社民党北信越ブロック自治体議員団会議研修会
社民党の公認或いは推薦の地方議員の年に1度の研修会が長野市のサンパルテ山王で開催された。新潟県、富山県、石川県、福井県、そして長野県の県会議員・市町村議員が約50名参加した。地元、長野県の参加者は20名。長野市議会においては公認2名で会派:市民ネットを組んでいるが、2名は余りに小さい。共産党6名、公明党5名に比べ、代表質問権(5名以上)を持たない少数会派の悲哀を感じている私にとって、これだけの社民党系議員の研修会は元気が出る。
午後2時からの開会セレモニーには又市副党首が東京からわざわざ駆けつけ、参議院選挙後の党内の混乱を説明した。福島党首とのやりとり、辻元議員の離党についても報道されない内実は興味深かった。しかし、それにしても辻元議員の離党は痛かった。私は常々福島党首は衆議院宮崎1区から出馬すべきと公言して憚らないが、今回の参議院選挙の総括もすっきりしない。福島党首に代わる議員がいないことも確かだが、現体制の継続でいいとは思わない。
さて、議員研修会内容の濃いものだった。第1部では「地域公共交通のこれから」短い休憩の後、第2部は「地域医療のこれから」と題し、それぞれ3県の議員から報告があった。どれも興味深いものだった。さすがに社民党の議員は真面目で、よく勉強している。来年の統一自治体選挙で多くの地方議員が生まれ、社民党の勢力が大きくなることを願うものである。
そして、夕食交流会。各県から持ち寄られた地酒は大変好評であった。富山の「立山」、新潟の「〆張鶴」、石川の「門前」そして長野の「若緑」(竹内県議提供)等々。交流会は大いに盛り上がったことは言うまでもない。