ゴミ焼却施設の建設について−住民合意の形成への努力が必要

広域連合が建設を予定しているゴミ焼却施設の建設候補地に市長が初めて出向きました。道路を挟んで現在の施設が隣接しています。結果として大豆島地区に引き続き新施設が建設されようとしています。建設地検討委員会は1年2ヶ月、18回に及ぶ審議を経て優劣をつけ2箇所を選定しました。その間の努力に敬意を表します。しかし、途中で学識経験者と公募枠の計2人の委員が辞職しています。

私も4回傍聴しましたが、審議の進行を含め辞職に至った経緯は政策の市民合意形成の良き先例となることを期待していた私にとっても残念な結果となりました。全会一致の結論となることが困難な状況にあっても、粘り強い努力が双方に必要であったと思います。地域住民の理解を得るための説明責任が求められます。過去40年、そして将来50年、通算して100年に近い長きに亘って負担を負うことになります。これからが正念場です。