2004年新春に寄せて

新年明けましておめでとうございます。

後援会会員の皆様には大変厳しい時代にあっても希望を持って輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。昨年中に賜りました、ご指導、ご鞭撻に心から感謝申し上げます。とりわけ、9月の市議会議員選挙におきましては様々なマイナス要因が重なる中で再選を果たすことができました。ご支援いただきましたお一人お一人のお力添えの賜物です。改めて心から感謝申し上げますとともに、皆様の付託に応えることができるよう精一杯努めて参りますので今年もよろしくお願い申し上げます。

さて、鷲沢市長の市政運営が2年を経過しました。民間感覚を市政に持ち込み、元気な街づくりをされております。山積する諸課題に果敢に取り組み、迅速に処理されているその実行力には敬意を表するものです。しかし、財政危機を理由に生活者としての市民に様々なしわ寄せがもたらされるのではないかとの危惧を持つのは私だけではないと思います。「第三次総合計画後期基本計画」、「行政改革大綱」を錦の御旗として、まっしぐらに突き進む姿勢が次第に明らかになってきました。

そうした中、市立保育園の民営化、第二学校給食センターの民間委託が提案されました。あまりに唐突であった保育園の民営化提案は保護者の皆さんの強い反対により先送りとなりました。しかし、第二学校給食センターの民間委託については債務負担行為の補正予算が12月議会において可決されてしまいました。効率や採算性だけで測れない真の公共サービスを堅持することが重要です。

その他にも財政問題、間近に迫った1町3村との合併、広域連合におけるごみ処理施設の建設、そして議会改革など困難な諸課題が山積しています。これらに取り組むためには、監視するだけではなく、政策形成能力を含め、議員のより高いレベルの資質が必要です。私も一層の研鑽に励み、精いっぱい奮闘する所存です。更なるご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

皆様にとりまして本年が良い年になりますように心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。