静岡県立美術館県民ギャラリー
「山水境地」山水藝術表現展2003
山水画は東洋の独特な伝統文化中、もっとも優れた絵画芸術である。その背景は悠久な東洋文化の歴史に浸透されている。人間が自然と融和する意識のもとで、山水表現が単なる風景意識を越え、一種の精神表現の世界に展開している。伝統を延長する現代こそ、その山水精神が新たな表現を求めるべきである。
私は、山水表現の歴史を踏まえ、自己行為として新たな境地を目指す、「山水境地」と言う「境」を再界定すると同時に、自己精神・意識も新たな「境地」へ展開するだろう…。 (展覧会前文抜粋)
新たな空間体験を創造する(創造新的空間体験中国語)
十几年前,自開始蒙養「天光演繹」的系列山水創作時,以求 道于「天光」的表現,而展開物境・情境・意境的自我理念的昇華。所謂「天光」并非単純「光線・光源」的同義,它可以 是衆天神霊們対光的遊戯,任意・放縱・自由。同時也可以是 自我心霊所夢求的,対希望之「光」的追求。故謂之「天光」。 「演繹」是以自我理念対物体的常態,進行人為的再変化,再 構造。以創造新的空間体験,求達清雅・虚無・恬静・自由 ・縹緲・寂寥・森然・幽冥・和諧…之境。 詩経云:高山抑止,景行行止,雖不能至,心嚮往之。(2000年11月1日)