不思議な 長持ち浮遊シャボン玉
うまくいくと,穴が空いても割れない?
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これは,なんだと思いますか? 実はシャボン玉なんです。それも穴あきのシャボン玉です。
これをテレビで見たときは,とても感動し,やってみたい!!! と,何度も実験を試みました。
その結果,偶然にもこのような写真のシャボン玉ができました。

@ 単純な穴あき形のシャボン玉

A コップのように
穴が空いている
シャボン玉



B 穴が空いてから
三角形の様な形
になったシャボン玉
これは,米村でんじろう先生が
テレビでやっていた番組を参考に
シャボン液に砂糖を混ぜて
実験してみたものです。

砂糖の量や,シャボン液の作り方が,
分からなかったので
何度も実験しながらやりました。
やるたびに量が違うので
それで色々な形になるような
気がします。

とても不思議な体験だったので
紹介します。
はじめに,シャボン液に砂糖をたくさん混ぜます。いつも量が適当なので
割合は??です。シャボン液も,ジャンボシャボン玉などで使った液や
他のシャボン液の余ったものを,もったいないので,とっておいた
ブレンドなので,割合などは???です。すみません。
細い塩ビ管にシャボン液を付けて
ティッシュでこすり,静電気を起こす。
静電気が発生したら,ふくらます。
パチパチと音がすれば,静電気が
よく発生しています。
写真のような下敷きに,自分の服や
ティッシュなどで静電気を発生させ
シャボン玉の下に持っていくと
静電気が反発しあって,
シャボン玉が浮遊します。
テレビでは,風船でやってました。
その後,手でシャボン玉を操れます。
手はシャボン玉と反対の
電気を帯びているので,
引き寄せられてきます。
ここまでで,5分くらいは浮遊しています。私の最高記録は
約7分間浮遊していました。
しばらくすると,シャボン玉に
穴が空きますが,割れません!
シャボン液や砂糖の調合によっては
簡単に割れてしまいます。

珍しい光景なので,職員室で
先生方に披露しました。
初めて見る光景に,みんな
驚いていました。


穴が空くと,小さくなります。 米村先生の解説では,砂糖の膜が
静電気で反発しあってできる。と
言っていました。
今回は,三角形の様な形
になりました。

上記のページを書いてから,約1ヶ月後 うまくいく調合が実験の結果わかりました。
私独自の調合ですけれども,よかったら参考にして下さい。

静電気で反発させ,落とさなければ,うまくいくと20分くらい割れずに飛び続けました。(私の記録です)

台所用洗剤:PVA系洗濯糊:グラニュー糖:水=1:5:8:10(重さの割合です)

台所用洗剤=界面活性剤が40%前後の物
PVA系洗濯糊=ポリビニルアルコール10%の物


まず,水と洗濯糊をよく混ぜます。よく混ざった後,台所用洗剤を混ぜます。これはジャンボシャボン液などに使うシャボン液です。
このシャボン液にグラニュー糖(砂糖でもよい)を混ぜます。これは,シャボン玉を作るときに混ぜます。
ちょっと置いておくと,分離するようなので,
シャボン玉を作るときは,いつもこまめにかき混ぜてからやらないと,うまくいきません。
一回一回かき混ぜてから,シャボン玉をふくらませて下さい。

このシャボン液は,たっぷりグラニュー糖が混ざっているのでどろっとしています。
静電気をおびたシャボン玉にする方法(私独自の方法です)

上記の方法で,うまく静電気を帯びたシャボン玉にならないとき。

うまく静電気を帯びたシャボン玉にならないときは,下敷きや塩ビパイプをシャボン玉に近づけると,
シャボン玉が下敷きや塩ビパイプに引き寄せられくっついてしまいます。

何度やってもそうなってしまう時は,次の方法でシャボン玉に静電気を帯びさせられます。

まず,シャボン玉をふくらませ浮遊させます。
ゆっくりと降りてくるシャボン玉に,静電気を帯びさせた下敷き等を下からゆっくり近づけ,
一瞬だけシャボン玉に触れさせます。
90%の確率でシャボン玉は割れちゃいますが,一瞬だけ触れる技術を身につけて下さい。

この時に,シャボン玉が割れなければ,下敷きの静電気がシャボン玉に移り,下敷きとシャボン玉は
同じ静電気を帯びることになるので,反発しあい,自由に操れる(浮かせる)ことが出来ます。

私も,10回に1回くらいの確率で,成功します。

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