性が良いようです。

 もっとも、仮に動力性能に変化がないとしても、サイレンサーの変更だけでかなりの軽量化が可能なわけですから、侮れません。NS400Rの場合で乾燥重量にして155kgくらいになるのではないのでしょうか?

 もうひとつの特徴は、強烈な音のでかさです!ドノーマルでも車検に落ちたとの噂もあるNSの音が、さらにパワーアップしてしまいます。ところで、デイトナサイレンサーにはNS250FとRE用である分解とグラスウールの交換が可能なタイプと、分解不可能なNS250RG用、そしてNS400R用があり、400R用は分解可能となっています。ところが400R用なのに何故か250RGの様に分解不可能なタイプが1セットのみ確認されているのですが、これっていったい何なのでしょうね?

(マスター追記:これは当初の設計が分解可能な仕様だったのですが、あまりの振動の多さで、サイレンサーを止めているネジが緩んで外れたりネジ穴が大きくなるトラブルが多発したため、その後非分解のリベット止めとなりました。またその後、リベット止めでも振動によりリベット止め穴が広がりガタガタになるトラブルがあり、カーボンタイプの物は片側4本止めから最終的には8本止めになりました。>う〜んマニアック・・・(笑))