今月のメッセージ5月

五月晴れの中、城山ふれあい広場に労働者4,000人(主催者発表)が参加し第86回県中央メーデーが開催された。昨年は参加者が少ないと感じたが、今年はふれあい広場の芝生が人で埋め尽くされていた。アベノミクスの恩恵は大企業に限定されている。地方の中小企業に働く大多数の労働者に好況感はほとんどないというのが実感はないか。

9時30分から1時間以上、仮設舞台の上で容赦なく直射日光に晒された。机の上は目玉焼きができるほどの暑さである。来年はサンバイザーを用意してもらいたいものだ。(来賓で用意周到に帽子を持参したのは1人だけであった。)

そして、今年は善光寺御開帳、また中央通りの石畳整備により車道だ狭くなったこともあり、デモ行進のコースが変更された。ほとんど人通りのなく、車が行き交う長野大通りを粛々と更新した。ハンドマイクで参加者にエールを送ったが、例年の勢いがなかったように感じた。しかし、継続することが重要だ。労働者の団結を確認する重要な日である。