「VF1000Rの足回り移植」


 VF1000Rの足回り移植ですが、NS乗りの人は結構色々な手法で挑んでいるみたいですが、僕(まるよ)のNSの移植についてちょっと書いてみます。(^^;;;

 VF1000Rの足回りはフロントが2.50MT−16、リヤが3.50MT−17なのでリヤが1.00MT分太いだけなのでこれは簡単に移植が出来そうですが、実際はハブがNSよりも大分太いのでボルトオンでは絶対に付かないみたいです。そこで、まずフロントですがこれはハブをNSと同じ幅まで削る必要があります。これさえ出来ればあとはボルトオン。VF1000Rにするメリットは基本的にあまり差がないですが、(笑)ディスクローターがVF1000Rのまま使えるので、ストッピングパワーは若干向上するようです。穴あきディスクよりも水切りのみのディスクにしたい人は見た目はいいですよ☆さて、リヤですが、これもハブを削る必要が有ります。ハブを削る際はチェーンラインを計算して削ることによって、オフセットしなくて済みますが、この方法だとタイヤが130迄しか入らないみたいです。(;;)

 そんなわけで、これと一緒にチョイスされたのがフロントはCBR400Rのフォークです。これとVFR400R(NC24)のキャリパーを付けてますが、ストッピングパワーはかなり向上しています。(^^)リヤはNSR250R(’89)のスイングアームをチョイス。スイングアーム自体に幅があるので、そのままでストロークさせるとステップが当たりますのでこれもオフセットする必要が有ります。また、スイングアーム自体がリヤのマスターシリンダーと干渉してしまうのでこの部分切断後溶接。(^^;;;ショックはNC30用(’90以降)を使っています。・・・しかし、ここまでやってしまうとバランスが狂ってくるので、何度も走ってみて調整をしないとダメみたいですね。(^^;;その後の処置は、フロントフォークの突き出し(30mm)とフォークオイルの交換(#10から#15へ)と言う感じでバランスは大分良くなりました。ただ、全体的に硬質な乗り心地になってしまったので、荒れた路面に対してはやっぱり乗りづらいです。その分きれいな路面の場合はかなり安定したコーナリングが出来るようになりました。まだ、調整が必要ですけど・・・(^^;;

 おまけですが、NSミーティングでVF1000RのリヤホイールのリムとNSのコムスターをバラして合体という荒技をしていた人がいました!(爆)・・・うーん、スゴスギル・・・この場合だと140が入るみたいです。気になる方は、次回のミーティングに是非とも参加しましょう!