小田切地区元気なまちづくり市民会議

9月15日朝6時から稲刈り。今年の猛暑、稲のできは上々だ。ただし雑草が多かった。除草剤のタイミングと量がうまくなかったのだろう。ご近所の3軒は既に稲刈りが済んでしまい、きれいにはぜかけが並んでいる。そしてはぜ上げして脱穀も始まっている。まだ黄金色に実り、少し倒れ始めてもいる田んぼこそ我が田んぼである。議会が招集され本会議が開会されている中、議会に専念するのは当然である。ただ、84歳になったばかり(9月6日生まれ)の母はうちだけ残っている田んぼを見てはいらいらしている。もっともであり、その気持ちはイタイほど分かるがしかたない。

1枚の田んぼの稲刈りを12時半まで行い昼食を取り、一休みして小田切農村改善センターに向かった。午後2時から小田切地区元気なまちづくり市民会議が開催されるからだ。市内32地区で最も人口が少ない。9月1日末現在で1,093人である。1,000人を切るのもそう遠い先ではないであろう。市民会議には議員になってから欠かさず出席している(1回開催しない年もあったが)。今年は60人くらいの参加であったろうか。(2人がけの机が空いていて例年より少ない感があった)

元気なまちづくり市民会議と銘打ちながら実際は市長の市政報告会?独演会と言った方がいいのでは思うほど饒舌であった。第一庁舎・新市民会館の基本設計を長々とパワーポイントで説明された。最初の頃は物珍しくさすがは経済界出身のやり手(?)市長と思われた市民が多かったかもしれないが最近はさすがに新鮮味がなく、もういいかなあと言う感じである。建設地が2転3転すると共に建設の是非を巡って住民投票条例制定を求める直接請求もあった昨年までの経過や合併特例債の問題について全く触れず、世界的に有名な設計者を強調しの基本設計の平面図を説明したにすぎない。

市民の皆さんの関心はサッカースタジアムでしょう。連日新聞報道もされ、80億円と言う巨額な整備費が話題になっている。9月議会でも多くの本会議一般質問で議員が質問しているではないか。旬の話題を分かりやすく説明することが求められている。