決算特別委員会 連日の熱弁も虚しく・・・

延べ8日間に及ぶ決算特別委員会における審議が続いてる。今日も午前は2時間、午後は5時間、計7時間近い審議が行われた。決算書の細かい数字と文字を理事者の長い説明を聞きながら目で追うだけでも疲れてしまう。でも、来年度予算に反映してもらいたいと様々に意見を述べる。その発言に理事者の反応がわかりやすいだけに、なるべくなら黙って賛成の挙手だけにしようと思いつつ、黙ってはいられない性格の自分にイライラすることも度々だ。委員会には課長補佐以上の管理職が出席しているが今日も何人かに悪い印象を持たれたことは疑う余地もない。

1期目からほとんど2年に1度の頻度で決算特別委員会委員を務めている。委員長、副委員長も経験したが、全部局の1年間の事業と決算を審議することは良い勉強になる。一方で既に議会選出の2名を含む4名の監査委員による決算認定が終わって審査意見報告書まで提出されている決算を地方自治法の定めにより議会が決算認定を行っているわけだが、虚しさも感じることも事実だ。願わくば理事者が苦言を真摯に受け止め翌年の予算編成に反映してもらいたいものだ。

それにしても委員の出席率が低い。今日の審査は2名がまるまる1日欠席。1人が半日欠席だ。決算特別委員会委員として議会で選出されたからには任務を全うすることは責務である。やむをえない事態を除き出席する義務がある。「人の振り見て我が振り直せ」ではないが私も肝に銘じ後半の審議に臨みたい。