今月のメッセージ 10月

9月議会が閉会した。24日に採決が行われ、市長提案の30議案は全て原案どおり可決された。市民ネットは30議案全てに賛成した。(一方で80億円のサッカースタジアム債務負担行為、6億2千万円の権堂B1再開発債務負担行為については問題意識を持ちつつ忸怩たる思いで手を挙げた。)意見書の採択でも同様にすっきりしない場面があった。地区護憲連合が提出した「オスプレイの普天間基地への配備と長野県上空を含む国内低空飛行訓練の中止を求める」請願など3本(いずれの請願にも紹介議員となった)は賛成少数で不採択となったのだが、公明党市議団が請願によらない意見書を提案してきた。当初は委員会での審査を行わず、いきなり本会議に提案する手法をとった(委細は分からないが)が、その後総務委員会で審査を行うこととして、議長に議案提案を取り下げた。

その表題は「オスプレイの安全性が確認されるまでは飛行させないことを求める意見書」である。その中身は「オスプレイの運用については、納得し得る安全性が確認されるまで、飛行を差し控えさせるよう、米国側に粘り強く交渉すること」である。一見もっともらしい。実態は全くもって骨抜きの内容である。何しろ前日にはアメリカ軍岩国基地から洋上の訓練飛行区域に飛行訓練が実施されてしまったのだから。しかし、反対はできない。忸怩たる思いの連続である。そして今日、10月1日岩国基地から6機のオスプレイが約1,000キロメートル離れた沖縄普天間基地に配備された。沖縄県民の心中を察するに余りある。粘り強く県内低空飛行訓練の反対運動を行うことで沖縄県民と連帯していきたい。

芸術の秋でもある。先週末、更北中学校・広徳中学校の文化祭を参観させていただいた。毎年、クラス合唱を楽しみにしている。中学生の澄んだ歌声が政治に身を置く私の澱みを洗い流してくれる。30度を超える体育館に涼やかなハーモニーが流れ、至福の一時を過ごすことができた。さあ、10月。決算特別委員会が連日予定されている。「義を見てせざるは勇なきなり」池田流で、もの申していく。