小田切園後利用にかすかな光明!

6月26日、樋口副市長が小田切園と多目的ホール「酒井将記念館」を視察した。6月本会議における市長の冷たい答弁に怒り心頭の思いで、福祉環境委員会において足らざる部分を保健福祉部長に私からの質問という形で答弁してもらい、「地元住民の思いを受け止め、今後も誠意を持って住民自治協議会とともに、有効活用に関して検討を続けていくよう要望した」と委員長報告に盛り込んだ。「更地化を原則とすると」いう本会議議答弁からだいぶ失地を回復することができたと思う。

小田切園と酒井将記念館の一体としての後利用について保健福祉部を担当する樋口副市長に直訴しようと思っていたが、本会議の休憩時間に「自ら視察したい」との意向を聞き、期待していた。視察を市民新聞が取材してくれた。記事によると樋口副市長は「宿泊施設としての利用は難しそうだが、建物は築27年でまだ使えそうだ。昼間の利用ができるような環境づくりや、何に利用するかに課題がある」とコメントしてもらった。かすかであるが光明が差した。

所管課の意向を鵜呑みにする市長に「そうは言っても地元の意向を重く受け止め、何らかの後利用を考えましょう」とでも提案してもらったようで意義ある発言と考える。「エコールド松代」を発案したほか、多くの実績を上げて副市長となった樋口氏のこれからの今後の動向を注視するとともに、私も参画していきたい。