地域活性化推進員の活躍に敬意を表しますとともに感謝します。ご苦労様でした。

小田切など中山間地地域に指定されている13地区に3年間、地域活性化推進員が1人ずつ配置され中山間地の活性化にご尽力いただいた。地域防災マップの作成や、地域やる気支援金を得るための活性化事業の策定をはじめ、担当地区活性化のため頑張っていただいた皆さんの活躍に心から敬意を表し感謝したい。

初年度はその身分もはっきりしていなかった。総務部に所属し、支所長の命令下にあるのか、企画課に所属し住民自治協議会会長の下に職務を遂行するのか?それほどある意味、見切り発車的なものであった。それというのも「都市内分権」だの、「住民自治協議会」だのそれまでの区長会を核に各種団体によって機能していた言わば行政の下受けて的な存在であった地域組織が市長の号令一下、地殻変動が起こったのだから。

本格的に都市内分権が始動して2年が経過するというが、まだまだ課題も多い。組織的にも地域振興部が設置され支所も総務部から所管替えとなった。いささか強引ではないかと思うが?さて初年度の小田切地区担当地域活性化支援員に対する地域の皆さんの評価は大変厳しかったようだ。(畑違いの職場からいきなり中山間地支援と言われて多くを期待されても無理からぬと私は同情してしまうのだが)小田切地区活性化推進員2代の島田さんは本当に頑張ってもらった。

その島田さんが「小田切って こんなところ 山里の四季」と題して小田切の四季を撮影しDVDにまとめてくれた。四季折々の小田切の素晴らしい風景が盛り沢山に納められている。地蔵平団地、西裾花台団地にお住まいの小田切新住民のみならず他の部落をあまり訪れたことのない小田切にずっと住んでおられる住民にとっても大変興味深いできばえである。お問い合わせは小田切支所まで(電話229−3330)

このDVDが小田切の魅力を多くの市民に発信してくれることを期待したい。ただ心配なのは4月からは市が雇用する活性化推進員がいなくなってしまうことだ。小田切地区にとって活性化推進員の存在は大きい。フルタイム通年の雇用は厳しいが地区住民自治協議会の事務局長の処遇と共に小田切地区にとって今後の地区活性化にとって重要なポイントとなることは間違いない。小田切のために私ができることを精一杯やり抜きたいと決意を新たにする。