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ケナフでA3紙をすくマニュアル2;紙漉
A3サイズ:紙のすきかた
下のマニュアルではベニヤ板に紙を漉いていますが, 上の写真のように白い図画板(表面がツルツル)に漉くと 図画板に付いている面は,すべすべ(ツルツル)になります。 但し,GとKの作業で,気泡が入らないように 上からよく押して(加圧して),完全に空気(気泡)を出してください。 |
@ミキサーをかけたケナフパルプ と水を適量入れよくかき混ぜる。 漉きたい紙の厚さによって ケナフの濃度を調節する。 |
A手前から紙漉わくを入れる。 漉き網の下に空気が入らぬよう ゆっくりと入れる。 |
容器が小さいので漉き枠を 動かせない。が,この方が 素人にはベストでした。 |
B指で網をなでながら 最初にたまったケナフを 水中に泳がせるように 手で水をよくかき混ぜ 繊維が均等になるようにする。 左手は漉き枠が浮かないように おさえている。 |
C Bの作業は2人でやるとよい。 (1人は,かき混ぜ役) かきまぜを終えて 水中のケナフの動きが 止まったら ゆっくりそっと枠を引き上げる。 |
水平にゆっくり。 水面の方のケナフは 逃げてしまうが気にしない。 とにかくゆっくり上げる。 |
D水切りをする 数十秒 |
E表面がつるつるな板の 上にそっと敷く。写真はベニヤ板ですが 漉く板は表面がつるつるな 白い図画板がベストです。 |
そっと |
F手製のアクリル板を乗せる |
G上から体重をかけて押す。 圧縮して締まった紙にするためと, 板とケナフの間の空気を抜くため。 タオルは,出て来る水を吸い取る。 |
万遍なく押し,板とケナフとの 間の空気を押し出す。 |
Hそっとすき網をとる |
I網戸用の網をかぶせる |
J手製のアクリル板を乗せる |
K上から見て,気泡のあった 所をよく押し空気を追い出す |
Lそっと網をとる。ここで, 板とケナフの間に気泡が 入ったまま乾かすと 凹凸が出来てしまう。 |
2日位乾かす。 直射日光でも大丈夫です。 |
必需品手製のアクリル板 暑さ5mmのアクリル板に 穴(水の出口)をたくさんあけた |
網戸用の網 |
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