商店会加入促進条例を議員提案?
商店会加入促進条例を議員提案しようとする動きがある。発端は商店会連合会が商店会への加入率が低い現況を打破しようと条例を制定した相模原市などの事例を参考に市に対し条例の制定を要望したところから始まった。しかし、市長は行政指導による条例制定を望まなかったようだ。そこで議員提案による制定を模索する中で、市議会の保守系最大会派の新友会から3人、公明党議員団1名、そして政信会から1名の計5名の議員を市の産業振興部も加わった協議会において検討するプロジェクトがスタートしていたのだ。我が市民ネットと共産党は蚊帳の外となった。
商店会への加入促進が即商店会の活性化になるとは思えない。罰則規定がない理念条例にしても行政のお墨付きが無言の圧力となることは容易に想像がつく。拙速に議会が業界の要望を受け条例を制定することは大いに疑問だ。3月議会において制定ありきではなく、時間をかけた議論が必要だ。「市民の責務をどう市民に説明し、理解を得るのか。時間が足りない」と私は思う。