食とみどり、水を守る長野地区会議結成
国有林職場での組合員の不当差別反対や国有林野事業の民主的再建を求めて1965年12月に発足した「長野県林政民主化共闘会議」はみどりの県民会議として国有林の公益機能の堅持や森林の持続的経営の確立をめざして活動してきた。その中心にあったのは全林野労働組合であった。一方、県労農会議は労働者と農民との連携を強化し、双方の経済的、政治的、社会的地位の向上を図ることを目的に1982年2月に結成された。運動の中心にあったのは全農林労働組合である。
両組織の地区組織がそれぞれ「みどりの長野地区会議」であり、「長水地区労農会議」である。民主党そして連合主流の労働組合勢力状況にあって、農団労が組織から離脱する中で組織の再編成が迫られていた。これまで両組織に直接的な関わりを持っていなかったが、この度両組織を統合した「食とみどり、水を守る長野地区会議」の結成に当たり構成組織の社民党長野総支部から副会長に就くことになった。米を作り、西山大豆を育て、そばを栽培すると共に2町歩近い山林を所有する私にぴったりではないか?
いずれにしても食・みどり・水の諸課題を一体的かつ、一元化して取り組む新組織はまさに時宜を得ている。TPP問題、食の安全、森林林業再生プランの具体的実施などの課題に全力で取り組んでいきたいと思う。