こどもの日 空高く泳げ 鯉のぼり!
農作業の合間をぬって市議会ニュースを配って小田切地区を駆け回った。区は11、集落は42ある。地蔵平区と裾花区は宅地造成された団地で150余りの世帯が集中している。その他は最小2軒から最大で22軒の集落が点在している。集落と集落を谷が分断し、くねくねした細い道を移動する。必然的に時間がかかる。
今日は子どもの日。昔はどこの集落にも1つ、2つは上がっていた鯉のぼり。最近はほとんど見かけない。それは子どもがいないと言うことだ。寂しいかぎりだ。今日も3つの集落を回ったが1つもなかった。そして、4つ目の集落で今年初めての鯉のぼりを見つけた。思わずカメラに納める。縁側から賑やかな声がする。声をかけると街場で生活している息子さんが出てきてくれた。毎年、こどもの日に小学生の息子さんを連れて実家に帰り、鯉のぼりを上げているとのこと。
新緑も鮮やかなこの時期。小田切は本当にきれいだ。樹齢700年の巡礼桜、山桜、そして優しい若葉の芽吹き。この豊かな自然を活かした地域の活性化こそ私の大きな使命と気を引き締める。