母と御開帳へ

7年に1度の盛儀、善光寺御開帳が全国から673万人の参拝者を迎え閉幕しました。4月5日から5月31日までの57日間に過去最高の人出となりました。私はこの間に3回参拝することができました。7年後はどうなっていることか?私の母は今年80歳になります。その母が半分冗談、半分本気で「次の御開帳は判らない。是非つれて行ってくれ」と言われていたのです。

しかし、公私多忙の中、残りわずかとなってしまいました。加えて母は永年の農作業と加齢によって腰がすっかり曲がってしまっている上に膝が痛くて歩行が困難。そこで、市社会福祉協議会から車椅子を借りることにしました。ふれあい福祉センターの窓口で丁寧な応対をしてもらい無事に借りることができました。そして、5月29日残り3日目の午後、母の3歳下の妹と3人で参拝に出かけました。

回向柱には長い行列ができていましたが、警備の方の厚意で優先的に回向柱に触れることができました。母と叔母は思いを込めて祈っていました。親孝行ができたと思います。帰りに蕎麦を食べながら、次回も元気で来れるように達者でいようと3人で誓いました。