チョウチョを飛ばそう
私のオリジナルのおもしろ実験です。since1999.12 yesterday today
この実験は,青少年のための科学の祭典茨城大会2000・同2002in東海でのおもしろ実験の中で紹介しました。
どんな実験? 用意するもの
左の写真のように,
チョウチョ(ハッポースチロール)が
飛ぶ(浮遊する)実験です。
・ハッポースチロール
・下敷き(静電気が発生しやすいもの)
・カッター(作るときだけ)
・ティッシュペーパー
作り方
左図のように,
ハッポースチロールを
すきな形にカットし,
それを右図のように
薄〜く スライスする。
  (1mm以下)
厚いと重くて飛びにくくなります。
静電気の起こし方
左図のように
スライスした蝶を
ティッシュとティッシュの間に
はさむ(サンドイッチする)。
はさんだら左下図のように
ティッシュの上から
手で軽くこする。
蝶の後,下敷きに静電気を起こす。
下敷きは,
自分の着ている服,
又はティッシュでこすり
静電気を起こす。
(パチパチと音がすれば完璧)
飛ばし方
ティッシュから蝶を取り
空中に放り投げる。
(手にまとわりつくので
 なるべく上の方に)
その後,下敷きを蝶の下に
持っていくと,右図のように
静電気が反発しあって
蝶は空中を舞います。
数分間 飛ばせます。
左図は,
トンボの形に
切り取ったものです。

右図はそれをスライスし
飛ばしている写真です。
青少年のための科学の祭典茨城大会2000でのおもしろ実験の中で,
紹介したときは,小学生達の「お〜。すげ〜。」という歓声の嵐でした。
静電気だってことも小学生はすぐ分かったようです。
「やらせてください」の声に,やらせてみたら小学1年生でもできました。
(蝶は私が放り投げてあげたんですけど)
予備実験として4年生のクラスの中(私のクラス)でやったら,
やはり子供達は同じように感動し,
「やらせて〜」とすぐに くいつきました。

注意 空気が乾燥していないと静電気は良く発生しません。
    冬が一番いいですね。手が濡れているのも×××です。

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