市ソフトボール連盟閉会式
相談役を務めさせていただいている市ソフトボール連盟の閉会式に出席させていただいた。連休明けから6か月に及ぶ平成24年度シーズンが終了した。レベルの違いによってA〜Fリーグに分けられた各10チームが総当たりで優勝めざして熱戦をくり広げてきた。各リーグの優勝チームに賞状と優勝旗、楯が理事長をはじめとする役員から授与された。市ソフトボール連盟は役員や各チームから選出されたメンバーを中心に30年以上に亘りまさに手作りでナイターソフトを運営してきたのだ。
職場や地域のつながりでチームをつくったソフトボール愛好者がプレーに汗を流し、美味しい酒を酌み交わし、明日の鋭気を養うことを目的にまさに草の根運動として出発したとお聞きする。市民の手づくりのこうした運動こそ「スポーツを軸としたまちづくり」に合致するものと確信する。市体育協会の傘下でなくとも巨額の施設整備がなくともできることの証明とも言える。
しかし、ナイターソフトボールの施設環境は整備されているとは言えない。グランドの数も足りない。ソフトボールグランド6面が連なる羨ましい都市が北陸にあるようだ。ソフトボールの盛んな伊那市など南信もグランド環境がいいと聞く。河川敷グランドに頼らざるをえない本市では全国大会など規模の大きな大会の開催は困難とのことだ。環境整備とともに、施設の管理体制についても余り管理的、画一的に行うのではなく利用者の利便性を考慮すべきと考える。
総合型地域スポーツクラブの設立など、市民が運営の主体となる「スポーツを軸としたまちづくり」の実践スポーツ団体としての市ソフトボール連盟の更なる発展を心から願うものである。
今シーズン、本当にご苦労様でした。来シーズンも優勝めざして頑張って下さい。