作新大学園 創立40周年

更北公民館が主宰する高齢者大学講座「作新大学園」が創立40周年記念式典を開催した。昭和48年9月に開講して以来、卒業生は1,200人を超える。1〜4年の大学園に加え、2年制の大学院もある。全国的にも注目され毎年視察があると聞く。

以前から活動していた菊盆栽クラブと老人クラブ連合会、そして公民館が中心となって設立された。名称は稲里の下氷飽小学校の前身「作新学校」に由来する。55歳以上の更北地区、及び近隣住民であれば誰でも入学できる。11月6日に58歳になった私も入学資格がある。年17回の講座の他、入学式、卒業式、文芸祭などがある。毎週月曜日の午前中に開講される講座に毎回の出席はできないことの心配はあるが留年覚悟で入学したいとここ数年思っている。

式典には350名を超える関係者が参加した。市議会議員を代表して挨拶させていただいたが公民館の多目的ホールを埋めた大学園生、院生の晴れやかな顔がまぶしかった。生涯学習の先駆的取組みが40年の節目を迎えたが、今後50年、100年と発展されることを心から願うものである。ステージを飾った見事な菊がかぐわしく香っていた。更北地区が更に文化の薫り高い地区となると確信する。